■1957年 / エルザ (日本ビクター)
サイケおやじの子供の頃の真夏の風物詩といえば、所謂我慢大会がひとつの定番でありました。
それは炎天下、毛糸の帽子にマフラーをグルグルに巻いて、ドテラを着込んで炬燵に入り、鍋焼きうどんを食するという、まさに汗がダラダラの苦行でありながら、それを乗り切った後の爽快感は、やってる側も見ている側も、共に逆もまた真なり!
そういう馬鹿らしさが、如何にも高度成長期を象徴していたのかもしれませんが、今となっては、やはり夏には涼しい美女が必要と思うのがサイケおやじの立場ですから、本日はエルザに登場していただきました。
どうです、掲載したジャケ写の清涼なセクシーさは、なかなか貴重だと思いますが、肝心の収録A面曲「1957年」は作詞がエルザ& Mallu、そして作曲:茂木由多加&編曲:佐久間正英という、それだけで気になる仕上がりはオールディズ風味のポップス歌謡♪♪~♪
ハスキーでもあり、微熱な掠れを感じさせるエルザの歌い回しが、ニクイばかりですよ。
実は曲タイトル「1957年」は彼女が生まれた年代だそうで、とすれば、もしも彼女が日本で子供時代を過ごしていれば、きっと我慢大会を見ていたような気がしています。
ということで、あんまり脈略の無いオチになっちまいましたが、とりあえず拙ブログもなんとか本日から何時もの調子に戻れるように、鋭意努力させていただきます。
どうか、よろしくお願い致します。