マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

双眼鏡

2009年09月15日 | 戯言

















朝は小雨、予報では午後から晴れ間が見える予定でしたが、結局夕方まで雨が降ったり曇ったりの生憎の天候が続きました。

夕方、やっと天候が回復方向となって、やすらぎ堤を通過する頃、雲の切れ間から落日寸前の夕陽が顔を見せてくれました。
夕陽が低くかかっている雲へ反射して、今シーズンの夕景ではベストショットと思えました。
今日の散歩写真は、そんな夕景です。


最近、鳥さん事をアップするのは理由がありまして、原因は双眼鏡を新調したためです。
つい最近まで、ニコン製Vライン(10倍 対物レンズ25mm)と呼ばれる双眼鏡を使っていました。
Webで検索すると発売が1982年、何時購入したかは思い出せませんが、私の手元へ来てから四半世紀以上は経過していることなります。

凄く使い込んだわけでは無いのですが、その時々で便利に使ってきました、最近はサッカー観戦に使うことが多かったですね。
さすがに、四半世紀経過して、目の間隔を合わせるネジ部分が緩んできて、手入れをサボったのでレンズにカビが生えてしまいました。
まあ、それでも見えに問題はないので、このまま使い続けることも不可能ではありません。

福島潟を徘徊するようになって、鳥見をしている人が多いのを見て、散歩のついでに福島潟の鳥見も楽しもうかと思い立ったわけです。
目で見るだけでも良いのですが、せっかくですから拡大して見る方が楽しいだろうと双眼鏡を準備することにしました。
で、上記のとおり手元にある双眼鏡は見え方に問題は無いものの、随分と痛んできたので、思いきって新調することにしました。

購入する前に、鳥見用の双眼鏡についてWebや図書館の本で事前調査をしてみました。
曰く、倍率は7倍から10倍、対物レンズは最低30mmレベル、後は重たさとのトレードオフとなるので実物を見て、それなりの光学メーカー製を購入しましょうと、同じ意見が目に付きました。

少し星見にもスケベ根性があるので、対物レンズは40mmレベルと決めて、倍率はビックカメラとヨドバシカメラで実物を見て確認してみました。
寄る年波で、10倍はいささか手ブレを感じたので、倍率は7倍または8倍と決めました。
後は、画像を正立させるためのプリズムに2つの方式(ポロ型またはダハ型)があるので、どちらを選択するかです。
ダハ型の方が筐体を小型化できるのですが、工作が面倒らしくてポロ型に比較して値段が高くなります。
でも、軽いほうが良いのでダハ型に決定して、結果的にダハ型、8倍、対物レンズ42mmの双眼鏡を購入しました。

先週末、福島潟で鳥見を試してみました、今までの10倍から8倍へ倍率は落ちましたが、対物レンズが大きいので視野が広いので見やすいです。
ただし、レンズ周辺部の画像は色収差を感じます、でも周辺までクッキリ見える双眼鏡となると、ツァイス、ライカ、ニコンなどが発売している機種で、10-30福沢諭吉出さないと無理です、これはカメラのレンズと同じ考えとなります。
まあ、お手軽に鳥見、星見、スポーツ観戦などに使うには、今回購入した機種で十分ですね。

もっとお手軽目的に使うにしても、ホームセンター等で販売している安売り機種(特に高倍率ズーム)は止めた方が良いです。
高倍率のズームは手ブレで使い物にならないし、レンズは値段相応なので見え方が満足できないと思います。
有名光学メーカー製の双眼鏡を、お店で試して購入するのが間違いないです。

自戒こめてですが、双眼鏡にプラスしてカメラ用の超望遠レンズにはまり込むと大変です、大口径超望遠レンズはとんでもない数の福沢諭吉が必要ですから。
でも、この前福島潟で立ち話をした方は、平気で800mmの望遠レンズを買ったとおっしゃるんですよね......

コメント
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