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銀座百点 6月号の巻頭座談会は「愛し愛され文房具ファン - エンドレスな楽しみ」.木下綾乃,木村衣有子,沢野ひとし.木下さんと沢野さんはイラストレータ,木村さんは文筆家だそうだ.
印象的な発言を抜粋すると...
- 縦開きのノートは立ったままでもメモしやすい.
- 60年代のモンブランの万年筆にこだわるタイプ (沢野) と,ペンはなくす前提・無印良品専門タイプ (木村).
- 文房具は手で触るから,しっくりいかないものはだんだん嫌になる.
- 中国の,日本にはないざらざらした紙製品が好き...いろいろな素材が入っている.
- 廃番になるスピードと自分の飽き具合とのせめぎあい.
- 三つで百円の,カスが出ない「激落ち」消しゴム.
- ノートを前と後ろから同時に使い始めて,出会って終わりという使い方.
こちとらもファンではあるのだが,最近は文房具を使う機会が激減し,百均のウィンドウショッピングが関の山.写真はタネなしホチキス (これはだいぶ前に買ったものだが,似たようなものが百円で買える).厚いものを綴じないので,今はこれで十分だ.一時話題になったがもう廃番かもしれない.
座談記事にはこんな写真はなく,でも活字だけでうまく内容を伝えている.
「銀座百点」は1955年(昭和30年)創刊の小雑誌.銀座が恋しく定期購読している.
連載からは向田邦子「父の詫び状」,池波正太郎「銀座日記」,和田誠「銀座界隈ドキドキの日々」などのベストセラーが生まれている.一時 調子が落ちているんじゃないの...と思ったが,最近また上向きになったかな.坂本司の連載「おやつが好き」が好き.
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