既に優勝という文字は空しい状態ですが、このところ、少し雰囲気が変わったと思いませんか?
清原選手とローズ選手が戦線離脱して以来、若手(実年齢は、もう若手とは言えませんが・・・)の選手が起用されているせいか、チームが明るく、元気になったように感じます。
別に、先の二人が明るくないとは言いませんが、やっぱり成績不振から来る憂鬱さというのが感じられました。守備の緩慢なプレーも目に付きましたし・・・。
”大物”という看板は、こういう状況にある時は、とても重いだけの物になってしまっていました。成績だけを見ると、冴えない新人選手と同じ様でしたもんね。そうなると、周りも気を使ってしまうだろうし、”行こーぜ”なんていう軽いノリの応援も出来そうにありません。
その重い看板が外れた今、ヘッドスライディングやタッチアップなどの、思い切りの良いプレーが目立つようになっています。
「これが当たり前なんだよな。高校生は皆ああいうプレーやってるじゃん。」と息子は言います。確かに、お手本とならなきゃいけないプロが、緩慢なプレーをやっているようじゃ憧れてくれる後継ぎが居なくなってしまいます。
試合時間の短縮が今問題になっています。緩慢なプレーをやめ、《かけひき》という言葉で誤魔化しているような長いサインプレーを自粛すれば、少しは時間短縮に効果があるのではないでしょうか。
清原選手は、今年限りでしょうか。
桑田投手は?
甲子園の活躍から知っている選手に引退という文字がちらつき始めるという事は、とても寂しい思いがします。