
新潮社 (2022/1).北海道新聞・中日新聞・東京新聞・西日本新聞・河北新報 連鎖の書籍化.
日本の小説は薄っぺらく頼りないという印象なので,432 ページと厚いのを図書館で借りた.でも著者は台湾出身だった.図書館本には帯がないため,冒険小説を期待していた.しかし小説は見出し画像右の帯にあるように,二重構造を持っていた.「東山彰良の黄金期」という惹句は意味不明.
台湾空軍として広東省上空を偵察中に撃墜され,1959年~1962年まで毛沢東政権下の中国に囚われていた叔父をモデルに,台湾出身の作家が小説を書く.小説家は編集者と不倫してその夫に殴られて死線を彷徨い,小説に加筆修正するという顛末.国共内戦と文化大革命に挟まれた 1960 年代,人がたくさん死んだ大躍進政策時代については,初めて読んだ.この時代のストーリーは史実に基づいていて,「怪物」にもモデルがいるのかも..
登場人物は,自分は誰かが書いた架空の人間に過ぎないのではないか,と感じたりするが,それは小説の冒頭に断ってある.
まぁ おもしろかった.
カバー装画は益村千鶴 Invisible .
日本の小説は薄っぺらく頼りないという印象なので,432 ページと厚いのを図書館で借りた.でも著者は台湾出身だった.図書館本には帯がないため,冒険小説を期待していた.しかし小説は見出し画像右の帯にあるように,二重構造を持っていた.「東山彰良の黄金期」という惹句は意味不明.
台湾空軍として広東省上空を偵察中に撃墜され,1959年~1962年まで毛沢東政権下の中国に囚われていた叔父をモデルに,台湾出身の作家が小説を書く.小説家は編集者と不倫してその夫に殴られて死線を彷徨い,小説に加筆修正するという顛末.国共内戦と文化大革命に挟まれた 1960 年代,人がたくさん死んだ大躍進政策時代については,初めて読んだ.この時代のストーリーは史実に基づいていて,「怪物」にもモデルがいるのかも..
登場人物は,自分は誰かが書いた架空の人間に過ぎないのではないか,と感じたりするが,それは小説の冒頭に断ってある.
まぁ おもしろかった.
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