Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

京都食堂探求

2023-12-23 11:40:05 | 食べる
加藤 政洋・〈味覚地図〉研究会「京都食堂探究 ─『麺類・丼物』文化の美味なる世界」筑摩書房 (ちくま文庫 2023/11).

出版社による内容紹介*****

きつねうどん、しっぽく、けいらん、のっぺい、ちゃんぽん、衣笠丼、木の葉丼、カレー丼…京都の食堂は歴史の中で、「麺類・丼物」を中心にして独自の発展を遂げてきた。うどんも丼物も中華もある京都食堂の魅力とは?食いしん坊の地理学者たちが店に足を運び、味わい、観察し、文献を渉猟して、謎多き京都食堂文化に迫る。待望の研究書が、文庫書き下ろしで、ついに登場。*****

上の表が研究成果の一例.東京の「たぬき」は天ぷらそば から天ぷら,すなわち「たね」を抜いたもので,たねぬきが たぬきに転じた.
「きざみ」は油揚げの細切りが載ったもの.大阪でも,「きざみ」と言えばこれが出て来るが,京都で「きつね」に大きな油揚げを期待してもダメだそうだ.

楽しい B 級グルメ本.

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