百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

一言筋

2008年10月11日 | 千伝。
連日、世界同時株価下落、世界金融不安のニュースが流されている。

田舎に暮らしていると、東京発の「ニュースの視点」がズレていると感じるのである。

金融不安は、ジワジワと国民経済に不況を及ぼすと考えているが、不安を煽るのは、大都市圏、主に金融機関とその関係者に直接影響を及ぼすだけにして欲しい。

含み益と含み損の関連は、いわゆる体感温度の部分であり、地方の体幹血流部分と切り離して経済を語って欲しいのである。

年収1000万円の者が、年収100万円になって苦しむのと・・

年収1億円の者が、年収1000万円になって苦しむのでは、同じ生活苦でも、いささか異なるのである。

地方の商店街のシャッター通りに、今以上の不況・不景気の風が吹いても変わらない。

台風対策同様に店のシャッターは、不景気風によって、すでにちゃんと長い間閉じられていて、誰かが開けるのを待っているのである。

さて、日経平均株価が7000円台に下落突入すると「買い宣言」をする輩が増える。

来週は、大変、見ものである。

強くて明るい日本を目指す麻生内閣ならば、円高90円台は、大歓迎すべきものでしょう。

そんな一言が、景気を明るくするのになぁ・・。