ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

お盆「帰る場所」

2014年08月14日 | 百伝。
今日は、お盆。

百島も大勢の帰省客で賑わっているようです。

10年前のお盆の時季、富士山登ったあと、そのまま百島へ帰省したのを思い出しています。

父もまだ元気でした。

ぼくの体重も、たぶん今より10キロぐらい軽く80キロ程度だったのでしょう。

20年前の体重は、約70キロ。

30年前の体重は、約60キロ。

・・怖ろしくなります。

10年前、富士山登山口で撮った写真です。



ところで、10年前の夏の甲子園の優勝校は、どこの高校だったのか憶えていますか?

津軽海峡を越えて、はじめて北海道に優勝旗を持ち帰った駒大苫小牧高校です。

因みに準優勝校は、現広島カープに所属する福井投手を擁した愛媛県代表の済美高校でした。

どっちを応援するのか迷ったのも憶えています。

さて、今日の甲子園の第四試合の広陵高校Vs三重高校・・とても、いい試合でした。

でも、広島県代表、残念でした!

延長11回裏、二死満塁のピンチ。

広陵の吉川投手の四球押し出しサヨナラ負け・・でも、負けて勝ったような試合でした。

ナイス・ゲームです!!

剣道の試合で、相手から一本を取って、ガッツポーズをした剣士が失格した出来事を思い出しました。

人に勝って、ガッツポーズとは、敗者への礼儀知らずとなるのでしょう。

剣道関係者は、オリンピック種目にしようと考えてもいないはずです。

広陵の吉川投手・・いいね!

堂々として、これからの人生が楽しみです。

それを引き立ててくれたのが、相手の三重高校の打者。

四球(フォアボール)押し出しになった途端、「勝利の喜び」を歓喜いっぱいのガッツポーズ。

一瞬、球場全体、テレビ画面の前で・・ゴメンね!!

・・ちょっと引いてしまいました。(笑)

打って勝てば、勝者の歓喜として拍手でしたが、敗者の美学というものを際立たせた裏方のヒーローです。

選球眼がいいという人生を歩むのかなぁ・・これからの人生。

「スポーツ精神に則り正々堂々と戦います」

どうも、相手のミスにつけこんでの勝負ではなく、真向勝負だから「感動」と「涙」が噴き上がるのでしょう。

誇れる人生って、何でしょうね?

今日は、お盆でした。

・・お墓掃除をしました。

帰り道・・途中「西光寺」に立ち寄って、柴田勝家公、お市の方のお墓参りも済ませました。



新田義貞も然り、帰る場所も無い歴史上の敗者だけど・・福井の誇りとなっています。

ふるさとは、誇りともなり、

ふるさとは、懐かしくもあり、

ふるさとは、面倒ともなり、

ふるさとは、会えてよかった場所。

「帰る場所」は、ありますか?