Sixteen Tones

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クルーズ船上の感染

2020-02-20 10:58:10 | 科学

一億総コロナ評論家化というのは大袈裟だが,私からもひとこと...

20日付朝日朝刊.もとの厚生労働省発表資料は
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html
らしい.
このグラフからいろいろと疑問が湧いてくる.

最初に思ったのは,発生者が毎日数十人もいたのだから,下船の日20日以降もこのペースで下船者から感染者が発生するんじゃないの? ということ.

多分それは違う.この表の数は,ダイヤモンド・プリンセス号「感染者発生数」ではなく「検査後の感染者判明数」なんだろう (11日と14日は,検査(検疫というのかな)をしなかったのだろう).

いちど感染なし(陰性)とした者には,症状がない限り,再度の検疫はしていないと思われる(問題点1).つまり検疫後に感染する可能性はないと仮定されているのだ.2月5日からの健康観察期間には感染者はゼロだが判明者数はグラフの通り,ということである.
この仮定が成り立つかどうかは,検査日ごとに「感染者判明数/被験者数」を計算してみたらどうだろう.この割合が増加していたら,健康観察期間中の新たな感染の可能性がありうる.

さらに検疫に際して感染(陽性)を陰性と間違える可能性も除外されている(2).

(1)(2)の可能性を除外して,下船者を「野に放つ」のはいかがなものか.(1)の仮定が成り立つかどうかの目安として,検査日ごとに「感染者判明数/被験者数」を計算したらどうだろう.この割合が増加していたら,健康観察期間中の新たな感染の可能性がありうる.

検閲官の感染は,船上での新たな感染 : 陰性から陽性に変わった例とみなすことができる.

こんな記事も...

野に放ったことの成否は,アメリカに連れ帰られた乗客がさらに2週間隔離されたあと,どの程度「陽転」するかで判断できるだろう.それ以前に日本各地で新たな感染が続発するかもしれないが...

しかし自分が乗客だったとしたら「馬鹿にするな」と怒るだろう...勝手なことを書いてごめんなさい.


コメント
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reading

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