民藝展のミュージアムショップに手のひら大の石ころを売っていた.1個 5000 円くらい.何の変哲もない白い石だが,持ってみると重さがない ! 紙で作った張子らしい.
欲しいけど年金生活者には高過ぎる.小学生時代に紙粘土でもっと複雑なものを作った記憶があるので,暇に任せて贋石作りを思い立った.
本物の贋石 !? は中空と思うが,下の写真のように新聞紙を丸めてガムテープで ぐるぐる巻きにして芯にした.百均で紙粘土をゲットしてコーティングしてみたが,中華饅頭みたいな出来栄え.
そこで新聞紙を小さくちぎって ぺたぺたと貼り付け全面をおおった結果がトップ画像.昔はフノリで貼った覚えがあるが,この度は小麦粉を煮て糊を作った.アクリル絵の具を塗るつもりだったが,このままでもいいかな とも思っている.
貼り付けたのは新聞の金融ページの,見出しがなくデータだけの部分と,自分ではこだわったのだ.
贋石を芸術として作っておられる芸術家は何人かおられるようだ.ウェブで見る
角谷郁恵さんの作品群はとてもきれい.
中山英之・砂山太一ペアの大きな作品群は,技術的にもとても手が混んでいる.
新聞紙でなく始めから和紙を使って美麗に作ることもできそう.和紙と糊 (コンニャクノリだそうだ!) のキットを売るサイトがあった.
ぼくの評価では,こちらがスタンダードな作り方.お宝鑑定団な出そうな石の贋作も作れそう.
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