
今日の13:02から13:03にかけて、事務室に同じチャイム音が鳴り響きました。
そのチャイム音をきっかけにして、いっせいに机の下に潜り込むことになりました。
これは何かと言うと、地震が発生した時の訓練です。
今日、6月16日は新潟地震が発生してからちょうど半世紀(50年)が経過した節目の日でした。
机の下で何をしていたかというと、ダンゴムシのように丸まったポーズを取っていました。
これを30秒ほど続けたのですが、さすがに体の硬い年寄りにはいささか辛いポーズでした。
しかも、机の下には余計な物が置いてあったりして、実際に地震が発生した場合は、逃げこむのも難しいです。
私は、50年前に発生した実際の揺れを体験しています。
13:02に発生した地震は、当時私が居たコンクリート製の建物を揺らしました。
その場所は、同じ新潟県内でも震源地からかなり離れていたんですが、それでも今も覚えているほどの揺れでしたね。
テレビで見た新潟市の被害状況は、今も記憶に残っています。
横倒しになったコンクリート製の公共住宅、落下した昭和大橋、それに燃え盛る製油所など、凄い状態でした。
もうあんな揺れは2度と経験しないと思っていたのですが、それから新潟県北部地震(笹神地震)、新潟県中越地震、新潟県中越沖地震、そして東日本大震災と大きな地震の揺れを5回経験しました。
ありがたいことに被災者の立場にはなりませんでしたが、できれば避けたい体験です。
写真は、今日の訓練のために配信されたエリアメールの画面です。
携帯電話へはもちろん届きましたが、MNVOで使っているスマホへもしっかりと着信しました。
docomoは太っ腹なことに、エリアメールだけはMNVOを使っていても配信すると聴いていましたが、今日の配信でスマホも間違いなくエリアメールを受信できることが分かりました。