OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ジミヘンのライブ箱

2007-01-10 17:26:32 | Jimi Hendrix

やはり、雪国ですねぇ。本日はかなりの雪になりました。

私が借りている家のあたりは、朝方から積もって1時間位で40センチほどになっています。

う~ん、きっとこれじゃ、帰ってから除雪しないと車を入れられないかもなぁ……。

という諦観の中、頼んでいたブツもドカッと届きましたので、まずは、これを聴いて燃え上がっています――
 
3 Nights At Winterland / Jimi Hendrex (Reelamation)

出たっ!

ジミヘンが1968年10月10~12日にサンフランシスコのウンターランドに出演した時のライブ音源集大成ボックスです。

それは1日2ステージ、計6回のパフォーマンスを6枚のCDに纏めたもので、既にブートの世界では有名音源でしたが、今回は一応、オフィシャルということなんでしょうか、マスタリングの統一感もありますし、コンパクトで美麗な紙製の箱と簡単な紙ジャケットに入れられた仕様は、嬉しいものがあります。

メンバーはもちろん、ジミ・ヘンドリクス(vo,g)、ノエル・レディング(b,vo)、ミッチ・ミッチェル(ds) という黄金のエクスペリエンスですから、悪いはずがありません。

そしてこの音源は、これまでにも「ライブ・アット・ウインターランド」を筆頭に、幾つかのオムニバス盤に抜粋収録されていますから、今回の集大成は待望のという以上に、世界遺産としての価値があると断じます。

肝心の演目は――

Are You Experienced 
Voodoo Child (Slight Return) 
Red House 
Foxy Lady 
Like A Rolling Stone 
(This Is America) The Star Spangled Banner 
Purple Haze
Tax Free 
Lover Man 
Sunshine Of Your Love 
Getting My Heart Back Together Again (Hear My Train A Comin') 
Killing Floor 
Hey Joe
Spanish Castle Magic
Fire
Drum/Bass Jam
Wild Thing
Manic Depression

――という十八番のナンバーがステージ毎、日替わりで演奏され、大体、1ステージが1時間ほどです。これは当時の興行形態がパッケージショウという、所謂タイバンとして3つほどのバンド&歌手が1回の興行に出ていたからだと思います。

ちなみにロック全盛期に2時間を超えるステージが展開されるようになったのは、1970年代になってからの事でした。

さて、気になるこのボックスの内容は、凄いです! この一言!

どの曲がああだ、こうだという前に聴いて悶絶、感涙に咽び泣きというが、私の真実です。もちろんハードロックとジャズ、ソウル、ブルースのゴッタ煮という指摘は易いところですが、そんなジャンルが全て、「ジミヘン」という名の元に集約されているのでした。ギャオスの叫びのようなギター、唸るベース、千手観音のようなドラムス! そして、鈍色の迫力のあるジミヘンのボーカルが、大好きな私です。

さらにこのブツは、世界2000個限定という、マニア泣かせの逸品でもあります。

私はこの仕掛けに捕らわれて、速攻で買ってしまいましたが、なんか追加プレスがあるような気がしています。まあ、怒りたいような、嬉しいような……。

ということで、気になる皆様には逸早い入手をオススメして、まずは、ご報告まで致します。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 来日ライブ盤は記念品か? | トップ | クールダウンに必須盤 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Jimi Hendrix」カテゴリの最新記事