
新潟市は、冬になると沢山の冬鳥がシベリア方面から越冬のためにやってきます。
多いのは、ハクチョウとオオヒシクイです。
菱ヶ岳方面へ出かける時には、福島潟干拓地の道路や、田んぼを貫く農道を通ります。
運転しながら田んぼを見ていると、沢山のハクチョウが田んぼでお食事をしています。
ハクチョウも慣れているようで、道の直ぐ脇の田んぼに群がっています。
それこそ、車を停めると、手がとどくような位置にいるわけです。
ハクチョウ街道とでも呼びたいような状況です。
冬はこんな風景に慣れてしまっていて、特に凄いと感ずるわけではありません。
先日、菱ヶ岳方面へ向かう途中、福島潟干拓地を貫く道路を走っていたら、田圃道へバスが乗り入れていました。
何をしているのかと思ったら、どうやら田んぼでお食事中のハクチョウを見るために停車しているようでした。
バスから、三脚を担いだ人たちが、狭い田圃道を一列になって歩いていました。
普段見慣れている風景ですが、鳥好きの人から見れば、凄い眺めなのでしょうね。
意外と、変なところへ観光資源があるんだなとも思いました。
ただし、大勢の人が一列になって歩いていたので、白鳥たちは敏感に反応して、飛び立つ一団もいました。
この辺りは、一定のマナーも必要だろうと思います。
写真は、新発田市剣龍峡で撮影しました。