OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

渚のみさきひろ子

2014-08-21 13:50:59 | 歌謡曲

渚の出来事 / みさきひろ子 (東芝)

歌謡曲は別名として流行歌でありますから、中身のサウンドや歌詞共々、殊更日本盤アナログ7インチシングルに特徴的なピクチャースリーヴにも、それが顕著に出ているわけで、平たく言えば登場している歌手のメイクやファッション、ヘアスタイル等々がリアルタイムを反映している事は言うまでもありません。

例えば本日掲載のシングル盤は、昭和46(1971)年に発売された、みさきひろ子という、些かマイナーな女性シンガーの1枚ではありますが、そのジャケ写の全てが当時の流行がど真ん中!

そういう感慨に耽ってしまうのが、これまたサイケおやじと同世代の皆様の心情かと、推察する次第です。

そして中身が、そのイメージどおり、黛ジュンの系譜に連なる歌謡ポップスの王道路線なんですから、たまりません。

ただし、黛ジュンが所謂「パンチの効いた」ソウルフルなボーカルスタイルであったところが、みさきひろ子は「コブシの効いた」歌謡曲保守本流の歌い回しが持ち味のようですから、それが絶妙に下世話なフィーリングを滲ませる個性というところでしょうか。

それが作詞:なかにし礼&作編曲:鈴木邦彦が書いたA面収録の「渚の出来事」には飛びっきりに表現されていて、思わず何度でも聴きたくなってしまうのは、歌謡曲愛好者の宿業のひとつかもしれませんよ♪♪~♪

もちろん鈴木邦彦が制作に関わっている以上、この「渚の出来事」が、もしかしたら黛ジュンを想定して書かれた未発表作品であった?

という推察も易いところで、それは当時の黛ジュンが既に東芝レコードを離れ、フィリップスに移籍していたという事実も何やら関連がありそう……、と勘繰るのも楽しかったりしますが、それはそれとして、みさきひろ子が聞かせてくれる独特の歌謡グルーヴは、なかなか素敵です♪♪~♪

残念ながら大きなヒットには結びつきませんでしたが、昭和歌謡曲ファンの皆様には、ぜひともお楽しみいただきた、裏街道の名曲名唱と強く思っています。

そして最後になりましたが、当時は恒例であった見開きのスリーヴには、ピッチピチでデルタ地帯のクイコミも気になるホットパンツ姿の彼女が♪♪~♪

う~ん、良い時代でした。


ある朝、突然とはいえ…

2014-08-20 14:53:04 | Weblog

本日未明、広島を襲った集中豪雨~土石流により、仕事場の同僚の実家も被災したようです。

ちょうど夏休みで帰京していた同僚とは、未だに連絡が取れず……。

あれだけの大被害が報道されていれば、如何ともし難いわけですが、悶々とした心境であります。

どうか、無事でいて欲しく、また被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

 

 

※追伸

この記事をアップしてから、ほどなく件の同僚から連絡が入りました。

なんとか家族も家も無事とはいえ、周囲は土砂でいっぱい、停電して水道も止まって……。

とりあえず避難所に集まっているそうですが、予断は許されないわけです。

一刻も早い復旧・復興を願うばかりです。


今も八月の砂は濡れているのか

2014-08-19 15:08:24 | Soundtrack

八月の濡れた砂 / 石川セリ (キャニオン)

今年の夏も暑く、また豪雨による大被害が報告される中、関西方面へ出張したサイケおやじが感じた事は、なんとなく西日本では夏が終わりかけているような……。

もちろん、夏はまだ、終っちゃ~~いないっ!

ということで、本日掲載したのは昭和46(1971)年の日活映画「八月の濡れた砂(藤田敏八監督)」より、同名主題歌を入れた石川セリのシングル盤です。

しかし、ご存じのとおり、この映画が封切られた同年8月末は日活が経営不振で瀕死の状況であり、結果的に以降はロマンポルノ路線に転じて行った事で、芸能史的には「日活最後の一般映画」という認識ばかりが取沙汰されるのは、いやはやなんとも……。

そりゃ~、確かに映画本篇は、何かが起こりそうで、実は青春の焦燥を表現したとしかサイケおやじには思えない、何にも起こらない無気力節の心地良さみたいな作品ですから、それが如何にもリアルタイムの世相にはジャストミートしていたのでしょう。

かなりの高評価が今も継続しているのは、皆様ご存じのとおりです。

そして忘れてはならないのが、石川セリが歌った主題歌「八月の濡れた砂」で、サイケおやじには、むしろそれがあってこその映画というのが本音なんですよ♪♪~♪

あぁ、作詞:吉岡オサム&作曲:むつひろし、そして編曲:秋葉洋による、せつない歌が石川セリの外人系の節回しで表現されてしまう狙いを、あざといと言うなかれ!

実は映画本篇では、この主題歌よりも、イメージサントラ音源としてのメロディがさらにグッとサイケおやじを惹きつけているんですが、それはコーラスがメインのインスト系ですから、やっぱり歌詞を聞かせてくれる石川セリの倦怠フィーリングが逆に熱いわけでしょうか。

ところが、このレコードが出たのは翌年春の事であり、ヒットチャート云々で語られるような売れ方はしなかったと記憶しているんですが、同時にラジオの深夜放送では、なかなかオンエア率が高かったような気がしています。

ですから、サイケおやじは今でも「八月の濡れた砂」を聴くと、映画本篇の様々なシーンが所謂走馬灯のように浮かんでは消えるという、使い古された恥ずかしい表現に陥るのですが、既に述べたとおり、個人的には映画としての「八月の濡れた砂」は感性に合っていません。

むしろ同時上映された夏純子主演の「不良少女魔子」が百倍も千倍も好きな作品なんです!

そこで窮余の一策!?

映画本篇と主題歌を切り離して楽しむのが得策と、自分に言い聞かせてながら、今日まで長い年月が流れてしまいました。

そこで映画「八月の濡れた砂」については、詳しく述べる事なんてことは、サイケおやじにとっては暴挙と不遜というわけです。

ちなみに当然ながら、作品そのものはビデオ時代を経て、現在ではDVD化されているので、サイケおやじは件のイメージサントラ音源を入れたCD付のソフトを買ったんですが、やるせないメロディが心に滲みるCDばっかりを車の中で鳴らしては、あの夏の日の思い出に浸るような自己満足をやっているのですから、お恥ずかしい……。

最後になりましたが、「八月の濡れた砂」から「ざんげの値打もない」を聴いたり、歌ったりしたくなる皆様におかれましては、サイケおやじも強く共感を覚える次第でございます。

失礼致しました。


昇天……

2014-08-17 11:51:50 | Weblog

ブログ用データ等々を入れていたPCが今朝、昇天しました……。

おそらく熱中症から電源がやられたようで、全く起動しません。

そこで先ほどからハードディスクを取り出して、あれやこれやの仕事をやってます。

うむ、長年働いてくれたからなぁ~~~。

なんとかスキャンした膨大なジャケ写画像だけでも、助かって欲しいです。

本日の1枚は休載させていただきますが、世の中全て、諸行無常を痛感させれた事には感謝せねばならないのでしょう。

独り、掌を合わせる心境です。

失礼致しました。


ゴールドトップでジャケ買いしたよ~ん♪

2014-08-16 15:58:32 | Rock

Les Dudek (Columbia)

 A-1 City magic
 A-2 Sad Clown
 A-3 Don’t Stop Now
 A-4 Each Morning
 B-1 It Can Do
 B-2 Take the Time
 B-3 Cruisin’ Groove
 B-4 What a Sacrifice

ジャケ買い衝動は決して美女&エロスばかりを対象にしているわけではなく、そこに自分の興味を惹かれるというか、思わず、オォォ~ッと瞠目されられれば、所期の目的は達成されているわけで、例えば本日ご紹介のLPはサイケおやじにとっての、まさにそうした1枚でありました。

どうです、黒いマント系衣装に身を包んだ、ちょっぴりキモい感じの白人男が抱えているギターはレスポールのゴールドトップ、それもおそらくはシングルコイルのピックアップを用いた「P-90」という、まさにレスポール愛好者には憧れの情景で制作されたジャケットを見れば、速攻で手に取り、レジへの直行は宿業というものでしょうか。

よぉ~しっ、ゴールドトップの音にシビレさせてもらうぜっ!

もちろん主役のレス・デューデックについては、このレコードが世に出た1976年当時から現在に至るも、絶対的な知名度は無いのが現実なんですが、少なくもサイケおやじを含むリアルタイムのサザンロックファンにとっては、オールマンズのメガヒットアルバム「ブラザーズ&シスターズ」の録音セッションに参加し、ディッキー・ベッツの相方ギタリストして「Ramblin’ Man」と「Jessica」で素晴らしいサポートを演じていた好印象は、忘れられるはずもありませんよねぇ~♪

なぁ~んていうのも、皆様にとっては何時ものとおりのサイケおやじの大袈裟な独断と偏見かと思われるかもしれませんが、しかし驚くなかれっ!

当時の洋楽雑誌では、故・デュアン・オールマンの再来とまで大プッシュされていたんですから、今となっては、現世は夢……。

結論から言うと、このLPはレス・デューデックのソロデビュー盤であり、プロデュースをボズ・スキャッグスが担当した事からも、中身は当時流行のAOR系都会派ロックに仕上がっていたんですから、オールマンズ風味のサザンロックを期待すれば肩すかしは必至です。

しかし全篇、スマートな歌心溢れる流麗なギターワークと幾分細い感じながらも、そのクセのある声質と節回しが強い印象を残すボーカルは、如何にも当時の流行を意識している以上の存在感があるように思います。

そしてバックを務めているのがジェフ・ポカーロ(ds)、デヴィッド・ハンゲイト(b)、デヴィッド・ペイチ(key) という所謂ToTo組に加えて、チャック・レイニー(b)、ジェラルド・ジョンソン(b)、トム・スコット(reeds) 等々、言わずもがなの有名セッションプレイヤーが名前を連ねているのですから、ほとんどがレス・デューデック自作の収録演目がソツ無く仕上がるのは必然とはいえ、やはり彼等の演奏にも耳を奪われてしまうのは、これまたリアルタイムの洋楽の流行的聴き方だったんですよ。

特にジェフ・ポカーロのドラミングは最高級で、それはA面ド頭の「City magic」から全開!

だからこそ、と言っては失礼とは思いますが、そこに乗っかったレス・デューデックのギターも痛快ですし、極言すればアカ抜けたサザンロックが、ここに楽しめるんですねぇ~~♪

それをあえてオールマンズ風味と自分に言い聞かせる事も可能かもしれません。

ただし、レス・デューデックがここでやりかたったのは、B面に顕著な白人R&Bかもしれず、例えばオーラスの「What a Sacrifice」は良い感じ♪♪~♪

そのあたりは、やっぱりボズ・スキャッグスのプロデュースが効いている証左と思いますが、実は後に某ギター専門誌で知り得た情報によれば、レス・デューデックは前述したオールマンズとのレコーディングセッションを経て、ボズ・スキャッグスの巡業用バンドに加入して以降、このアルバム制作直前まで在籍しており、そういえば当時本格的にブレイクしたボズ・スキャッグスのステージ写真を確認すると、そのバックには、あまり似合わない白いスーツ姿のレス・デューデックがっ!?

また、そこまでの経緯には前述したオールマンズとの良い仕事から、本来は同バンドに加入しても許される周囲の状況も、実際はディッキー・ベッツとレス・デューデックはソリが合わなかったとか!?

そして結果的にボズ・スキャッグスのバンドを選んだ仕打ちとは思いたくありませんが、件の「Jessica」の楽曲クレジットからレス・デューデックの名義が外されるという真相は、まあ、本人だけが語っている話なので、本当のところは分かりません。

しかしサイケおやじは1990年代中頃、アメリカ西海岸でレス・デューデックのライブに接した時、そんな恨み節を語った後に演奏した「Jessica」では、Aメロをキーボードに演じさせ、ブリッジパートだけを本人が弾くという意地っ張りをやりましたからねぇ~。

あながち間違ったホラを吹いたわけでもないのでしょう。

ちなみにレス・デューデックのギタースタイルには、ディッキー・ベッツっぽい味わいが滲んでしまうという皮肉があるのも、せつないところです……。

ということで、それでもサイケおやじはレス・デューデックが好きなんですよ♪♪~♪

既に述べたとおり、知るだけでも4~5枚は作っているアルバムは何れもヒットしたとは言い難いんですが、バックの参加メンバーには気になる面々が常に顔を出していますし、AOR~フュージョン、そして伝来のサザンロックやロッキンソウルな歌と演奏には、そこに一般ウケする要素がイマイチ希薄なのが正直な受け取り方であろうとも、好きにな人には好きとしか言えない世界があるように思います。

そしてサイケおやじは何時の日か、レスポールのゴールドトップの入手を願っているのでした。


Tropical Kumiko が眩しいね♪

2014-08-15 15:29:38 | 歌謡曲

キラキラ星あげる / 大場久美子 (東芝)

昨日、所要で訪れた某総合施設で、ラッキーな事にバトン&チアガールの練習風景に遭遇しました。

いゃ~、やっぱり躍動する若い女性の肢体にはグッと惹きつけられますねぇ~~♪

もちろん、その場では何気ないフリを装いつつ、凝視するところはしっかりと眼力&心眼を働かせたのがサイケおやじの偽りの無い姿勢であり、ついでに思い出したのが本日掲載のシングル盤A面曲「キラキラ星あげる」でした。

だって、これを歌っていた大場久美子はテレビでも、おそらくはライブステージの場でも、バトンを操っていたんですからねぇ~~~~。

それが稚拙なボーカルの力量を良い方向へと導いていた現実は、リアルタイムを知る皆様には説明不要、なかなか忘れられるものではないと推察する次第です。

ちなみに「キラキラ星あげる」は彼女の人気を決定的にした昭和53(1978)年放送のテレビドラマ「コメットさん(TBS)」の主題歌として作詞:伊藤アキラ&作曲:平尾昌晃が書いた、なんとなくクラシック曲をアダプテーションした感じの童謡系アイドルソングなんですが、ご存知のとおりの歌唱力だった大場久美子が健気に演じている姿勢は好感が持てるんじゃ~ないでしょうか。

そして当然ながら、そこに素直に可愛い彼女のルックスがあればこそ!

逆に言えば、そういう恵まれた資質を臆することなく活かしていた大場久美子は、かわいこちゃんアイドル最良のお手本かもしれません。

正直、ロリ趣味の無いサイケおやじにしても、彼女は憎めない存在なんですよ♪♪~♪

ということで、これまた説明不要かとは思いますが、サイケおやじと同世代の皆様にとっての「コメットさん」は九重佑三子に決まっているわけですが、大場久美子のイメージが勇優先されるのも一概に否定は出来ないわけで、だからこそ懐メロ番組で新旧コメットさんの夢の競演を見たいですねぇ~~♪

もしかしたら既に実現しているのかもしれませんが、であれば、ネットに動画がアップされる事を欲しているわけでして、そんな願いをコメットさんに、ねっ!


二人の夏に癒される

2014-08-14 15:18:52 | 日本のロック

二人の夏 / 愛奴 (CBSソニー)

そんなものがあればの話ですが、今や我が国歌謡曲の夏歌部門では裏名曲かもしれないのが、本日掲載のシングル盤A面収録の「二人の夏」でしょう。

もちろん、それが知れ渡ったのはリアルタイムで世に出た昭和50(1975)年夏の事ではなく、しかも演じている愛奴と名乗るグループのオリジナルというよりは、そのメンバーのひとりして「二人の夏」を書いた浜田省吾が昭和50年代末頃からブレイクした結果としての後追い現象であり、さらには山下達郎がステージライブのカバー演目のひとつとして歌っていた事も大きいと思います。

なにしろ「二人の夏」はズバリ! ビーチボーイズ系の所謂サーフバラードですからねぇ~~♪ 前述した山下達郎が気に入ってしまうのも当然が必然であり、自らカバーしたライブバージョンを世に出しているのは、なかなかの稚気と言っては贔屓の引き倒しでしょうか。

しかし愛奴のオリジナルバージョンでは、なんとっ!

ご丁寧に間奏のギターソロでビーチボーイズが1965年に出したLP「サマー・デイズ」に収録していたインスト曲「Summer Means New Love」を堂々と引用しているのですから、リアルタイムで聴いて、一発でレコードを買わされたサイケおやじの心中は決して穏やかではありませんでした、恥ずかしながら。

で、実は当時、愛奴の生ライブには接したことがあるんですが、最初の時は失礼ながら、ターヘの決定版で、特にドラムスとベースがヨタヨタしていた印象がありましたから、そんな愛奴を見たら、自分達のバンドの方が絶対に上手いと思っても不遜ではないでしょう。

ところが、それからしばらくして再び接した愛奴は、ドラマーが死ぬほど上手くなっていて、仰天させられましたですねぇ~!?!

その真相はメンバーチェンジに他ならず、今では良く知られているとおり、愛奴は町支寛二(vo,g)、青山徹(vo,g)、山崎貴生(vo,key)、高橋信彦(b)、浜田省吾(vo,ds) の5人組でスタートし、この「二人の夏」を出した頃も同じ体制だったようですが、浜田省吾に代わって入ったドラマーの岡本郭男は後にスタジオミュージシャンとして売れっ子になり、また、和製EW&Fとして人気を集めたスペクトラムにも参加したという凄腕の名手だったんですよっ!?!

サイケおやじが驚いた愛奴の変貌は、つまり浜田省吾がバンドを抜けた後の状況だったというわけです。

しかし、それはそれとして、やっぱり愛奴の「二人の夏」は素敵です♪♪~♪

個人的に浜田省吾に関心は無いんですか、この曲を残してくれた事には感謝であります。

ということで、夏には夏の歌を楽しむのが素直で疲れません。

今年はお盆に法事があったんで、人並みの過ごし方をしたら心身ともにキツイ状況のサイケおやじではありますが、この「二人の夏」を聴けば、ホノボノとせつない気分に癒されるのでした。


万紀子の九月に何があったのか

2014-08-13 15:11:50 | 歌謡曲

九月の出来ごと / 万紀子 (テイチク)

誰が何と言おうとも、サイケおやじは、こ~ゆ~ブツに遭遇すれば、思わずジャケ買の衝動を抑えきれません。

だって、こりゃ~、パンツ見せの確信犯ですよねぇ~~♪

と、ノッケから苦しい言い訳を弄せねばならないほど、ついついその部分を凝視させられるのは男の本懐でありましょう。

もちろん主役の万紀子(ばんのりこ)については、サイケおやじに知るところが無く、とうやらスクールメイツで活躍していたらしいとか、亜熱帯系の面立ちが印象的ですから、これが発売された昭和45(1970)年の我が国芸能界の流行を鑑みれば、殊更A面曲「九月の出来事」がビートの利いたポップス歌謡に仕上がっているのも納得の一撃!

しかも万紀子のボーカルには中村晃子に近いノリがあって、おまけに絶妙の場末感が滲んでいるのですから、たまりません♪♪~♪

極言すれば、この「九月の出来ごと」を、もしも中村晃子が歌ったらという逆説的妄想を入れられる余地さえ無いような!?

そこまで万紀子には独特の個性があるように思いますが、同時にそれは失礼ながら、決してメジャーにはなれないようなアクが感じられるわけでして……。

ちなみに楽曲クレジットは作詞:じゅん知央&作編曲:松原曽平となっていますから、万紀子にどのようなレコードリリースの履歴があるのか、個人的に探索を継続していますが、残念ながらが私有盤は、これっきりです。

ということで、これもひとつのレコードを集める楽しみを提起させれる1枚だと思っています。

そして、あえて今の時期にご紹介したのは、季節商品という位置づけがあればこそ♪♪~♪

昭和歌謡曲の夏も、べりぃ~~ほっ、というわけです。


今年は人並みにお盆休み

2014-08-12 14:38:14 | Weblog

お盆の法事で、本日の1枚は休載させていただきます。

しかし、それにしても平成になってからは「お盆休みの映画」という風物詩が消えましたねぇ……。

昔は「お正月」と「お盆」には、日本映画各社競り合ってのオールスタア作品や娯楽大作が定番でしたから!

そういう良き風習は復活させなければなりません。