落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

終わりと始まり

2009年07月04日 | diary
スタジオボイス:サブカルチャー先駆け、月刊誌が休刊

ついにSTUDIO VOICEも休刊ですかー。まあねー、時代の流れといやーしょーがないですけどねー。
ぐりもご多分にもれず、学生時代愛読してたSTUDIO VOICE。とゆーか、あのころは雑誌がとにかく好きで、毎月あらゆる雑誌を必死に読みあさってたなあ。今みたいにネットなんかなくて、TVも既に大して好きじゃなくて。雑誌編集者になろうかと思ってたときもあるし、実際そういうアルバイトもした。
でもいつの間にかそういう幻想はどこかに消えて、その後は映像の世界に方向転換、雑誌そのものもほとんど読まなくなってしまった。
ここ数年、いろんな名物雑誌─編集会議、マリ・クレール、諸君!、噂の真相、月刊プレイボーイ、月刊現代、週刊ヤングサンデーetc.─が休刊に追いこまれて来たけど、ぐり個人にとっては雑誌はもうとっくに終わったメディアだったから、これという感慨はあまりなかった。しょーがないね、以上終わり、みたいな。
それでもSTUDIO VOICEの休刊はやっぱりちょっと淋しい。20代はどんどん遠くなってくなあー、って、当り前なんだけどさあ。

終わったといえば。ぐりは最近転職しましたけどもー。
前までいた仕事場は人数も少ないし、日常的に顔をあわせる取引先もお得意が多くて、すごく限定的な人間関係の中で生活をしてたんですけども。
んでこの業界やっぱし男性が多くて、その中でもぐりはもう「女の人」扱いはされてなかったんだよね。なんてゆーか、女性扱いはされるわけ。やっぱ男性とはべつ、みたいな。でも「女の人としての価値」みたいなものはさっぱり認められてないとゆーか。有り体にいえば「おばはん」扱いだったわけですよ。「女の人」としては終わってる、とゆー。ええ。
それが転職しましたらば。微妙にそれなりに「女の人」扱いで嬉しーです。やっぱし男性が多い職場だけど人数は前の10倍くらいいるし、年齢層も広い(以前=20〜30代、現在=20〜70代)。あと痩せたのもあるか?体型とか服装もけっこう違うもんね。
けど「微妙」で「それなり」でも「女の人としての価値」を見い出してくれる人がいるのは単純に楽しい。頑張って女の人らしくしよう、とも思います。メイクだってちゃんとやろうって思うし、挙措動作もがさつにならないように気をつけよう、と思う(たまに地が出て焦るけど)。
そんでそーゆーとき、あーアタシ今エストロゲン分泌してんなーって思う。マジで。ホントに。

世の男性の皆様、奥さんや彼女、同僚やお友だちが最近女らしくないとお感じのあなた、原因はもしかしたらあなたかもしれません。
女の人は女として扱われないと、そのうち男になっちゃう生き物なんですよー。
しかし今の仕事場、エレベーターがなくて毎日階段の昇り降りが激しいので(ぐりのオフィスは5階)、服や靴に制限があるのがつまらない。脚がむくまなくなったのは儲けもんですけどもー。


栃木県お花の城ガーデンウォークにて。