ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

春のおとずれ

2012年03月10日 | 百伝。
ラジオから、懐かしい歌謡曲「春の訪れ」が流れてきました。

歌うのは、小柳ルミ子さん。

高校二年生だった2月か3月か・・今頃の時季だと思います。

当時、歌手の小柳ルミ子さんは、「私の城下町」「瀬戸の花嫁」で売り出した純真アイドルスターのような存在でした。

その小柳ルミ子さんが、新曲「春の訪れ」をひっさげて、尾道にやってきました。

NHKの日曜日のテレビ番組「素人のど自慢大会」にゲスト出演です。

小生も、参加しました。

歌い手ではなく、警備員としてです。

会場は、尾道高校体育館。

警備員担当は、尾道高校野球部部員。

会場で何かトラブルが起きたとしても、俊敏屈強な若者たちで抑え込むというNHKの方針だったのでしょう。

当時、尾道高校野球部は、秋の県大会決勝で、その夏の甲子園で全国制覇した広島商業と闘うぐらい勢いがありました。

その野球部の中心的な存在が、同級生の保ちゃんでした。

「おみぁも、するか?」と誘われたのか?

「わしも、させてくれ?」と頼み込んだのか?

・・思い出せませんが、高校も違い全くの部外者の僕が、例外的に一人追加参加できたのです。

お弁当も日当も好かったという思い出があります。

会場には、広島県岡山県の到る処から、若きアイドルスターの小柳ルミ子さん見たさで多くの観客でいっぱいの状態でした。

僕らは、警備という腕章をつけて会場に配置されました。

NHKの番組担当者から、「小柳ルミ子さんが、タクシーに乗って体育館裏手の小道から、こっそり会場に入るから、君、そこでゲートを開けて待って、ここまで歩いて案内してくれるか?」と・・何故か、小生に白羽の矢が立ったのです。

おそらく、丸坊主頭でなかったのが幸いしたのかもしれません。

それも、単独行動です。

当時のスターをお迎え出来る高揚感でドキドキです。

そして、その場所に行き待っていました。

小柳ルミ子さんを乗せた黒いハイヤーが、やってきました。

ゲートを開けて待っていると、運転手から、あっさりと「このまま直接会場まで乗せて行く」とのこと。

意気消沈です。

気を取り直して、ダッシュで報告のために戻りました。

その後・・会場内で警備。

あとで、小柳ルミ子さんと握手もできました。

芸能人の手は柔らかったという話題で、しばらく盛り上がりました。

あの日、尾道の桟橋から百島へ帰る船から見た夕日が、眩しかったのを思い出します。

翌日、「春のおとずれ」のレコードを買いに行った記憶があります。

NHK素人のど自慢大会・・まだ青かった「春の音ズレ」の1ページでした。

犬猫みなしご救援隊

2012年03月10日 | 千伝。
・・というNPO法人があります。

代表者は、中谷百里さんという広島市可部出身の女性です。

今、栃木県の那須塩原を拠点にして、福島県の被災した動物を保護しているようです。

この法人の存在を知ったのは、宇都宮に暮らす小生の友人夫婦からの連絡でした。

奥さんの方が週末に「犬猫みなしご救援隊」へ出向き、ボランティア活動をしているとのこと。

この夫婦、かなりユニークで個性溢れる持ち主ですが、代表者の中谷百里さんも・・相当個性的な人物のようです。

同じ広島県出身絡みで、引き合わせたいのかな?!

紹介させて頂きます。

http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/

http://www.minashigo.jp/