先日壊れたカメラ、無事に修理が終わって、手元へ戻って来ました。
3月20日にメーカへ送付して、3月27日に手元へ到着しましたが、とても早く修理が完了したなというのが一番の感想です。
故障の原因は「シャター幕の破損」でした。
したがって、修理はシャッター幕ユニットの交換、その他関連するユニットの交換を実施したようです。
カメラの内部部品は、ユニット化されているようなので、故障原因さえわかれば、ユニット交換で完了しますから、修理が早いのも頷けます。
このカメラ、カタログ上は15万回以上のシャッターテストをクリアしているとうたっています。
実際には、15万回前後で壊れました。
前にアップしたように、最高のコマ速で、連写を繰り返す撮影に使っていましたので、やむを得えないと思います。
修理費用は、29,043円(消費税込み)でした。
内訳は、修理料金が15,500円、部品台が12,160円です。
前にWebで、デジタル一眼レフのシャッターを交換した人のブログを見たのですが、修理費用は6万円弱かかったと書かれていたように記憶しています。
比較すると、半分の修理費ですから、リーズナブルです。
ただし、これがコンパクトデジカメの修理費用だったら、迷わずに買い替えを選択しますけどね。
このメーカは、機種ごとにWebで見積もりができます。
大体の修理は、その見積金額内で完了するようですが、足がでる場合は事前にメールが送付されてくるシステムですから、その時点で買い換えするか判断できます。
私の場合は、Webの見積金額よりも、若干安く上がりました。
故障した時点で、買い替えも検討しましたが、このカメラは結果的に後継機種が発売されなかったので、カメラをグレードアップするかダウンするかの選択となってしまって、修理することにしました。
修理をしたら、シャッターを押してミラーアップする音と、シャッターの音が、軽快になったように感じます。
そういえば、このカメラを買ったばかりの頃は、こんな軽快な音がしていたなと、思い出させてくれました。
あと、オマケでファインダーの掃除もしてくれたようで、ファインダー内に居座っていた目障りなゴミが消え失せていました。
カメラは、急に故障したわけではなくて、前兆がありました。
昨年の春辺りから、撮影をするとファインダーが暗くなってシャッターが切れない症状が、時たま発生していました。
そうなると、液晶に「err」の文字がでてしまって、カメラが言うことを効きません。
電源を入れなおせば治る事もあったし、電池をまで抜かないと駄目なこともありました。
本来、最高コマ速で連写するような使い方をする場合は、せめて2年に一回は定期点検をした方がよさそうです。
精密機器ですから、普段のメンテナンスは、非常に重要ですね。
で、今日は午後からビュー福島潟の写真展を鑑賞に行ったついでに、修理が完了したカメラの試し撃ちをしてきました。
今日の写真は、試し撃ちの写真です。
今日の空模様は、晴れ間が見えたり、今にも降り出しそうな曇り空となったりで、目まぐるしく変化しました。
しかも、風がすごく強くて、体感温度が大分下がりました。
ただ、写真を見ている限りは、春を感じさせる雰囲気がありますね。