暑いのに、夏風邪を引いてしまいました。
のどの痛み、咳あり、少々熱発気味、それでも発汗作用は多くあります。
昨日は、駐車場に半年以上眠っていたバイク(ビッグ・スクーター)を再起動。
息子のメンテナンスで新品の後輪タイヤに交換後、朝倉遺跡、一乗谷の滝まで、試運転。
今日から三連休なので、ちょっと広島か、東京まで、ツーリングしようと考えていましたが、この猛暑と体調不良で中止しました。
現状の僕の握力、腕力では、単独長距離ツーリングは、無理だと自覚。
無理は、禁物です。
それにしても、一乗谷の滝は、涼しかったです。
ここで、佐々木小次郎は、「ツバメ返し」という秘剣を見出したとのこと。
日本一を目指さなくても、宮本武蔵と巌流島で闘わなくても、この越前で秘剣「ツバメ返し」の奥義を伝える免許皆伝の道場を開いておれば、佐々木小次郎は、自ずと日本一の剣客になれたろうにと妄想していました。
宮本武蔵は、五輪書を書き遺したからこそ、日本一の剣客となったのです。
一乗谷の滝を見上げて思うこと。
涼しくて、平和で穏やかな日々であり、贅沢品でなくても、ちょっと美味しいものを食べれば、十二分満足です。
剣やら刃物やら銃やら、天災やら決闘やらテロやら戦争によって、傷つき、生物としての命の終焉を迎えるのは、悲しいです。
もうひとつ悲しいのは、人の言葉、人の仕打ち、人の感情によって、人は、人によって傷つけられて、心が殺されるという哀しみです。
とりわけ、将来ある若者には、「引きこもる力」ではありません。
「気を取り直す力」が、必要です。
前に進みましょう。
二輪もいいけど、四輪もいいけど、進みましょう。
来年は、五輪の夏です。
さて、「老い」というのは、誰もが初めて体験する境遇と対峙しなければならない未知との遭遇です。
「老いる人」も同じく、握力と腕力を鍛えないと、「気を取り直す力」が、湧いてきません。
ある作家も言っておりましたが、同感です。
最近思うのは、「愛想の好い人」やら「ヨイショの出来る人」・・・皆さんは、社会の宝物、宝船です。
百人力、大車輪を備える人物です。