百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

いのちの気

2008年10月29日 | 千伝。
いのちの気がかり・・。

地方に行くと、長い渋滞の車の列が見かけることがあり、どこかのショッピングセンターかと思うと・・たいていが大病院の駐車場まで繋がっていました。

患者さんの家族が送り迎えしているのでしょうが、大変な混雑ぶりと大きな負担です。

福井市内には、大きな病院が4つ(県立、済世会、日赤、福井大)あり、うまく地域に分散されて、さほどの通院の渋滞の心配がありません。

ただ、夕方になるとほとんどの部屋の窓があかあかと灯り、どこか満室状態のホテルの威容を醸し出すほどに見間違います。

部屋の灯りひとつひとつに命の物語があるのでしょう。

昨日、スーパーの野菜売り場で見た・・小さなジャガイモ、タマネギが各1個40円の値札・・よく売れていました。

1個40円が、高いのか、安いのか・・わかりません。

最近、タマネギを剥いて涙が流れた憶えがありません。

また、ジャガイモを潰して、ポテトサラダを作った憶えもありません。

命をつなぐ恵みに感謝です。

いのちの気がかりです。

孤人主義

2008年10月29日 | 千伝。
護送船団 日本丸社会から、個人主義の自己責任の時代となり、自立ということでは、サービスや手伝いや纏りが崩れました。

日本人は、孤立した個人主義まで陥ったのかもしれません。

チームワークで快進撃だった日本丸も撃沈されて、一億総中流が、一億下流と一握りのセレブの格差社会になるに至ります。

政治家は、悪い政治家が悪いのではなく「それを選んだ国民が悪い」と開き直る始末です。

それを言うならば、まず第一に、日本の国会議員の思い切った定員削減、現状の半数ぐらいにすべきだと提言すべきです。

国民を売り飛ばすかのような放蕩政治家が、国の品性さえを貧しくしています。

政治官庁システムの淘汰、経済金融システムの淘汰、マスメディアの淘汰、裁判制度への参加・・。

国も国民も、ますます個人主義から孤人主義へと拍車がかかります。

あなたにとって、さわやかな秋の今日一日でありますように。