この歌は聴いたとたんに流行ると思った.
「涙そうそう」もきいたとたんに流行ると思った.ただし,「涙」は好きだが「千の風...」は好きでない.
とかいって,覚えてしまったところをみると,メロディは悪くないのだろう.
出だしの「私のお墓の前で...」に違和感があるのだ.
最近,敬語が細分化され,名詞の前に「お」を付けるのは「美化語」ということになった.自分の墓に「お」を付けるのは,自分に敬語を使っているのにほかならない.
男子たるもの,やたらと「お」ことばを使うべきではない.男子たるもの,敬語を安売りすべきではない.なのに,テノールで「私のお墓の前で...」などとやられるから,尻がむずむずする.
山田耕筰なら「千の風に...」のくだりの,「せん」の抑揚がはなしことばとちがうとクレームをつけるところだろう.
本音をいえば,わが唯物感と相反するのが,好きになれない原因かもしれない.
J子の母はもうすぐ100歳だが,この歌を聴くと不機嫌になると言うことだ.ここに書いたのとは別な理由と思うが,お年寄りの前では唄わないほうが良いと思いますよ.
カットはいろんな歌手・演奏による「千の風」集.お好きなかたはどうぞ.
「涙そうそう」もきいたとたんに流行ると思った.ただし,「涙」は好きだが「千の風...」は好きでない.
とかいって,覚えてしまったところをみると,メロディは悪くないのだろう.
出だしの「私のお墓の前で...」に違和感があるのだ.
最近,敬語が細分化され,名詞の前に「お」を付けるのは「美化語」ということになった.自分の墓に「お」を付けるのは,自分に敬語を使っているのにほかならない.
男子たるもの,やたらと「お」ことばを使うべきではない.男子たるもの,敬語を安売りすべきではない.なのに,テノールで「私のお墓の前で...」などとやられるから,尻がむずむずする.
山田耕筰なら「千の風に...」のくだりの,「せん」の抑揚がはなしことばとちがうとクレームをつけるところだろう.
本音をいえば,わが唯物感と相反するのが,好きになれない原因かもしれない.
J子の母はもうすぐ100歳だが,この歌を聴くと不機嫌になると言うことだ.ここに書いたのとは別な理由と思うが,お年寄りの前では唄わないほうが良いと思いますよ.
カットはいろんな歌手・演奏による「千の風」集.お好きなかたはどうぞ.