マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

潜在能力

2009年02月01日 | カメラ

ViewNXで現像、ピクチャーコントロールは「D2XMODE3」。






ViewNXで現像、ピクチャーコントロールは「風景」。





せっかくの日曜日ですが、アイニクな天候となってしまいました。
雪にはならなかったのですが、時々雨やミゾレが降ってきて、まあ今の時期としては仕方ない空模様でしょう。
昨日よりは気温が高い予報ですが、やっぱり薄ら寒さを感じてしまいます。
こんな天候なのですが、この前降った雪は除雪をして山になった所以外、自然に積雪したところは全て消えてしまいました。
こんな天候なので、今日も午後から少しだけ用足しに外出した以外は、家に篭った状態が続きました。

時間つぶしに、RAWで撮影したデータを使って、現像なるものをして遊んでいました。
ご存知の方も多いでしょうが、デジタル一眼レフカメラや高級コンパクトデジカメでは、撮影した結果生成するデジタルデータをカメラの画像処理プロセッサーが処理する前の状態(RAW=生)で保存することができます。

生データが何の役に立つかと言うと、パソコンへインストールしたソフトウェアを使って、カメラの画像処理プロセッサーと同じ様な処理をして画像を生成(現像処理に通じますね)します。
RAWを使った現像処理は、カメラが吐き出した画像を手直し(レタッチ)するよりは、手直しの範囲が広い(耐性が高い)と言われています。

現像用のソフトウェアは、カメラを購入すると無料で添付されてくるものや、有料で販売されているものなど、沢山あります。
現像も、そのソフトウェア独特の処理がなされるので、生成される画像は本当に千差万別です。
まあ、ソフトウェアによる現像処理というのは、ソフトウェア間で異なる絵作りの違いを楽しむわけですね。

私が使っている古いニコン製のデジタル一眼レフは、PictureProjectと言う本当にオマケとしか思えないRAWデータが現像可能なソフトが添付されてきました。
ニコンはキヤノンと違って、添付されてくるソフトウェアは今一歩です、その代わり有料(高い!!)で高機能のソフトウェアを販売しています。
PictureProjectを少し使ってみたけど、本当にオマケソフトなので、インストールされたままお蔵入りしてしまいました。

その後、ニコンはD3の発売から、カメラが吐き出す画像をカメラが違っても同じような仕上がりになる「ピクチャーコントロール」と言う概念を導入しました。
キヤノンがとっくの昔に導入した「ピクチャースタイル」の概念を真似したわけです。
で、添付されてくるオマケのソフトウェアもViewNXに変更されて、RAW現像もピクチャーコントロールが使用できるようになりました。
初期のViewNXは、やっぱりオマケだったのですが、バージョンアップを重ねたら調整機能が増えて使えるような感じになったのでインストールして見ました。

私の持っているカメラは、ピクチャコントロールは使えませんが、RAWデータを現像する時にピクチャーコントロールを適用できます。
長い前置きでしたが、RAWデータからViewNXを使って現像したのが、上部へ表示されている画像です。
上がピクチャーコントロールの「D2XMODE3」と言うD2Xに搭載されていた風景用のモードで、下が「風景」モードで現像したものです。
同じ「風景」を対象に絵作りをするモードですが随分と違います、後で作られた「風景」はメリハリがあります。

手前味噌ですけど、私が持っているカメラは古いとは言え、最新のソフトウェアで現像処理をすると、潜在能力は低くないと感じました。
現像用のソフトウェアが進化を続けると、過去の撮影データからとんでもない画像が生成されるかも知れませんね。

下の画像は、シルキーピクスと言うソフトウェアで現像したものです。
こちらは有料ソフトウェアですが、機能は限られるものの無料バージョンがあって、それを使っています。(残念ながら、最近無料バージョンは提供が停止されました)

ただ、現像作業にハマッテしまうと、いくら時間があっても足りません。
なぜかと言うと、高機能ソフトウェアになると調整用のパラメーターが沢山あるので、その組み合わせは無限ですから、あちこち試していると時間が直ぐに経過します。
まあ、ホドホドに使うのがコツでしょうね。

と、遊んでいるうちに時間が経過してしまいました。







シルキーピクスで現像。






コメント
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