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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

19年前のコンピュータ入門書が8,900円

2007-03-18 09:27:22 | エトセト等
小方厚・小柳義夫「教養のためのコンピュータ入門」近代科学社(初版1988)

19年前に出版され,とうに絶版.しかし,前半のブール代数や有限オートマトンをつかって論理回路を紹介し,コンビュータを組み立て,そこでアセンブラを走らせるくだりはなかなか.いまのコンピュータはノイマン型としいうやつで,進歩したといってもクロックが早くなりメモリが増えただけで,本質はここ数十年,何も変わっていないのだ.なおタイトルの「教養のための」は教養課程のため,すなわち大学初年級の教科書のためというほどの意味.

いっぽう,このところの理科系の学士・修士の就職先は,大学でどんな卒論を書いたかなどほとんど関係なく,コンピュータ会社というのが圧倒的.そこで,卒業生にこの本を進呈することにしてきた.

しかし手持ちがむかしT大学の講義で使ってチョークで汚れた一冊だけとなったので,アマゾンでこの本をサーチした.
http://www.amazon.co.jp/教養のためのコンピュータ入門-小方-厚/dp/4764901447/ref=sr_1_2/249-2105799-3683511?ie=UTF8&s=books&qid=1174176848&sr=1-2
ユーズド価格8,900円より
ちなみに,定価は1,400円.アマゾンは古書に関しては仲介しているだけらしい.出品は「スピード本屋さん」となっている.

もう誰にも進呈できません.
89円のまちがいじゃないの!
いっぽうには100円CDがある.世の中の値段の付け方はなんだか変だ.

この文章,読み返したら自著自賛だな... でもいまさらいくらで売れようと著者には無関係.
コメント (2)
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