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福島潟遊潟広場でハスを撮影していたら、散歩している人に声をかけられました。
どうも、近所に住んでいる方が、散歩の途中だったようです。
遊潟広場は、ハスやヒシの花が咲き誇る公園となっています。
私は、この公園を作った時に、ハスやヒシはどこかから移植してきたと思っていました。
でも、それはとんでもない間違いでした。
声をかけてくれた方が語ってくれた話ですが、遊潟広場は元々は田んぼだったそうです。
その後、せっかく開墾した田んぼですが、元の湿地帯に戻して現在の遊潟広場(沼)を作ったら、勝手にハスが出てきたんだそうです。
元々はハスが繁茂していて、田んぼに開墾した時はハスは種のママ地中で眠っていて、沼が出現して復活したというストーリーです。
そういえば、有名な大賀蓮は縄文時代の種が現代に復活したということですから、この話も信ぴょう性がありますね。
現在、福島潟では他の場所でも田んぼを潰して潟へ戻すという工事が進んでいます。
干拓して狭くなった潟が、逆に広がっているんです。
とかく批判される行政ですが、こんな凄い決定をしたことに驚いています。
広がった福島潟はどんな変貌を遂げるのか、楽しみです。
写真は、遊潟広場で撮影したハスです。
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