九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

書評の予告「シリア情勢」   文科系

2017年07月13日 04時22分07秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 シリア情勢は、現在世界政治の焦点の一つだ。そもそも、現世界で最も多くの人々が亡くなられている出来事が進行中の国なのだし、世界を揺るがせている難民問題の最大源泉なのだし、この日本にも大きな責任の一端がある事件でもあるのだから。イラク戦争がなければ、シリア問題は間違いなく存在しなかった。そして、我が日本国はこのイラク戦争に有志国として参戦している。日本国憲法の解釈を強引にねじ曲げてまでも。

「死者47万人、難民311万人、負傷者190万人 かくも過酷な事態を生んだ複雑な地政学を読み解く」
 これが、この本の帯の言葉。「シリア情勢 終わらない人道危機、青山弘之著、岩波新書、17年3月第一刷発行」
 この本の裏帯にもこんな文章があった。
「シリア内戦における混乱を再生産しているのは、シリアにとって異質な部外者であり、シリアの人々は彼らが繰り広げるゲームの駒になりさがってしまった。(本書「おわりに」より)」

 さて、この本を一応読み終えたその第一印象は、なによりもこの二つ。日本に広がっている報道内容と何と異なった印象であることか。どこが違うのか。

① 反体制派、反政府軍ついて、日本のマスコミは「過激派」と「穏健派」という区別、峻別をしてきたと記憶するが、この区別がこんなにも難しく、この後者はもう無数の派閥がいるということ! のみならず、両派の共闘などは日常茶飯事で入り乱れており、穏健派って一体何なのだなどなどと、何が何だか分からなくなるということである。

② この無数の反体制派の後援国がまた、軍事教練などを直接行ってきたアメリカを筆頭に多数存在して、これも何が何だか分からないという状況が存在する。一例として、2014年1月22日、国連主催第二回シリア和平協議参加状況を見てみよう。実に四〇カ国が参加している。
『シリアの友グループ諸国、ロシア、中国、イラク、レバノンなど四〇カ国、そして欧州連合(EU)、アラブ連盟が参加したこの会議は、アサド政権と「反体制派」が戦闘停止と政治移行プロセス開始に向けて直接協議を行う場として用意された。
 だが、会議は開催前から難航した。その理由は、シリアの友グループが批判を続けるシリア軍の攻撃継続ではなく、「反体制派」内での主導権争いにあった』(112ページ)
 と言う具合に、「穏健な反政府軍」が諸派に入り乱れているのである。その理由は、背後に諸大国が控えていること。アメリカ、サウジ、トルコ、ロシア、イランなどなどである。それも米ロのみならず、トルコ、サウジ、イランの役割が大きいとあった。それぞれが軍隊を派遣しているも同然というように。


 なお、青山弘之というこの著者は、こういうお方である。東京外語大アラビヤ語科、一橋大学大学院社会学研究科を出られて、フランス中東研究所とかJETROアジア経済研究所とかにも在籍されていた、と。


 
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ハリルジャパン(100) 旭日旗掲げる愚   文科系

2017年07月13日 03時53分41秒 | スポーツ
 浦和のファンなど度々のように犯してきた標記のことだが、「普通の世界スポーツ常識」にも反する実に愚かな行為である。これを理解できない日本人若者ファンが後を絶たないのは、一体どうしたことか。日本の恥部のように恥ずかしいものと考えてきた。その理由を少々。

 国際ゲームでは、相手国、ファンの気持ちを考慮することは、当然のマナー、義務になる。相手を傷つける行為は、どういう理屈を語ろうと独りよがりの判断、応援態度ということになる。喧嘩騒動に繋がる行為だからである。国際ゲームでファン同士が喧嘩になるということは、ゲームができなくなるということ。こんなことは国際競技では何度も何度も起こったことだから、世界のサッカー諸組織は「相手への攻撃的、挑発的応援」を禁じてきたのだ。ところが、これを踏み外す日本人が後を絶たないのは、どうしたことだろう。単純に、島国の国際的無知という事に加えて、最近の日本の右翼的風潮も絡んでいると思う。

 国際的な場で、他国を傷つける言動に出るということに、日本人はもっと敏感にならなければならない。他国を傷つけるか否かは、「こちらの理屈」は一切関係ないということでもある。若者に対するそういう教育も足らなかったということなのだ。そんな教育は、普通に考えてみれば当たり前のことなのだけれど。そういう恥部が、日本代表が関わる国際サッカー競技場には度々繰り広げられてきたのだ。重ねて、恥ずかしいことである。
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利害の調整 1970

2017年07月11日 12時27分24秒 | Weblog
国内外問わず政治が何をするべきかというと利害の調整。調整ということは当然損得がある。

他のトピで韓国の慰安婦問題にちょっとコメントしたが、これも日本と韓国の利害調整の話になる。双方が解決を希望してた長年の懸案を安倍政権と朴前政権で妥協した。当然、官僚レベルでの下交渉から時間を掛け、互いに妥協できる落とし処での決着。
韓国もね、当時は中国、アメリカ、日本のトライアングルの中で外交的にも経済的にも行き詰まっていたので日本との金融スワップ等も念頭に置き、交渉のテーブルに着いた。向こうのマスコミも冷えた日韓関係を改善する道を探れという声も少なからず上がっていた。朴政権批判のひとつとして。
さて、こんな背景があったのでオバマ政権が間に入り慰安婦問題の協議になった。
交渉は妥結。
そこからは毎度お馴染みの韓国大統領辞任間際のスキャンダルからの逮捕w
坊主憎けりゃ~の論理で朴政権の仕事の全否定。新大統領決定選挙でもお馴染みの対日本政策比べ。
そして現在、恒例のちゃぶ台返し。

そりゃ日本の左翼の皆さんは喜ぶよね。与党が困れば何でもいいわけだから。
韓国世論の多数派に乗っかればいいだけだから。

でも、筋はまるで通らない。

交渉で妥結したけどやっぱり流れが変わったからヤ~メタを支持しますか、そうですか。
大人の世界じゃ通用しない論理だよ。
これがまかり通ると次から韓国と外交交渉するときに、貴方決定権者でも何でも無いから話しても時間の無駄なんで帰れよという台詞でOKになる。
例え大統領相手でも。

大局的に考え交渉で妥協や譲歩を折り込んでも無駄になるわけだから。
会社同士でもこんな交渉を繰り返せば周囲からの信用は一切無くなるよな。
それを平気でやる国と何処まで真剣に相手するか?
日本の国益にはならない。
左翼は喜ぶけど 笑

とてもじゃないが韓国はまともな民主主義国家とは思えないんだよな。
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掌編小説  魂は存在するか?   文科系 

2017年07月10日 22時39分45秒 | 文芸作品
「いろいろ考えてみたんですが……、一番聞いてみたいことで……。Tさんは、人の魂ってあると思われてますか?」
 高校二年と聞いていた細い肩が目立つ小柄なその女の子は、予めMさんから僕が打診されていた相談話の一番の核心をいきなり切り出して来た。母方の祖母であるMさんが孫のRちゃんのことで僕に相談を持ちかけてきたのは、僕が大学院の哲学科を出ていることと、十数人で十年近く続いたギターパーティー常連同士で気心知れた仲とからのようだ。

この日僕がMさん宅のベルを鳴らしたのは、七月上旬午後の猛烈な日差しの中の、ジャスト二時。白に近いベージュ地に濃いダークブラウンのアクセントを付けた洋風の家は、ここを永住の地と決めて六年前に建てられたばかり。玄関から続く三メートルほどのアプローチ左脇の真っ赤なカンナの花がすくっと伸びた姿に歓迎されるようにして通い慣れたリビングダイニングに通されたのだった。このリビングは二階までの吹き抜けになっているのだが、これも含めて、ギターパーティー会場などにと目論んだ空間なのである。

「先ず、君の意見とその理由を聞きたいな。今日は聞き役に回る積もりで来ましたから」
「私は、無いと考えるようになりました。人間の心だけが他の動物のそれとは違うって、おかしいと思うんです。旧約聖書の創世記のような考え方がおかしくって、進化論が正しい訳なんでしょうし……」。
 単刀直入のこんな物言いに驚いた僕は、この子の勉強ぶりをもっと知ってみたくなった。
「アメリカのかなりの州が進化論を教えず、旧約聖書の創世記だけを教えていることも、そして、例えばドーソンの曙人を巡る考古学上の論争史なんかも、勉強されてご存知なんですね? そして、人の魂が無いなら神は居ないと?」
 彼女の目を見ながら話したから、この全てを彼女が肯定しているのは明らかだったが、Rちゃんはすぐにこの世界史に残る大偽造事件、曙人論争部分を引き継いでくれた。
「人類の頭頂骨を古い類人猿の下顔骨にくっつけて考古学的な化粧を施した化石を一九一〇年頃に発見したという事件で世界を大騒ぎさせてまで、人間の心だけが神の似姿なのだと抵抗してきた論争が、人類化石五百万年の発達解明でも完全に否定されたのだし、……… ある人の魂と言っても〇歳と九十歳とでは、全く変わっていく。老人の認知症なんかも含めてみれば、魂って何歳のソレって感じですよね。そして何よりも、神は居なくなる。人間の肉体を離れて魂がないとすれば、その魂の造物主も不要になるからで……」

いろんな周辺知識をネットで調べる現代っ子流儀から得られた限りのものでも何回も予行練習を重ねてきたような話しっぷりに若く健全な好奇心が伺われて、僕は嬉しくって仕方なくなった。紅いセイロン紅茶を運んだ後、顔が見えるキッチンから耳を傾けているやのMさんも、気持ち良さそうな微笑みを彼女に投げかけている。僕は、自分の意見は抑えて聞き手に回ると決めたギリギリの応答内容を今ここで語って、彼女を励まそうと思い立った。

「どんな新聞などにも宗教欄はありすぎるほどあっても、神とか、人を超越した神聖な存在とかを否定する議論の紹介って、君も見たこと無いでしょ。これってやっぱりおかしいと、僕はいつも思ってきたよ。アメリカのいくつもの州みたいに地球や人類の誕生について創世記だけを教えるのと大して変わらないよね。無神論にも一応触れなきゃねー。ところで、神がいないとなった時には、罪とか愛、人生の価値とかはどうなるのだと、この事も考えたんでしょ?」
「はい『それら』もこの世の人間関係の中から生まれたんだと思います。島国に一人で生きてたら、便不便はあっても罪はほぼないのだろうし、物の価値の世界とは別の正義とか愛とかいうのは、他の人や擬人化されるような動物に対してのものなんじゃないかと……」 
鉛筆を舐め舐め人生そのものへの答案を書いている真っ最中のような彼女は、僕の人生をも洗い直してくれるようだ。

「人の死は、どうなの。神の王国がなくってこれが待っている以上、人生の一切が無意味だという人もいるけど……」
「はい、私がこんなことを考え込むようになったのは、中学時代の親友が一年ほど前突然亡くなってしまったから。彼女はもうどこにも居ません。もちろん、自分がどこにもいないことも知りません。夢も見ない永遠の眠りですから、彼女を覚えている人もやがて誰もいなくなるでしょう。生きている私たちは、そこに至るまでは色々考え、悩むかも知れませんが、たった一度の人生を精いっぱい頑張って良いものにしようということでいいんじゃないでしょうか。Tさんたちがギターを一生懸命やっているように、私もピアノを頑張ってますし、勉強も楽しくやれてます」
ここにいたって、見事至極と以外の言葉を僕は思いつけなくなっていた。この子は天才である。何よりも言葉による思考の整理・推進力が。こんな力を持っている子なら学科などは授業だけで分かってしまうに違いないのである。ある授業の焦点をすぐに嗅ぎ出して、そこの周辺だけを集中して学ぶことによって。Mさんも語っていたように、あらゆる種類の読書やネット検索を猛然と重ねて来た結果なのだろうが、それにしても……。
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随筆紹介 「カナヅチ」    文科系

2017年07月09日 11時49分49秒 | Weblog
 カナヅチ  K・Kさんの作品です

 テレビや映画で沈没する船を見るのが苦手。なぜかといえば恥かしながらカナヅチだから。
 小学生のころ、学校のプールで二十五メートルの泳力テストがあった。泳げなかった私は覚悟を決め、息継ぎなしで必死に手足を動かした。五メートルも行かない所で先生に「もういい」と声をかけられて解放された。
 たぶん、前に進まないでその場でもがいているだけの私は、溺れているように見えたのだろう。そのころ、スイミングスクールなどはあまりなかったせいにしているが、覚える機会はいくらでもあったはずなのに……。大人になってからスイミングスクールに通ったが、浮く事も出来なかった。沈んでいく私を見て「力を抜いて」、コーチは声をかけながら「浮きにくい体質かな」首を傾げる。この時も諦めた。

 幸い夫もカナヅチ。水着も持っていない。だから、旅行は海へ行かない。船旅もしない。「潮風はべたべたするから嫌い」、言い訳する。山の方を選ぶ。「森林浴は気持ちが良いねえ」、深呼吸して美味しい空気を思いっきり吸う。

 その遺伝子を引き継いでいるのか、子どもたちも泳ぎは苦手だった。プールのある日は「お腹が痛い」、訴えて休んだり、わざと水着を忘れたりした。私の苦い経験からスイミングスクールに強引に通わせた。なんとか泳げるようになりほっとした。私は今のところ、さっそうと泳いでいる夢だけは見る事があるけれど……。
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勝負あり、「脱原発へ」   文科系

2017年07月08日 08時24分17秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 本日の中日新聞朝刊、連載「原発と世論 金曜デモの5年」に、耳寄りな情報があった。言われてみれば、この通り。
「日本は世界で最も急激に脱原発した国です」

 30面に連載「原発と世論」というのがあって、今日はその締めくくり。登場人物は慶大教授の歴史社会学者・小熊英二氏。「金曜デモが20万人(主催者発表)を集め、ピークを迎えた二〇一二年六月二九日。小熊英二・慶応大学教授(歴史社会学)は研究者として、記録者としてその場にいた」という紹介が付いていた。

 さて、このインタビューの末尾、エントリー表題にも使った表現が含まれている文章を抜粋します。

『(質問)再稼働が相次ぎ、デモ参加者は減っている。
 大規模な盛り上がりが継続しないのはどこの世界も同じ。事実として、日本は世界で最も急激に脱原発した国です。政権が脱原発と言ってないだけで、事故前の五四基が今は五基しか動いていない。(脱原発を宣言した)ドイツは八基が動いている。何が原因で日本が脱原発したかといえば、民意以外の要因はない。
 IEA(国際エネルギー機関)によれば、一昨年の世界の発電施設投資の七割は再生可能エネルギー。原発投資はその一割以下。日本政府が延命措置をしても、もう勝負はついています』
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オールド左翼の終わりの始まり 1970

2017年07月07日 17時20分05秒 | Weblog
去年の都知事選の頃から形になってはいたが、今回の都議選ではっきりしましたね。
都民ファーストが集めた200万票は、今までなら自民党にお灸を据える為に野党に振り分けられてた浮動票。これが既存野党には行かず都民ファーストの票になった。
都知事選の時の鳥越陣営とその支持者達のアホさ加減を目の当たりにして、中間層の目が覚めちゃったんだな。
所謂、サヨクの中でも筋金入りのオールド左翼得意のトンデモ論や陰謀論等、今までは、ま、しょうがないかであきらめてた有権者が、はっきりサヨウナラをした。
これが今回も形になった。
もうね、無党派層や中間層は会話が成立しないと思ってるのよ。
政治、経済、外交、教育、安全保障等様々な課題で。
同じ殻に閉じ籠っていればいいよと。
都議選で明確になったように、自民党への批判票の受け皿はトンデモ左翼の色が付いてない所だから。
被害を受けるのは、穏やかで冷静に主張するタイプの左翼になる。若い人間もそう。
前にシールズのリーダーの子がオールド左翼と一緒にしないで欲しいとインタビューで答えていたが、手遅れだったな。
叫べば叫ぶほど支持を減らすのが自然になった。

終わりの始まり。
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父の短歌より  KEN

2017年07月07日 13時16分56秒 | Weblog

  明治末生まれの我等過去暗し わが若き日は暗黒時代

  歌作る仲間を思想集団となして ブラックリストに載せき

明治35年(1902) 生まれの父が丁度、私の今の年齢83歳 の時に当時を
回想して詠んだ歌です。
父は名古屋の旧制八高在学中の大正15年(1926)、たまたま三河の鳳来寺
の宿で歌人、若山牧水と出会ったことで、歌の道に入っていきました。

92歳で亡くなった父の最後の歌集「自然は最高にして」の後書きより。
「…私の若く感じ易い頃に、牧水先生に逢った事は、私の人生に火をつけた
事になった。私は退学し浪々し、其の間、生家の破産に逢った。その頃、
京都に居たが、金もなくなるし、職をさがしても、なかなか見当たらず
且は其の頃は私みたいな普通の生活をしていない者は危険人物視され、
警察のブラック・リストにものせられているらしく、" 故なく巷を彷徨
するもの " というので、これは後になって郷里の村役場の人から聞いた」。

父が若山牧水が創設した短歌結社「創作社」に入会したのが、大正11年
(1922) 。その2年後の大正14年に治安維持法が公布されています。
父のいう暗黒時代は昭和20年の終戦の日まで続きます。そして今、
インターネット時代の治安維持法とも云われる「共謀罪」法が参院本会議で
強行採決されました。なんだか父の時代と重なってきます。

戦後、平和憲法のもと、高度経済成長で豊かになった生活態度に対しても
警告しています。昭和61年(1986) の時の作です。

  戦後といふ安楽椅子に腰下ろし安安(やすやす)と居り 現代人は

また、90歳の時の作には

  利潤追求始終の如き現代は明朗の世か将(はた)暗黒の世か

  九十年生き来てわれは思ふなり 世論と言ふもの当(あて)にはならず

  権力者となへて大衆追随す これが軍専制時代の世論

  今にして思ふ 軍専制時代には面従腹背のわが生きざまなりき

面従腹背 つまり表向きは服従するかのように見せかけて、内心では反抗。
そんな時代に逆戻りしないよう願いたいものです。

            
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ハリルジャパン(99) 「途轍もないレベル」岡崎慎司のこと  文科系

2017年07月06日 12時05分44秒 | スポーツ
ハリルジャパン(99) 「途轍もないレベル」岡崎慎司のこと  文科系

 サッカーダイジェスト最新7月13日号に、ここでも08年からずっと追いかけてきた岡崎慎司のことで、標記の表現が載っていた。「宇佐美日記」と名付けられた宇佐美貴史の連載日記の内容、表現が大変面白かったし為にもなったので、抜粋してみる。
  
『これまで出会ったサッカー選手の中でこんなに面白くて、誰からも愛される人は他におらんのちゃうかってくらい、最強の男やと思う。実際、新しく加わったメンバーの緊張をほぐすのも、いつも岡ちゃんだしね。そのおかげで、代表にはいつも良い空気が漂っているんやと思う。・・・・(中略)
 かって岡ちゃんと清水でチームメイトだったアキさん(西澤明訓元日本代表FW)が、「自分の限界を超えた域まで追い込めるプロ意識は、途轍もないレベル」と感心していたけど、まさにその通り。
 どんな練習にもいつも全力で取り組むし、プレーの端々に「この人にはちょっと適わへんな」と思わせる凄みを備えている。実際、岡ちゃんが球際で戦っている時って、ラグビーを観ている時のような、身体がぶつかるバチバチって音が聞こえてくるからね。そのくらい相手に全力で立ち向かって、サッカーをしてきたから、今の岡ちゃんがあるんやと思う。
 そんな岡ちゃんともお別れの日。昼食後に選手に挨拶をできなかったのが心残りで、イラク戦への出発時間まで待機して、ホテルでみんなを見送っていたら、岡ちゃんが真顔で「貴史、いてくれて良かった。毎日楽しかったわ」と言って握手を求められ、スッと立ち去って行った。その瞬間、なに? この気持ちは? と。・・・・(後略)』

 岡崎というと、あちこち走り回っているだけのように見える人も多いはずだ。が、そんな走りから、寄せた相手の視界外に出たとたんにバッと身体を寄せていき、岡崎が何をするか。相手のボールに脚を出す。相手とボールの間に身体をねじ込む。ここにも書いたことだが、少し高く上がったボールならこれを迎えに行く相手の脚とボールの間に一瞬で頭をねじ込んで行くことさえ厭わないのである。当然マイボールになるが、頭から出血という場面でもある。ジェット式の白い血止めスプレーをかけられて包帯を巻くとすぐにバッと走り出していった。
 こういう闘いをしかも、例えばイブラのようなどんな大男に対しても全く躊躇はしないのである。僕には、こんな岡崎が堪らないのだが、彼は涼しげにこう評する。
「こういう闘いがしたいからこそ、プレミアに来た」

 まさに「一生ダイビング・ヘッド」を座右の銘にするからこそ、危険と親類になってきたような危ないお方ということだ。
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パリ協定など、ドイツの執念   文科系

2017年07月06日 06時07分13秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 トランプのパリ協定離脱宣言が、大変な「内憂外患」に包囲されたようだ。国連に次ぐようなG20首脳会合を目前にして、メルケル・ドイツの大活躍が続いている。「米政府がそうならば・・・」という決意からなのだろうが、本日の報道によればアメリカ各州の各個撃破に挑み始めたようだ。

 知らなかったことだが、パリ協定目標実現目指す世界地方自治体参加組織という世界団体が存在して、米カリフォルニア州とドイツ政府がこのほど、この組織に米各州を巻き込んでいくよう「協力強化で合意した」ということである。以下は、本日の中日新聞抜粋。

『カリフォルニア、ニューヨーク、ワシントンの三州が結成した「米国気候同盟」は、温室効果ガス排出量を〇五年比26~28%削減する目標を掲げる。その後、九つの州と米自治領プエルトリコが加入。一二州で米国全体の人口、国内総生産(GDP)の約三分の一を占め、排出量削減に大きな効果を上げるとみられる。・・・・・メルケル首相は六月末、「パリ協定を成功に導こうとの決意がより強くなった」と表明、議長国となる二〇カ国・地域(G20)首脳会合で、こうした立場を打ち出す』

 なお、メルケルはこれとは別の動きとして、5日に習近平・中国国家主席と会談して、「自由貿易で協力確認」をしたとあった。

 以上から僕は、今後の世界動向についてこんな事をひしひしと感じる。
 これからの大国国政は特に、ますます世界から監視、評価されるようになっていくと。それどころか、国の行政がいー加減なら、外から批判され、その地方行政が切り崩されたりさえするのだろうと。中央集権的な日本とは違って、民主主義下の「地方自治の精神」とは本来、そういう可能性をはらんだものなのだとも。

 先のG7首脳会議終了後にメルケルが「超大国に頼らず、自分らがもっと主体的に世界を回していく」という主旨の決意を語っていたが、そういう世界になりつつあるということだろう。

 日本の一五年戦争歴史観も、南京大虐殺や慰安婦問題でさえも、日本独りよがりの主張では通用しない時代にますますなってきたということだろう。太平洋戦争も満州事変・国際連盟脱退から観ていかねばならないのだし、日本の南京大虐殺、慰安婦問題もこれを「侵略された側」の目も含めて総体として見ていかねばならない時代になったのである。
 また例えば、日本の死刑制度や移民行政、辺野古問題でさえ、どんどん世界の目で見られることになっていくのだろう。世界の目が、大国の政治を監視していく時代は、実質「国連の時代」ということでもあるだろう。

 これらのいわば「世界史の流れ」は、イラク戦争・難民問題、リーマンショック、行きすぎた大国金融資本主義などへの反省から来ているとすれば、必然的なものだと愚考し、期待したい。
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ハリルジャパン(98) 随筆「日本サッカーの金字塔ゲーム」 文科系

2017年07月05日 12時20分45秒 | スポーツ
 鹿島の石井正忠監督が退任になった。彼の偉大な功績として、この随筆を再掲したい。2月7日のここに随筆として載せたものだ。文字通り、日本サッカー史上に残る金字塔だと思う。


 コアな日本サッカーファンが、待ちに待った歴史的一勝を、鹿島アントラーズがとうとう上げた。十六年年末、世界各大陸チャンピオン・クラブが日本に集ったクラブW杯準決勝戦において、南米優勝者コロンビアのアトレティコ・ナシオナルを三対〇で破って、アジア勢で初めて決勝戦に進んだ。そしてその決勝戦では、世界の攻守きら星を絶頂期を見計らって収集しているかのスペインはレアル・マドリッドに九〇分では「二対二の同点」!
 さてこんな結果から、二種類いると思われる日本人サッカーファンの一方、欧州と南米大陸との崇拝者とも言える人々の悔しがり様が僕の目に浮かぶのである。常々「追いつくには、五〇年かかる」などと吹きまくってきた人々だ。これを苦々しく観てきた僕は逆に、「日本も、そろそろ勝てそうになってきた」とあちこちで吹聴しまくってきたのだった。一五年年末の同じこの大会で、日本のサンフレッチェ広島が、アルゼンチンのリーベル・プレートと演じた白熱のゲームが脳裏に焼きついているからである。なんせ、このゲーム後半には相手リーベル監督は顔面蒼白だった。

 さて 鹿島と日本サッカーは急に強くなったと認識している。二ゲームが同じように「組織的守備」で光った。「攻撃的守備から入り、相手攻撃がよく見えるチーム」と評すことができる。そういう一つの面白い戦い方を築き上げたなと感じる。レアルの鹿島評も、「守備が良い。攻守の切り替えも早い。本当によく走る」というものだし。そして、この走りが落ちてきた延長戦に入って鹿島はレアルに負けたのである。鹿島のエースでレアルから二得点を挙げた柴崎岳が悔しげにそう語っていたが、逆に言えば九〇分走り回されたから延長戦に入って走れなくなって失点ということだろう。アトレティコにしても、世界最高かつ旬の選手を集めたレアルはなおさら、個人能力でいえば鹿島より数段上のチーム。それを、組織の見事さ、特に組織的走りで対等に戦ったという典型的なゲームだった。この一勝と「九〇分は同点」との二ゲームは、今後のアジア勢がビデオを回しては教訓、自信にしていくはずのものであって、今後の世界戦がますます楽しみになってくる。

 二冊の雑誌に載った石井・鹿島監督の言葉で、この偉業を解説してみよう。
① まず鹿島の戦い方の特徴であるが、石井さんはこう説明する。
『自分たちからボールを奪いに行く守備の形や、攻撃では相手陣内で自分たちがボールを動かす時間を長くすることです』
『まずは相手の攻撃力を削ぐことと、自分たちがボールを持ったときに、しっかり相手陣内で動かしてスキを狙って攻撃することがポイントだと考えました』
② 石井さんはまた、①に関わりかつこれにプラスして、次のことを強調している。
『たとえば浦和や川崎のようなスタイルも良いと思いますが、それプラス優勝するためには、勝負に対する執着心が絶対に必要で、その点では三チームの中で、我々が一番だったと思っています』
 とこう語って、クラブの古い選手らと同じように付け加える。
『それはやはり(Jリーグ発足時にこのチームにいた)ジーコの存在が大きい。(中略)二四時間サッカーのことを考え、試合から逆算して日々の生活をしなさい、というプロとしての姿勢から始まって、(中略)プロのサッカー選手とは何かを教えてもらいました』
③ 最後に、今期鹿島の強化から外せない一つのエピソードも上げておこう。選手と監督との感情的もつれから監督の休養にまで発展した大事件がサッカー界に知れ渡っているが、これを石井さんが乗り越えた経過について、ある雑誌がこんな解説をしている。
『ミーティングの最後には、必ず発言の機会を設けるなど、選手の意見を尊重してきた配慮が、結果的に仇となる。選手間で意見が衝突することもしばしばで、チームは方向性を見失ってしまうのだ。そうして、“事件”は起こるべくして起きる』
 石井さんはここから、『(ミーティングの場所としては)自らの方針と要求を伝えるだけで、選手の意見を聞く時間はなくなった』と変化したのである。こうして、『監督の立場なら苦しい時期もあるのだから、そこから逃げてはいけない』ということが、これまでと一番変わったところと語られている。「選手の意見を聞くのは個別におおいにやって、最終方針は監督が一人で孤独に決めて、全員の場所ではこれを言い渡す」と変わったということだ。選手の意見採取と監督方針への集中とをぎりぎりまで最大限闘わせあった上で、最後は監督方針を押し通すと決めたという、こういうチームは確かに強くなると思う。選手の意見としては特に、小笠原、金崎、曽ヶ端などの発言内容、発言力も見逃せないということなのだろう。こうして先期の鹿島は、集団競技の最も肝要かつ難しいところを、一山越えるようにして前進させ得たのである。至難の一山を越えたときには選手らの結集力も一皮むけたのだろうし、こんなチームは強くなるはずだと、二つのサッカー雑誌特集から読ませてもらった。
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ハリルジャパン(97) 柏台頭、J大波乱  文科系

2017年07月04日 05時52分51秒 | スポーツ
 前回まで書いてきたスペインの柴崎は、今年2部で優勝して1部に上がることになったレバンテと移籍交渉に入っているとのこと。いずれにしても来期は1部の司令塔を演じている姿が見られるだろう。楽しみこの上ない。

アジアチャンピオンズリーグは、準々決勝で浦和と川崎とが当たることになった。東アジアのもう1ゲームが中国勢同士の対戦だから、日本と中国各1チームが準決勝に出ることになる。僕は、大した根拠がある訳ではないが、川崎と上海上港になると予測している。川崎はこれまでの弱点だった守備が急に良くなって現在J最少失点チームの一つだし、上海上港はプレスがもの凄くって、とにかく強い。


 さて、Jリーグに大波乱が起こっている。強豪とは言えない柏とセレッソが大躍進を見せてきた。広島、浦和の凋落と合わせて、何かJ全体が音を立てて変わっているようだ。この激動の正体は何だろうと、極めて興味深い。ちょっと勉強してみた愚考を、開陳してみたい。

 新たな上位チームは共通して失点が少ないという特徴を持つ。ちょうど、凋落してきた強豪、浦和や広島が多い失点に悩んでいるのと対照的だ。過去に失点が多かったガンバ、セレッソや、首位・柏も失点の少なさで上位にいると言って良いのである。これら3チームが、チーム守備のやり方を急に進歩させてきたということなのだろう。どう進歩させてきたか。
 敵が自陣に入ってくる辺り、中盤より上からのプレス・ボールの奪い所がキーになっているようだ。最近の柏がその典型なのだが、ドイツ・ドルトムントに端を発して世界に広がったゲーゲンプレス・ショートカウンター隆盛の研究成果とも言えるのではないか。それだけに、今後の予想としてこんなことも言えるはずだ。夏場になって走り回るのは、選手層が薄いチームには辛い、と。この点では、柏が最も問題を抱えることになるだろう。ただ、柏レイソルでは下平隆宏という監督の台頭こそ鍵なのであって、夏場にどんな手を使ってくるのやら、そこが興味津々である。セレッソのユン・ジョンファン、ガンバの長谷川健太は実績十分の監督の復活だから、抜かりはないはずだ。

 なお、上位の上記3チームにおいてキーパーが優れているという特徴も、忘れてはならないだろう。3人とも国代表チーム・キーパーという実績がある。
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憲法改正を止めるには 1970

2017年07月03日 13時06分33秒 | Weblog
注目の都議選はなんやかんやさんの勝利で幕を閉じたんだけど、今回の選挙は大きな教訓を残した。
安倍政権及び自民党への批判票はもう野党第一党民進党には間違っても流れないということ。
これからの国政を考えるときにこれは何よりも大きい。受け皿にならないわけだから。
小池さんは以前、憲法改正についてお試し改正があってもいいんじゃないかというような話をしていたことがある。AERAだったっけな。
これはつまり、極端に意見が別れる憲法9条に手を突っ込む前に他の所を改正し、改正ってのはこんな感じなのかと理解されてから全体を見直すのもありなんじゃないか?という考え。
まあ早い話が彼女も改正派なんだな。
そして、今回の都議選大勝利を踏まえ国政に進出する可能性はかなり濃厚と考えられる。下手すりゃ次の総理のめもある。
改正にOKなら総理を譲るよという話を前提に自民党と小池新党が連立するのは仮定出来るでしょう。
そうなると鍵を握るのが公明党になるんだな。
今回も候補者全員当選という抜群の安定感を示した。自民都連と別れても強い。というか結局自民党は公明党との選挙協力が無ければ大敗するときは大敗するわけで 笑
で、この公明党は自民党主導の憲法改正には必ずしも全面的に賛成していない。
消極的。
これまでは強気の安倍政権もこれからはそうはいかない。公明党の意向を無視すれば次の国政選挙で再び協力を得られず大敗することも想定できるから。
表題に憲法改正を止めるにはとしたのは、もう憲法改正をなにがなんでも阻止したい派は、明日にでも創価学会に入信するのがいいと思うね。
民進党よりはるかに効く 笑 なんと言っても自民批判票の受け皿どころじゃないので。
だから、信者になって改正阻止を訴えればダイレクトに与党内に届く。政治家は選挙に落ちれば只の人だから学会にそっぽ向かれて只の人になるよりは、言うこと聞いて当選する方を選ぶよ。余程のアホじゃない限り。

ということで、入信して憲法改正反対を叫ぼう。

ちなみにワタシは学会員でも回し者でもありません、只の工作員で与党のサイト対策者なんですけどね 笑
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「よたよたランナーの手記」(198)ランナー、脂肪の落とし方   文科系

2017年07月02日 20時28分56秒 | スポーツ
 前回これを書いた6月19日からは、こう走った。全て30分×2回のジムマシン走行距離である。
 22日8・6キロ、25日8・6キロ、29日8・6キロ、そして2日が8・9キロだ。2日の8・9キロは、去年12月の前立腺癌陽子線治療に入る前に4月から女性ホルモン剤を打ち始めて4ヶ月という8月中頃の走力、体調に戻ったということになる。

 次に、前回掲げた体脂肪落としで言えば、15%台から13%程に下がり、それとともに60キロまで上がった体重が57キロ半ばまで減った。そのせいもあるのだろうが、後半30分には9・5~10キロ時の常用速度が可能になってきた。ただ、9キロ時でも1分の心拍数が155ほどにもなり、これは僕としてはまだまだ高過ぎるのだけれど。

 1時間で500キロカロリー以上を費やせるランナーは、走った後に食をセーブできさえすればすぐに脂肪、体重は落とせる。その理屈はこういうことだ。
 ある日走り始めてしばらくはグリコーゲンが燃え、15分ほどで体脂肪だけが燃え始めて、減っていく。その後次に走る日までの間に、食べる物を多い野菜に少ない炭水化物中心にすれば、脂肪は減っていくばかりと言う理屈。それも、500キロカロリー分などと減っていくのだから、ランナーの脂肪落としはすごく効率が良いのである。
 換言すれば、走るという、人間にとって最も自然な長時間有酸素運動が出来なくなった人はまず、なかなか痩せられなくなったということだ。100キロカロリー単位で減っていく術を持たないということなのである。
 走らない中高年の心拍数はやがて低く固定してしまい、1分の心拍数が一定程度まで(同じ7キロ時で走っても、ある人は110、ある人は135と人によって大変違うからこの「一定程度」は具体的数字は書けない)上げられなくなった人はもう走れないということである。これは効率的有酸素運動ができない心臓になったということである。

 心拍数が上げられる人向きの30分、1時間と走れるようになる方法については、このシリーズで何回も書いてきた。

 ただ僕の連れ合いは、時速4キロで20分とか、走っている。これでも歩くよりは遙かに多くカロリーを消費できる。
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悩ましい都議選 1970

2017年07月02日 19時12分34秒 | Weblog
悩んだ末の投票終了 笑
投票率は前回よりいいらしいがそれでも50%いくかいかないかだろう。
国政もそうだが投票率の低いのは問題だと思うね。イヤなら白紙で出せばいい。何もしないで後からあ~だこ~だ言ったって意味がないんだけどね。

で、この投票率だと都民ファーストの爆発的大勝利は難しいかもね。浮動票勝負の党だから。昨日書いた投票結果予想に近いんじゃないかね。
あとは結果確定後だな。
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