今ちょっとごめん

『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』　町山智浩著
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最近あんまし本を読まなくなった。映画もあんまり観てない。
読む時間はある。何しろ通勤時間は以前の４倍以上かかるんだから。休みもちゃんとある。退勤時間が早いからレイトショーにだって行ける。
でもなんとなく気が進まない。次の週末から始まる東京国際レズビアン＆ゲイ映画祭２００９やＳＫＩＰシティ国際Ｄシネマ映画祭２００９も行くつもりではいるけど、前売りは確保してない。はっきりした予定もまだ立たないし。
理由はたぶん、転職したばかりでアタマの中が新しい仕事でいっぱいだから。会社の規模も大きくなったし、する仕事内容もこれまでとはかなり違う。そもそもあんまりお利口なノーミソじゃなかったけど、さすがにそんなこともいってられない。不器用は不器用なりにどーにかうまくやってかなきゃいけない。映画や読書は二の次三の次になってもしょーがないかも。

けどホントはちょっとマズイなあとも思う。
ぐりはＴＶを観ないのでもともと世事には疎い方だけど、ニュースサイトや本から入って来る情報がなくなればアッという間に疎いどころじゃなくまったくの無知になってしまう。映画だってうっかりしてるうちに観たかった作品はどんどん打ちきられて、さて観ようと思ったころにはドラマやコミック原作のゴミ映画しかやってないなんて事態も生じる。そんなのに入場料なんか金輪際払いたくない。世間的に作品がどんだけおもろかろーが、もとのＴＶやコミックに興味がないのにそんなの観たってしょーがないじゃん。
転職してインターネットをチェックするヒマもなくなりポッドキャストも聴かなくなり、たまにうっかり若い子（ｅｘ．アメリカと日本の大学を出てＩＴ企業を経営している２０代イケメン韓国人、あるいはアメリカの大学を出て某国連関連団体に勤務している２０代の美人アクティビスト、つまりよーするにインテリ、エリート）と喋ったりするとすーんげー自分がおバカになったよーに感じることがある。ヤバい！ヤバいよアタシ！自分以外の世の中どーでもいい人になりかけてない？キケンキケン！みたいな。

まあだからこんな本を読んでみたってワケでもないんですが。例によって町山さんのブログやラジオ番組で語られたネタと完全にカブッてて聞いたことある話ばっかりだし。ただそのブログもラジオ番組もここんとこチェックしてないからなあ。
しかし無知であることに付加価値をでっち上げるキリスト教原理主義のことは今のぐりは笑えない。ぐりの知識欲レベルはここんとこ下がりっぱなしだからだ。
いかん！いかんぞ。こんなことでわ。
でもなあ・・・正直なところ、マジで仕事のことしか考えらんないのよ。今。ゆるしてえ。