「マリリン・モンロー・ノーリターン」は作家・野坂昭如の 1969 年レコード デビュー曲 (片面は「黒の舟唄」).「ノーリターン」は 1954 年のマリリン・モンロー主演映画「帰らざる河」の原題 River of No Return による.昔の話をしようとするとどうしても前置きが長くなる.
この歌の6番まである歌詞が全て「この世はもうじき おしまいだ」で始まる.
地球温暖化で暑いから,冷房でさらに電力を使う.これは正帰還 posirive feedback の典型であって,線形モデルによれば発散は必至である.現実では発散する前に電力が不足するが,そのために原発を再稼働あるいは新設するとなれば,これは新たな正帰還ループ生成である.
もっと深刻な予兆は戦争だ.国防といっても,軍事費増額は,あちらが上げればこちらも上げるという,国際的な正帰還ループに組み入れられることである.
それでなくても経済的にこの国はにっちもさっちも行かない状態.
選挙でどうこうするというには,問題が大きすぎる.
ひとびとは直感的に四面楚歌と感じているから,少子化となる.この歌の6番は
この世はもうじきおしまいだ
赤ん坊つくるにゃ遅すぎる
どなたの唄やら子守唄
ごくらく極楽合歓のさと
である.作詞 能吉利人が,最後に YAMAHA にごまを擦っているところがおかしい...むかし合歓の,徹夜のジャズライブに行ったことを思い出した.
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