虫を撮影するときは、目にフォーカスを合わせるのがセオリーと言われています。
オートフォーカスとは言え、小さい虫の目にフォーカスを合わせるのは、一発ではできませんでした。
この画像も、目に対していささかフォーカスが甘いですね。
今日の新潟市は快晴、再び強い日射しが戻ってきた一日でした。
午前中、外で庭いじりをしていたら、日射しが強くてあっと言う間に日焼けするくらいです。
私が初めてカメラを使って撮影した頃は、フォーカスの操作はまだマニュアルの時代でした。
今でこそ、マニュアルとかオートとか区別がありますが、当時はマニュアルフォーカスなる言葉自体がありません、フォーカスは手動しか選択肢がなかったのですから。
その後、コンパクトカメラから始まったオートフォーカスの流れは、一気にカメラ全体に波及して、今販売されているカメラは、余程の事が無い限りオートフォーカスが装備されていますね。
年を食ってくると、視力の衰えから手動でフォーカスを合わせるのは至難の業なのですが、オートフォーカスのお陰で本当に楽をしています。
今日の画像の様に、花の上に戯れる虫を撮影する場合、オートフォーカスが無いと撮影などする気になれません。
私の所持しているカメラはフォーカスポイントが五つありますが、フォーカススピードと精度は中央のポイント(クロスタイプセンサーのため)が一番当てになるため、戯れる虫などを撮影する場合は完璧に日の丸構図と言われるパターンになってしまいます。
最新のカメラはフォーカスポイントが51点(Nikon D300)も装備されているそうですが、そんなカメラを使えば日の丸構図を卒業できるかな、なとど自分の腕悪さをカメラに押しつけています。
私に取っては、オートフォーカスは一番有り難い機能の一つです。
虫の位置が、完璧に日の丸構図です。