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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

七夕と千羽鶴と。

2019年07月04日 | 百伝。

今朝、ラジオを聴いていると、戦後の商業振興策と起源とした「神奈川県湘南の平塚七夕祭り」が、明日から開催されるとのこと。

七夕祭りと言えば、平塚、そして、八月に行われる仙台七夕祭りが日本を代表する七夕祭りとして知られています。

東北三大祭りの「秋田竿燈、青森ねぶた」も七夕行事と関係があるとのこと。

全国各地で様々な七夕行事が行われますが、圧倒的に東日本での七夕行事が盛んなのは、何故かな?

七夕(たなばた)の由来は、誰もが知っている織姫・彦星の星物語

この星物語、既に万葉の奈良時代の頃、中国から日本に伝わったとのこと。

そして、この星物語が、七夕(たなばた)と日本独自の呼び方になった流れを説明すると、もともと織姫は「棚機つ女」(たなばたつめ)。

7月7日の夕方を表して七夕(しちせき)が、棚機(たなばた)から、現在形の進化して、七夕(たなばた)という読み方に変化したとのこと。

短冊に願い事を書くようになったのは、江戸時代からだとのこと。

その短冊以外の七夕飾りに、五色の吹き流し、折り紙で作った財布、神衣、折り鶴(千羽鶴)などがあります。

ちょっと想ったこと。

おそらく、世界でいちばん千羽鶴が集まる場所は、広島だと思います。

・・・毎年、かなりの千羽鶴が廃棄処分になっていると考えます。

あの千羽鶴を、ひろしま平和の七夕飾りとして、再利用すればよいのにと考えました。

あるいは、平和の鳩と千羽鶴をシンボルとした広島から百島に、千羽鶴を譲り受けるのは、どうでしょうか?

ツィッターの鳩のカタチ、愛のハートのカタチと似たモモシマに、百万もの千羽鶴を飾るのも相応しい行事となるかもしれません。