Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

見ると,ジャクソンだった (うさぎおいしーフランス人)

2007-04-20 14:35:04 | 読書
kosuzumeさんが
村上春樹・安西水丸「村上かるた うさぎおいしーフランス人」文藝春秋 (2007年3月)
を送って下さった.kosuzumeさんのご評価は「思いつきの一人遊び.品のなさが最悪.暇つぶしの落書きは,お一人でお楽しみください」というもの.郵送料まで散財していただいて申し訳ないことだが,くだらぬ本は身辺にあるだけでもいやなのかと拝察している.

確かにくだらないが,ほかのまじめそうな著書と違うかといわれるとそうでもない.スペクトルの端のほうというだけのこと.何を書いても売れるようだが,HM氏に言わせれば,何を書いても売れるようになるまでの投資を考えてくれというところだろう.

かるたの「み」の項が「見ると,ジャクソンだった」だった.安西水丸のイラストが,写真の頃のジャクソンで,なかなかよい.
ところでこの寒い芋ジョーク,学生時代に聞いたことがある.他にもこの手の盗作 (と言って悪ければ,引用) があるんだろうか.でもたいていの人はMJQもミルト・ジャクソンも知らないだろう.見ると,ジャクソンなんて,おもしろくもおかしくも無いにきまっている.
ちなみに,他にマイルス,コルトレーン,モンク,サッチモなども登場.

トイレで座ってぱらぱら見るにはよい本だ.
コメント (3)
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