Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

holiday afternoon jazz live の 太田朱美さん

2008-04-04 19:52:48 | ジャズ
二子玉川 松本記念音楽迎賓館. fl 太田朱美 p 野本晴美 b 吉田豊.
会場の建物はパイオニア創業者の住宅だったと言うことだが,現在は(財)音楽鑑賞教育振興会が管理している.茶室もある庭園は桜が満開だったが,ライブが終わったら雨だった.

ライブは天井も壁も木貼りの部屋.パイプオルガンも置いてあったが,あまり大きな部屋ではない.PAなしの演奏で,ふたを全開にしたベーゼンドルファーはちょっと音がきつかったかな...という感じ.何年か前に行った朱美さんのライブはcockroachがでそうなところだったが...

朱美さん・野本さんそれぞれのCDから一曲ずつと,あとは有名曲無名曲を取り混ぜた構成.ローランド・カークの郭公の曲がおもしろかった.かってテレビが白黒だった時代は来日ミュージシャンの演奏会がよく中継された.ローランド・カークが鼻と口で二本のフルートを吹いている映像が目の前の朱美さんにだぶってしまった.

吉田さん「太田さんのCDはミュージシャンの間では大評判です」朱美さん「それってどういう意味ですか?」というやりとりも.
フルートという楽器はジャズではマイナーだ.同様にマイナーなビブラフォンにはミルト・ジャクソンという大名人がいたけれど,フルートにはそれもない (...といったら,ハービー・マンに悪いかな?).たとえば,コルトレーンの楽器がサックスではなくフルートでも,やはり先鋭的なことをやっただろうか...などと,朱美さんの演奏を聴きながら考えてしまった.

これは野本晴美さんのCDのレベル.はて何でしょう?
朱美さんが「うまくなった」というサインも可愛い.でも残念ながらサインをもらいそこなった.朱美さんのCDをアマゾンで買って家に忘れてきたため.
コメント (4)
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