ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島の朝

2012年03月13日 | 百伝。
今年、二度目の百島の朝です。

歳をとれば、身も心も柔軟性をなくして、固くなるようです。

ただ想いだけは、固くならないように。

朝起きて、ご近所の漆原事務長の自宅に寄らせていただきました。

とても短い時間でしたが、想像した通りの優しさ溢れる方です。

この広い海いっぱい、飲み干すぐらいの志と、コップ一杯のコーヒーを味わう至福な心を大切にしたいものです。

気持ちの好い朝を過ごしています。

百花繚乱

2012年03月11日 | 千伝。
地震 津波 原発

あれから一年。

弥生 朧月 月光菩薩

山近く暮らせば、山のものを喰う。

海近く暮らせば、海のものを喰う。

草を見て、花と思う。

花を見て、草と思えぬ。

百の被災地 百の復興

乱さず ひとつひとつ

合掌


春のおとずれ

2012年03月10日 | 百伝。
ラジオから、懐かしい歌謡曲「春の訪れ」が流れてきました。

歌うのは、小柳ルミ子さん。

高校二年生だった2月か3月か・・今頃の時季だと思います。

当時、歌手の小柳ルミ子さんは、「私の城下町」「瀬戸の花嫁」で売り出した純真アイドルスターのような存在でした。

その小柳ルミ子さんが、新曲「春の訪れ」をひっさげて、尾道にやってきました。

NHKの日曜日のテレビ番組「素人のど自慢大会」にゲスト出演です。

小生も、参加しました。

歌い手ではなく、警備員としてです。

会場は、尾道高校体育館。

警備員担当は、尾道高校野球部部員。

会場で何かトラブルが起きたとしても、俊敏屈強な若者たちで抑え込むというNHKの方針だったのでしょう。

当時、尾道高校野球部は、秋の県大会決勝で、その夏の甲子園で全国制覇した広島商業と闘うぐらい勢いがありました。

その野球部の中心的な存在が、同級生の保ちゃんでした。

「おみぁも、するか?」と誘われたのか?

「わしも、させてくれ?」と頼み込んだのか?

・・思い出せませんが、高校も違い全くの部外者の僕が、例外的に一人追加参加できたのです。

お弁当も日当も好かったという思い出があります。

会場には、広島県岡山県の到る処から、若きアイドルスターの小柳ルミ子さん見たさで多くの観客でいっぱいの状態でした。

僕らは、警備という腕章をつけて会場に配置されました。

NHKの番組担当者から、「小柳ルミ子さんが、タクシーに乗って体育館裏手の小道から、こっそり会場に入るから、君、そこでゲートを開けて待って、ここまで歩いて案内してくれるか?」と・・何故か、小生に白羽の矢が立ったのです。

おそらく、丸坊主頭でなかったのが幸いしたのかもしれません。

それも、単独行動です。

当時のスターをお迎え出来る高揚感でドキドキです。

そして、その場所に行き待っていました。

小柳ルミ子さんを乗せた黒いハイヤーが、やってきました。

ゲートを開けて待っていると、運転手から、あっさりと「このまま直接会場まで乗せて行く」とのこと。

意気消沈です。

気を取り直して、ダッシュで報告のために戻りました。

その後・・会場内で警備。

あとで、小柳ルミ子さんと握手もできました。

芸能人の手は柔らかったという話題で、しばらく盛り上がりました。

あの日、尾道の桟橋から百島へ帰る船から見た夕日が、眩しかったのを思い出します。

翌日、「春のおとずれ」のレコードを買いに行った記憶があります。

NHK素人のど自慢大会・・まだ青かった「春の音ズレ」の1ページでした。

犬猫みなしご救援隊

2012年03月10日 | 千伝。
・・というNPO法人があります。

代表者は、中谷百里さんという広島市可部出身の女性です。

今、栃木県の那須塩原を拠点にして、福島県の被災した動物を保護しているようです。

この法人の存在を知ったのは、宇都宮に暮らす小生の友人夫婦からの連絡でした。

奥さんの方が週末に「犬猫みなしご救援隊」へ出向き、ボランティア活動をしているとのこと。

この夫婦、かなりユニークで個性溢れる持ち主ですが、代表者の中谷百里さんも・・相当個性的な人物のようです。

同じ広島県出身絡みで、引き合わせたいのかな?!

紹介させて頂きます。

http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/

http://www.minashigo.jp/

百島プロジェクト

2012年03月09日 | 百伝。
三月下旬から四月上旬・・もうすぐ、桃の花が咲く。

日本一沢山の桃の花が咲く桃源郷のような風景を見渡せる山梨県笛吹市界隈まで、足を伸ばしてみたい気分です。

百島が、桃島だった頃、桃が一面に咲く、桃源郷のような島だったのに違いありません。

百島を、百花の咲く幻想的な想いを、故郷のキャンパスに夢を描いています。

同級生から、「何か、百島プロジェクトを興すならば、協力する」と言われました。

・・はて。

・・さて。

最優先課題は、島外から人を呼び込むこと。

それが、出来る人材が必要であること。

20歳前後・・同級生の保ちゃんの家には、休みとなれば、島外の仲間がやってきて、百島が賑やかになる時代がありました。

そのまま、百島に居ついて、「いつ百島から帰るんだ?」とその家族からの問い合わせがあるほどでした。

その仲間が、次々と男女関係無く仲間を引き連れて、釣りをしたり、泳いだり・・大勢で遊んでいました。

いつのまにやら、県外からも、やって来た状態にもなっていました。

偉いのは、それを受け入れた保ちゃんの御両親でした。

無償で民宿合宿状態を行っているようなものでしたから、大したものです。

ほんとうに感謝、感謝です。

だから、保ちゃんは、親孝行をしなくていけません。

百島で生活をするならば、休耕地を利用するのが一番でしょう。

理想は、農園やら花園で、百島をいっぱいにすることでしょう。

でも、現実的な生活を支えるならば、休耕地を活かして、例えば、リサイクル資源(不要物)の置場、オートバイやらサイクリングの練習場、墓地管理・・NPO法人設立からエネルギー供給ビジネスまで、いろいろとあると思います。

百島プロジェクト・・。

正直、今の小生には、体力、気力がありません。

でも、残りの人生を、百島の同級生たちと楽しく可笑しく、また一緒に遊んでみようという想いはあります。

朝に感謝。

2012年03月07日 | 百伝。
この頃、血圧が高く、身体の動きがツライのですが、朝の目覚めに感謝です。

同級生の保ちゃん、あゆちゃんにも感謝です。

旗手のおじさんにも感謝です。

漆原事務長にも感謝です。

来週・・百島に帰ってみようかと考えています。

家での雑事(整理処分、家内引っ越し)、小生の進学勉強、仕事・・アレもコレも用事が多いのは、好いことですが・・。

体重を減らさないと・・。

腹八分にしないと・・。

ストレッチもしないと・・。

先日、奈良を故郷に持つ方が、「春日山の森の生霊に我々は守られているんです」とおしゃっていましたが、その通りかなと思いました。

春日和です。

百島の氏神さんやら生霊に会いに帰ろうと感じました。

今朝の想い、感謝です。

桃の節句

2012年03月03日 | 千伝。
今日は、三月三日・・ひな祭り。

ラジオから「うれしいひな祭り」の曲が流れてきました。

サトウハチロー作詞、幼な子よりも、大人が聴くような童謡です。


あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひな祭り

お内裏様と おひな様
二人ならんで すまし顔
お嫁にいらした 姉様に
よく似た官女の 白い顔

金のびょうぶに うつる灯を
かすかにゆする 春の風
すこし白酒 めされたか
あかいお顔の 右大臣

着物をきかえて 帯しめて
今日はわたしも はれ姿
春のやよいの このよき日
なによりうれしい ひな祭り


次に、ラジオから流れてきた曲は、AKB48の歌でした。


会いたかった
会いたかった
会いたかった
Yes!
君に・・。


きっと、選曲者は、日本人の失くした情感に何かを比較して訴えたいものがあったのかもしれません。

今日は、三月三日・・耳の日でした。

卒業式

2012年03月02日 | 千伝。
正式名は、卒業証書授与式。

昨日、息子の卒業式を観覧して参りました。

1時間ぐらいかなぁと思っていると、ナント、2時間もの卒業式でした。

正直、疲れてしまいました。

卒業生、在校生は、この日のために、延べ8時間程、練習したとか・・。

久し振りに「仰げば尊し」を聴くことができました。

同じ頃、息子宛てに某大学の合格通知書が届いていました。

折られた裏面に、早速、授業料等の納入金額の支払い通知書が記載されています。

前途洋々とは言えぬ・・拍手で送られた門出でした。

遊びをせんとや生まれけむ
戯れせんとや生まれけむ
遊ぶ子どもの声きけば
わが身さへこそゆるがるれ
(梁塵秘抄)