マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

Mate 9のGNSS機能

2017年06月07日 | Android






I could not find it last night.
「見つけられませんでした」

地獄の沙汰も金次第といいますが、スマホのGPS機能も金次第だという話を聞きました。

ウェブ上の情報によると、安いスマホのGPS機能は、衛星の掴みが遅い上、精度が最悪だと書かれていました。
スマホでまともなGPS機能が欲しい場合は、スマホの予算に3万円は出して欲しいとも書かれていました。

さて、我がMate 9のGPS機能ですが、最高です。
最初のスマホはSC-02B(GALAXY S)でしたが、このスマホはGPSを補足するのに、恐ろしく時間がかかりました。
radikoを聴く場合は、スマホのGPS機能を使って現在位置を把握して、配信するラジオ局を決めています。
SC-02Bを使っていた時には、聴きたい番組があっても、中々スマホの現在位置が特定されなくて、番組が始まってしまったことも多々あります。
場所が、GPSの電波が届きづらい場所だと、スマホにギブアップされたこともあります。

先代のSC-02E(GALAXY NOTE II)は、SC-02Bとは雲泥の差でしたが、それでもGPSが掴みづらいケースも見られました。
さて、Mate 9ですが、現在のところ、GPSを掴めなくて、困ったケースはありません。
GPSアプリを立ち上げると、ほぼ瞬時に掴まえたGPSが画面上に表示されます。

Mate 9の仕様書をみると、測位方式はGPS/AGPS/Glonass/Beidou/Galileoに対応しています。
したがって、Mate 9を地球上のどこへ持っていっても、自分の現在位置を把握するのに困らない仕様です。

先日、日本の地域航法衛星が打ち上げられて、見事に成功しました。
いわゆる、みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)です。
ウェブ上の情報を検索すると、Mate 9はQZSSに対応していて、受信できたという情報を目にしました。

それで、みちびきをMate 9で捕捉できるか試してみました。
まず、Mate 9へGNSS ViewとAndroiTS GPS Test Freeの両アプリをインストールしました。
GNSS Viewは、みちびきとGPSなどの現在位置を表示してくれます、ただし実際に衛星を補足しているのではなくて、スマホの位置を基に捕捉可能と思われる衛星位置を計算して表示します。

AndroiTS GPS Test Freeは、実際に衛星の電波を補足して表示します。

下の2枚の画像は、昨夜衛星を補足した画像をキャプチャーしたものです。
1枚めがGNSS View、2枚めがAndroiTS GPS Test Freeの画像です。
AndroiTS GPS Test Freeの画像には、アメリカ、ロシア、中国の衛星が表示されていますが、我が日本のみちびきは表示されていません。
なお、GNSS Viewはロシアと中国の衛星は表示されないように設定してあります。
したがって、Mate 9にはQZSS(みちびき)を受信する機能はなかったことになります。
ウェブ上では、受信できたと情報があったのですが、本当なのでしょうか。
もしかすると、製造ロットによって、違いがあったりするのかもしれません、少なくても私のMate 9は駄目でした。

余談ですが、よくGPSといいますが、これはアメリカの「全地球航法衛星システム」に付けられた名前です、商標みたいなものですね。
現在は各国が「全地球航法衛星システム」を打ち上げたので、"Global Navigation Satellite System(s)" (GNSS) と呼ぶのが正式らしいです。

一番上の写真は、今朝撮影したものです、随分と緑が濃くなりました。
今日、越後の梅雨入り宣言は出ませんでしたが、予兆を感じます。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする