《水説・12.04》:「トランプ劇場」の危うさ=赤間清広
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《水説・12.04》:「トランプ劇場」の危うさ=赤間清広
<sui-setsu>
「ついに劇場の幕があがりましたね」。メールでこんなメッセージを送ってくれたのは海外経済を専門とする研究者である。
主演俳優は米国のトランプ次期大統領だ。
中国の習近平国家主席(右)と握手を交わすドナルド・トランプ米大統領(当時)。来年1月に始動する米次期政権でも米中の対立は避けられそうにない=北京の人民大会堂で2017年11月9日、高本耕太撮影
自身が運営するSNS(ネット交流サービス)「トゥルース・ソーシャル」で爆弾を落とした。
俳優は言う。米国にはカナダ、メキシコ経由で大量の不法移民と合成麻薬が流入している。
しかし、両国は何ら有効な手を講じようとしない。「大きな代償を払う時が来たのだ」と。
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元稿:毎日新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【水説】 2024年12月04日 02:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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