海の日に 燧ケ岳と 至仏山
尾道と瀬戸内海。
瀬戸内海には、燧灘。
燧灘には伊吹島。
四国には、石鎚山(1982m)と剣山(1955m)が存在する。
福島と群馬の県境には、尾瀬ケ原がある。
尾瀬の会津側には、燧岳(2356m)上州側には、至仏山(2228m)が対峙する。
尾瀬ケ原から見る燧岳と、瓶ヶ森から見る石鎚は似ている。
至仏山と剣山は、なだらかさでは共通の山景である。
剣山には、安徳天皇の剣を埋めたという伝説がある。
山腹には、平家の落人の祖谷村がある。
一方、燧岳のそばには、平ヶ岳(2141m)あり、檜枝岐という秘境の村があり、落人説もあると言う。
また、至仏山のそばには片品村あり、武尊(ほたか2158m)山あり。
他方、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は、岐阜と滋賀の県境の伊吹山(1377m)の山中で、遭難したとの神話がある。
瀬戸内海と尾瀬ケ原。
遠く離れた海と山なれど、共通の名前を拾っていくと神話まで辿り着いた。
今も神話の続きかも知れない。