久しぶりにAMステレオ放送を聞きました。
昔、AMでステレオ放送が開始されたのですが、ついに新潟の放送局は対応しませんでした。
当時、ステレオ放送対応のラジオを買ったんですが、宝の持ち腐れでしたね。
東京へ出張した時に、AM放送を聞いたら、しっかりとステレオで聞こえて、感動した覚えがあります。
その時を最後に、AMステレオ放送を聞くことはありませんでした。
既に、AMステレオ放送は打ち切られて久しいです。
じゃどこで聞いたかと言うと、IPサイマルキャスト放送のRadikoです。
4月から、ついに新潟でもRadikoへ地元放送局が番組を提供開始しました。
早速スマホ用のアプリをダウンロードして聞いてみたら、音楽がステレオで聞こえるではありませんか。
それだけなんですが、久し振りのAMステレオ放送に感激したわけです。
考えてみれば、IPサイマルキャスト放送は通信回線を使って放送素材を送りつけますから、ステレオになっていても不思議はないのですけどね。
帯域に余裕があるので、ステレオどころか、電波放送を凌駕する音質で聞けます。
AMとかFMなどという、電波の変調方式に全く左右されないクオリティです。
家ではWiFi経由で聞きますから、動作には全く問題はありません。
できれば、通勤の時に聞ければベストなのですが、何せ使っているSIMがU300ですから、パケットの垂れ流しに耐えられるのか不明です。
それで、今日の朝と夕方実験をして見ました。
U300は回線帯域が心許ないので、音がでるまでに時間がかかりました。
バッファ時間を最大の3分に設定しないと駄目です。
でも、バッファ時間を長くとって、一旦音が聞こえれば、番組がとぎれることはありませんでした、U300でも何とか使えることを確認しました。
朝は、比較的帯域に余裕があるのか、バッファ時間を除けば動作は全然問題ありません。
夜は、放送は問題なく聞こえるものの、時折アプリがハングアップ状態に陥って、OSがエラーをだして四苦八苦していました、完璧に帯域が足りないのが原因に感じます。
U300でも聞こえるけど、楽々聞くには、メガ単位の帯域が欲しいところです。
Radikoを立ち上げると、まずはスマホがどの地域にいるのか確認します。
地域を確認して、その地域で聴取可能な放送局を自動的に表示してくれます。
地域の確認には、通信回線基地局の位置情報を利用しているのですが、ドコモのスマホはSPモードへ対応していないと位置測定ができない仕組みのようなので、U300は駄目です。
通信回線基地局の位置情報が使えない場合は、GPS機能を使って位置を確認しますので、最終的にはU300でもOKとはなりますけどね。
WiFiの場合は、アクセスポイントの情報から地域を特定しているようです。
音質がこれだけのハイクオリティなので、Radikoを聞き始めると、ラジオに戻れなくなりそうです。
何せ、列車の経路では、電波状態が厳しい場所があって、番組が途切れます。
でも、Radikoは電波帯域さえ安定していれば、そんなことはありませんから。
ラジオはエマージェンシー用と割り切って、普段はスマホを使ってみようかなと思います。
ちなみにRazikoという似たようなアプリがあるんですが、こちらはスマホの位置に関係なく、全国の放送を聞くことができます。
ただし、Radiko側も対策をとるので、いたちごっこを繰り広げているみたいですけどね。
このアプリはU300経由で使うと、短時間にバッファリングを繰り返すので、実用的ではありませんでした。
もちろんWiFi経由では、全く問題はありません。
写真は、先日福島潟で撮影しました。
ビュー福島潟に隣接して食堂があったのですが、諸処の事情で店じまいしました。
でも、違うお店が新たに食堂を始めて、開店お祝いの飾り付けで囲まれていました。
お店側から福島潟側へ渡るのに横断歩道を横切るのですが、先日自己が発生しました。
それで、横断歩道前に、歩行者へ注意を喚起する表示がありました。