ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

言い様 聞き様

2008年10月04日 | 千伝。
10代、20代、30代の若者の結婚率が減って、65歳以上の結婚率(初婚、再婚含む)が増えているという。

最近の運命の手順書(社会世相、占い)には、最後となる運命の人は、人生の終末に出会うと書かれているのだろうか?

息子からネット情報をパソコンに取り込む(手順書にはない)裏技を教えて貰った。

ふぅ~ん・・なかなかの凄い腕前に脅威を覚える。

と思いつつ、いつ、どこで、どのように習得したのかと感心する。

満更、馬鹿息子じゃないようである。

人間・・好きな事をして生きてゆけば、それでいいのではないかと思い始めている。

今月から、家内が、関東へ関西へと出かけて動き出した。

妻である家内が、家外の妻になりそうである。

小生も、あしたは地元でのハーフ・マラソンに参加です。

好い様・・あなたは、強い気持ちで、運命を変えたいですか?

利き様・・それとも、今のままの運命の道を走り続けますか?

あなたに、幸運の風がふく明日となりますように♪

15歳と51歳のニオイ

2008年10月04日 | 千伝。
15歳だった頃、生前の父は「おまえの歳の頃は、中国や南方方面で働いていた。

勉強が嫌いならば、中学校を卒業したあと仕事に就いて働け」とよく言っていたものである。

父は、家の中にも庭にもゴミひとつ落ちていても気にいらなくて自分で拾っていた。

また机の上にあるモノも引き出しの中も常に整理整頓してきっちりとまっすぐに置いてないと気に入らない性質だった。

とにかく乱雑な状態が許せない気性で、そのことで口煩く何度も叱られた思い出がある。

そんな父の気質や教えが自分に伝わったかと言えば、残念ながら全くの否である。

我が家の内部は、乱雑な状態そのものである。

とりわけ、15歳になる息子の部屋は、ジャンク状態であり、もし父が、今の孫の部屋をみると卒倒するかもしれない。

ただ、可愛い孫に直接説教するよりも「親の躾や教育が悪い。甘すぎる」と小生が罵倒されるのだろう。

小生、この頃息子に「おまえの歳の頃は、もうちょっと勉強をしていた。勉強が嫌いならば、中学校を卒業したあと何かの仕事に就いて働け」と伝えている。

結局は、小生の母同様に、家内が息子に進学の手順を導くのだろうが・・生きてゆくための強い気持ちを育てればいいと思う。

父は、若い頃から妙にカメラや電化製品や腕時計の収集にこだわっていて、スイス製の高級時計も数個残している。

小生、全くそういう類に興味がないのだが、息子が祖父の収集品に異様に興味を示していた。

その幾つかを祖父の形見と称して持ち帰っている。

また、父は、後半生には微かなニオイのある香水をつけていたが、何故だろう?

男は、汗臭いものであるという生き方を教えてくれたはず・・。

息子15歳の匂い、小生51歳の臭(にお)い・・父の横顔と背中と面影を重ねる日々なのである。

多分、父から見れば、鼻持ちならない親子に映るかもしれない。

合掌