2023年1月5日(木)化女沼、切伏沼、蕪栗沼その2

2023年01月20日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年1月5日(木)6:45-16:47【天気】晴れ【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ ISO400 2番目の月以降800
【場所】化女沼、切伏沼、蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃・池
【メモ】こんなに長い時間、飛んでくれたのは初めてで、とてもうれしかった。
【このページの種名】シジュウカラガン、チュウヒ♀成・♀幼、ハイイロチュウヒ♂成・♀成
【写真】(2)白鳥地区
  
14:27からのチュウヒ♀幼鳥。ずいぶん長く飛んでいた。
  
チュウヒ♀幼鳥/15:35ハイチュウ♀。ホバリングしてヨシ原で獲物を探す。
  
ハイチュウ♀
  
15:49シジュウカラガンの緩やかな編隊/15:53ハイチュウ♂飛ぶ
  
ハイチュウ♂/15:55ハイチュウ♂♀一緒に飛ぶ
  
後ろからハイチュウ♂が♀に絡み、♀を追い越していった。
  
上からの続き/15:56比較的近くを飛んでくれた。
  
ハイチュウ♂
  
ハイチュウ♂
  
ハイチュウ♂
  
ハイチュウ♂/16:00ハイチュウ♂♀チュウヒ♂♀が飛ぶ
  
ハイチュウ♂/ハイチュウ♂とチュウヒ♀
  
チュウヒ幼♀/チュウヒ成♀
  
16:09月/チュウヒ♀幼
  
16:14ハイチュウ♂♀、チュウヒ成♀幼♀が白鳥地区を飛ぶ。/ハイチュウ♂
  
ハイチュウ♂/16:16 ハイチュウ♂♀が一緒に飛ぶ。
  
16:18月/ハイチュウ♂
  
ハイチュウ♂
  
ハイチュウ♂/16:22月/ハイチュウ♂
  
ハイチュウ♂。ここで撮影をやめ三脚をたたみ、移動。
 
16:30北側土手前をまだ飛んでいるので、手持ちで撮影。最後はヨシワラに入るが、その後、ハイチュウ♂が2羽になる。情報からすると♂♀2羽ずつ確認されている。

 


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2023年1月5日(木)化女沼、切伏沼、蕪栗沼その1

2023年01月20日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年1月5日(木)6:45-16:47【天気】晴れ【機材】朝:EOSR7+RF100-500、 EOSR5+EF500Ⅱ、午後:EOSR5+RF100-500、 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】化女沼、切伏沼、蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃・池
【種名】キジ♂、オオヒシクイ、マガン、カリガネ、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ4、クイナ、オオバン、タゲリ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、オオジュリン(22科46種)
【メモ】年末年始は近場に行き、いよいよ新年始動ということで蕪栗沼に行った。もっとも年末年始を伊豆沼に行けばハクガンの群れが見られたのにと思うとちょっと残念だが、仕方がない。
(1)化女沼・切伏沼・周辺田んぼ
 この時期化女沼にはシジュウカラガンの大群が塒としており、朝日を浴びて飛び出す姿は風景とマッチして、とても美しい。ということで、自宅を5時30分に出て、長者原SAで朝食、6時40分に化女沼ダムに着いた。雪とか、地吹雪とかあるといいのだが、完全な無風でしかも寒くない。三脚をセットし、久しぶりでどれで撮るか迷っているうちに、飛び出しの時間となり、R5+500で、シジュウカラガンが飛び出した後、沼を比較的低空で旋回していくところ、R7+100-500で飛び出し全体を撮ることにした。ところが、R7の撮影モードダイアルがいつの間にか回っていたらしく、Tvモードで1/80になっていた。AvモードのISO800で撮影しているものばかりと思っていたのが、ブレブレになっていたのが、切伏沼に行ってからわかった。しかし、新年にふさわしいすばらしい飛び出しを見ることができた。そこから、切伏沼に移動し、黒い羽毛が朝の光を受けてメタリックグリーンに輝くミコアイサ♂と♀を撮影。通学の高校生が自転車で通りかかったため、飛んでしまったが、それは致し方のないこと。切伏沼から蕪栗沼に向かったが、沼は土手を登ってヘラサギだけ見て、カリガネを撮影しに行った。とりあえず2羽しか見なかったが、そこから蕪栗沼に戻ってハイチュウの撮影準備となった。
(2)白鳥地区
この日は、今までで最高の出だった。以下、概略を記述しておく。
14:16 ハイチュウ♂が飛んでると教えられ、撮影する。
14:27 チュウヒ幼鳥が飛び14:37までずっと飛ぶ
15:04 ノスリ飛ぶ
15:35 ハイチュウ♀飛ぶ。15:44まで飛びヨシワラへ。
15:49 シジュウカラガンの群れが飛んでいるのを教えられる。北東から飛んできて沼を通過。
15:53 ハイチュウ♂飛ぶ。
15:55 ハイチュウ♂♀一緒に飛ぶ。
15:56 ハイチュウ♂飛ぶ。
16:00 ハイチュウ♂♀とチュウヒ成♀と幼♀の4羽で、土手東側田んぼ上空を飛ぶ。
16:01 ハイチュウ♂白鳥地区に戻り。
16:02 チュウヒ幼♀白鳥地区に戻り。
16:03 ハイチュウ♀白鳥地区に戻り。
16:04 チュウヒ幼♀飛ぶ。
16:10ハイチュウ♀飛ぶ。
16:14 ハイチュウ♂♀、チュウヒ成♀幼♀が白鳥地区を飛ぶ。
16:16 ハイチュウ♂♀が一緒に飛ぶ。
16:30 ハイチュウ♂がそれまで北側土手前を何度も飛んでいたが、塒入り?
この時点で引き揚げたので、その後は不明。


【写真】(1)化女沼・切伏沼・周辺田んぼ
  
シジュウカラガンとカワアイサ/飛び出し
  
シジュウカラガンが旋回/シジュウカラガン
  
マガンとシジュウカラガン/シジュウカラガン/ミコアイサ♂
  
ミコアイサ♀/ミコアイサ♂/ミコアイサ♂と♀
  
ミコアイサ♀/ミコアイサ♂/ヘラサギ
 
金目マガン/もともと金目のカリガネ


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2023年1月19日(木)蕪栗沼

2023年01月19日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年1月19日(木)13:55-17:00【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃
【種名】オオヒシクイ、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ヘラサギ4、クイナ、オオバン、トビ、チュウヒ♀若♀成、ハイイロチュウヒ♂1♀1、ノスリ、モズ、エナガ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、ベニマシコ、ホオジロ、オオジュリン(14科26種)
【メモ】洲崎から豊里を通って蕪栗沼に着いた。白鳥地区の土手を上がると、北側方面の土手道にこの前出くわした同じタヌキ(と思われる)がいた。栗駒山を背景にチュウヒ♀若が飛んでいた。ヘラサギは前回同様、白鳥地区北側池に分散していた。それから移動して、北側駐車場に車を停め、順光になる白鳥地区の西側に機材をセットし、しばし、椅子でリラックスした。リラックスしているうちに寒くなり、これはいかんと、立って東側の土手を見るとチュウヒ♀が土手を飛んでいた。その後、しばらく何も出ず、16時5分になってやっとハイチュウ♀が東側土手を飛んだが、また出が悪くなった。4時25分、目の前をハイチュウ♀が飛んだが発見が遅れ、しかも、ピントが合わず、一番近いところの12枚がピンボケで、夕日があたって、やっと3枚だけピントが合うという結果となった。もっと明るいうちに順光で近いところで見たいものだ。あとは4時44分にやっと♂が飛び、みんな帰って行った。待っている間、足環をつけたエナガやベニマシコの♂♀が近くの灌木に来た。赤い♂を撮影しようとしたが、飛ばれてしまった。
【写真】
  
東側田んぼのマガンの群れ/タヌキ/足環エナガ
  
ベニマシコ♀/ハイイロチュウヒ♀。もっときれいに撮れたかと思いきやだめだった。
  
ハイチュウ♀/ハイチュウ♂


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2023年1月13日(金)蕪栗沼・白鳥地区、周辺田圃・山

2023年01月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年1月13日(金)6:50:-16:10【天気】午前晴れ午後薄曇り【機材】EOSR5+EF300L、EOSR5+EF500LIS、EOSR7+EF500LISⅡ
【場所】化女沼、沼部、切伏沼、加護坊山、蕪栗沼・白鳥地区、周辺田圃
【種名】オオヒシクイ、マガン、カリガネ、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カワアイサ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ヘラサギ4、クイナ、オオバン、トビ、チュウヒ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、オオジュリン(20科36種)
【メモ】5日は天気が最高、鳥の出も最高だったが、設定を見ていなくて1/80のTvモードシャッターで失敗。今日は、気温が高く、霞がたなびき、もあっとした感じで、化女沼は朝日があたるのが遅く、みんな飛び出した後だった。午前中は、アマゾンで2万円で買ったEF300mmF4L(H3年発売)をメインに撮影したがまあまあだった。値段を見た時、いい買い物!と思ったが、何とISスイッチがない、前のモデルだった。しかし、F4と300mmの画角が魅力。AFは最初の動作がちょっと遅い感じ。
さて、沼部周辺の田んぼで、シジュウカラガンとハイブリッドを含むガンの群れを見て、切伏沼に行ったが、5日よりも凍結していて、水鳥も極端に少ない。加護坊山に登ると、霞がたなびいていて視界がいまいちだった。そのうち、晴れた時に偏光フィルターを付けて撮ってみることにする。山を下りて蕪栗沼はパスし、豊里、南方方面へ。カリガネ4羽を撮影し、昼食を取り、蕪栗沼へ戻った。北側を半周するが、特にいない。途中、タヌキが気持ちよさそうに寝ていた。自分もすぐわきにいたのを発見、タヌキの方もびっくりして、かなり手間取りながら、ヨシをかき分けて姿を消した。何しろ泥の小径をを滑らないように気を付けて歩いていたので、タヌキがいるのがわからなかったし、タヌキの方も暖かさにまどろんでいたのだろう。土手に上がってヘラサギを探すが、南側にはおらず、北側に4羽いた。それから戻って、ハイチュウ、コミミ撮影のためのセッティングをしたが、結局、この日はコミミは見ることができず、ハイチュウも遠かった。♂は帰るころになって2羽目が来たらしい。鳥は撮れなかったが、じっくり回ったのがよかった。
【写真】
  
ランディングするマガンと、下の方にシジュウカラガン2、やや体が大きめのハイブリッド1がいる/緑の耕地に朝焼けのマガンがきれいだった/山頂から見たら湛水している田んぼがあったので、沼沿いの土手から見ると、飛んでいるマガンが水面に映ってきれいだった。
  
ハイチュウ♂/ハイチュウ♀/ヘラサギ若3。1羽は年齢が違うようだ。風切りの黒い部分と虹彩の色が違う(12月の観察)
  
ハイチュウ♀/アオサギとオオヒシクイとヘラサギ若/カリガネファミリー。付近に発信機マガンと緑首輪マガン2。


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2023年1月5日(木)蕪栗沼

2023年01月11日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年1月5日(木)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】白鳥地区
【種名】ハイイロチュウヒ♂(1科1種)
【動画】 
風をうけてさらさら飛ぶハイチュウ♂


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2022年11月8日(火)蕪栗沼・自宅庭

2022年11月09日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年11月8日(火)5:55-20:54【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500F7.1EOSR5+EF500ⅡF4EOSR5+RF16F2.8
【場所】蕪栗沼白鳥地区、自宅庭
【種名】マガン、シジュウカラガン、チュウヒ、モズ(3科3種)
【メモ】例年、10月第2周にカリガネを見に行き、次は獅子鼻の飛び出しとカリガネ2回目、そして、満月の日、朝は蕪栗沼白鳥地区でガンの飛び出しを見て、夕方塒入りするガンと満月に飛ぶガンを見ることにしている。今回は1か月ほど前から11月8日と決めていたが、ちょうど、その日は皆既月食と天王星の惑星蝕の歴史的日と後で知った。さらに、火曜日なので、孫たちが家に遊びに来る日。鳥どころではない。そこで、ちょっとした計画を立てた。まず、日が昇る6:10より前に白鳥地区の南側池二つが見える場所に立ち、最初のガンの移動で、それより北側の池や蕪栗沼にいるガンの一部が飛び出して、この二つの池に降りるのを見、さらにここからの飛び出しを見る。撮影レンズは100-500と16mm。7時には沼を出発し、8時に自宅に戻る。11時から14時過ぎまで、孫たちと昼食、お遊びをし、帰ったらまた、蕪栗沼に行く。今度は白鳥地区の中央土手より北側に少し行ったところで、塒入りと満月が出るのを待つ。月に雁を撮影し、すぐ仙台に帰る。レンズは、3種。そして、庭に機材をセットし(と言っても、全く同じだが)月食の始まりからは100-500mmで手持ち撮影、皆既月食になったら、以降は500mmF4を三脚に据えて、椅子に座って、天王星蝕を撮影するというというプラン。この場所を変える時間とレンズを変える時間がポイントだ(笑)。
閑話休題。朝と夕にガンを見ること、歴史的満月を撮影するとこと、そして孫たちと遊ぶという3つのミッション。結果は、まあまあ、予定通りだったが、塒入りの時に、夕日に雲が大きくかかり、船形山も見えず。代わりに、東北東方向に16時少し前に虹が出てきれいだった。夕方来るときに鶴巣SAでもきれいな虹を見た。ガンが戻る最初の時間帯だったので、虹を通過するガンの群れは少なかった。問題は月の出で、16時30分前にやっと雲間に薄く姿を見せ、むらくものどうのこうの問題ではなくちゃんと出てもらわないと困るわけだ。すると16時34分には、きれいなお月様になった。南東の田んぼにはさきほどシジュウカラガンの大群が降りた。かなり暗いので肉眼ではマガンかシジュウカラガンかわからないが、カメラを見れば暗視カメラのようなもので、まるで真昼のように見え、シジュウカラガンだということがはっきり見える。センサー様々だ。撮るものは撮り、自宅へ帰る。普通の月は100-500で十分だが、皆既月食の月となると、F4の500mmが有利。庭で三脚をセットし、椅子に座って天体望遠鏡替わりにする。今日の月はいい。宇宙に浮かぶバスケットボールみたいな感じ。シャッタースピードやISOを変えていくと、満天の星空になったり、星が消えていったりする。その様は、まるで昔何回も見たアニメ映画「幻魔大戦」の「星が消えていく」感じ。ということで、最後は、天王星が出てくる時間まで庭で待っていられず、蝕開始から見えなくなったのを確認し、終了とした。今日は、船形山に夕日が沈む塒入りがだめだったが、自然の美しい光景を見ることができ、孫とも遊べてよかった。
【写真】皆既月食・天王星蝕は、500mmⅡでF4・ISO3200・1/10秒セルフ2秒・Tvモード。ピントはマニュアル。小さな星を拡大し、星の瞬きが一番シャープに写るところでピント合わせ。大きい月は、ドットバイドット1980×1084でトリミング。
  
目の前の二つの池に移動してきた大群/シジュウカラガンもいる
  
飛び出す5羽の群れ/7羽の群れ/最初の散発的な飛び出し
  
朝日が昇る/目の前でシジュウカラガンを中心に一気に飛び出した。羽音がすさまじい。/しかし、まだかなり残っている。
  
朝日が沼に照り映えてもまだいる/再び沼に行く途中の田んぼでマガン/虹にマガン
  
虹にマガン。雲の形が巨大な龍の頭のようにも見える
  
暗視カメラ?R5で撮影した塒入り前に堤防の近くに降りたシジュウカラガンの群れ/月にマガン
  
ここから自宅庭。RF100-500で皆既月蝕
  
8時44分に天王星が月にめり込むように見え、
  
やがて、最後は見えなくなった。

20時54分で観望終了。よい日だった。風もあまりなく寒くはない夜だった。

<余談>36年前、ハレー彗星がやってきた。私と家内はふるさとの加護坊山の山頂からそれを見た。最初、どこにあるのかわからず焦ったが、ふと見れば涌谷町の江合川にささるようにして、大きな彗星の姿があった。次回は2061年らしい。あと39年はいくら何でも無理だ。もう1回生まれて働き盛りの頃ではないか。 


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2022年10月17日(月)蕪栗沼周辺田圃

2022年10月17日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年10月17日(月)9:24-13:54【天気】曇り、小雨【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼周辺田圃
【種名】マガン、カリガネ、シジュウカラガン、カルガモ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、トビ、ノスリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ+++(8科17種)
【メモ】石巻雲雀野から移動し、今期初カリガネを見たいと思い、カリガネ田んぼに行った。例年と同じ田圃でカリガネを見て、蕪栗沼周辺のシジュウカラガンを見て帰った。タヒバリの大群がいたるところにいた。カリガネは、大きく言うと2家族と単独、ペアで全部で20羽前後だった。標識が付いたマガンもいた。珍雁はいなかった。まずは、偵察という感じ。曇りで途中から雨が降ってきた。まあ、最初なのでこれくらいで帰った。
【写真】
  
カリガネ成鳥/カリガネの家族/飛ばなくてもいいのに飛んで行った。
  
6羽の群れ/標識マガン/手前と後ろにそれぞれファミリー
  
単独でいたカリガネ/シジュウカラガン


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2022年8月13日(土)・14日(日)蕪栗沼白鳥地区

2022年08月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年8月13日(土)・14日(日)【天気】小雨【機材】EOSR5+RF100-500(13日) EF500Ⅱ(14日)
【場所】蕪栗沼白鳥地区、周辺池
【種名】カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ムラサキサギ成鳥、ダイサギ、チュウサギ、バン、オオバン、レンカク夏羽、トビ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ショウドウツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオアカ(13科21種)
【メモ】お盆ということで実家に墓参りに行くついでに蕪栗沼に寄った。
 レンカクが今年もいて、ムラサキサギもいる、ただし朝早くないと遠い、という情報をいただき、行ってみることにした。もう一つの目的は、前回行った後の田んぼの稲が出穂期を迎え、どのような状況になっているのか確かめたかった。自分がまだ現役のころ、自分の田んぼ歴でも珍しい干ばつの年があり、稲がほとんど実らなかった。実家近くの田んぼで様子を見ると、穂は出ているが、穂についている黒い実(コメ)が指で圧力を加えると、ぼろぼろと落ちてしまった。思わず涙したことがあった。今回は、実家の田んぼは大丈夫だったが、前回見て冠水していた遊水地一帯の田んぼは、穂が通常のように実っている田んぼがある一方、穂がほとんどついておらず全体が緑色の田んぼの方が圧倒的に多かった。登熟した後に台風が来て、稲が倒伏すると稲刈りに手間がかかる上に、等級が落ちてしまうこともあるが、今回は穂が出ない青田で終わる可能性があるのではないだろうか。
さて、ムラサキサギとレンカクを見ようと白鳥地区中央東側の入口に駐車して、そこから土手に登って全体を見ると、すでに見ている方がいたので、そっちに歩いて行った。鳥を探すより人を探せはよくある話だ。行ってみると知己の方で、いる場所を教えてもらった。肉眼で見ると、レンカクはゴマ粒のようだったが、確かにいることはわかる。ムラサキサギは後になって4羽おり、幼鳥もいるようだが、この時は成鳥が1羽だった。これもけっして近いとは言えないが、まだましな方だった。さて、その後、墓参りをし、実家にでお茶など飲んで帰仙した。レンカクがいて、ムラサキサギが4羽もいるのでは、ここは石垣島や西表島ですか?という感じだ。これも温暖化の影響だろうか。まあ、蕪栗沼の環境ももちろん最高だが。
 翌日、RF100-500mmより解像度のいいEF500mmで、今度は早朝からじっくり撮影したいと思い、沼へ向かった。すると、すでに昨日の方々が見ておられてた。レンカクは見えず、沼の一番奥に首を立てたムラサキサギ成鳥がいた。と、このあたりから雨が本格的に降り始め、ヨドバシで最近購入したばかりの愛用の三脚は置き、カメラと重いレンズを肩から下げて、一時退避。が、いつも通る土手の太い金網が雨に濡れていて、そこで前のめりに滑ってしまい、溝に右足首が激突して、それ以上曲がれない限度を超えて足首が曲がった。”ぐぎゃ”という音がし、うー、まずいと思い、静かに立ち上がり、けっこう痛かったが、何とか立てたので、ゆっくり車まで戻った。三脚は、車に戻って少し休んだ後、車から降りて道路を歩き、堀越しに投げてもらって拾った。堀までの金網の斜面もまた滑って危なかった。スマホで登米市と大崎市の休日当番医を検索し、さらに仙台市を検索すると、何と、自宅の近所で行きつけの整形が当番だった。そこで何とか、たどり着き、レントゲンを撮ってもらったら、骨折ですと言われ、ショック!65歳で初めて骨折。大きな病院を紹介され、そこに行ってギブスを付けてもらい、保存療法でいいと言われ、ギブスを付けて、松葉つえと車椅子を借りて、運転代行で自宅にもどったというわけ。いちおう全治4週間だが、もう少し早いだろうという話だった。
 ムラサキサギとレンカクをもっとよく撮影しようとして、前にも滑ったことがあった同じ場所で、人生初めての骨折、ギブス、松葉づえ、車椅子を体験することになったのだった。ただでさえ、足腰が大変なのに、骨折とはねえ~。鳥見の記録というよりは、骨折の記録になってしまいました。

【写真】
<8/13>8:24-10:33
  
南側土手からカワラヒワの群れ/レンカク夏羽/実際はこの程度
  
レンカク夏羽/ムラサキサギ成鳥
<8/14>7:56-7:59
  
ダイサギの群れ/アオサギ、ダイサギ、ムラサキサギ/一番奥にいたムラサキサギ成鳥


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2022年4月8日(金)蕪栗沼

2022年04月08日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年4月8日(金)11:00-11:35【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】コガモ16、アオサギ2、ダイサギ2、トビ、チュウヒ♀J、オオセッカ1(地鳴き-囀り)、ハシボソガラス2、オオジュリン♀1(6科8種)
【メモ】本当にこれしか見なかった日。堤は重機が入って作業中。いるのはハシボソガラスが水浴び2、コガモをカウントで16、白鳥地区に行くと、オオセッカの地鳴きが聞こえ、3回鳴いたので、4回目はカメラかスマホか迷って、スマホで録ろうとしたら最初だけ鳴いて、声がしなくなってしまった。3回も鳴いたのにカメラの動画で姿は見えずとも録るべきだった。仏沼には1回だけしか行っていないが、オオセッカの声はもう頭に染み付くくらい聞いているので、間違うことはない。ということで何もいなかったが、4月にオオセッカの声を聴いたのは初めてだったので、記録として掲載することにした。なお、オオセッカの記事については次のページを参照してください。2016年7月31日(日)仏沼(2)

【写真】
 
チュウヒ♀幼鳥とオオセッカがいる白鳥地区の風景


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2022年4月1日(金)・2日(土)蕪栗沼

2022年04月02日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年4月1日(金)・2日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃、堤
【種名】コハクチョウ1、オオハクチョウ3、マガモ+(1日)、カルガモ、オナガガモ1、シマアジ2、コガモ++(2日)、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、タゲリ1、コチドリ21+、セイタカシギ5、タシギ2、ウズラシギ1、トビ、チュウヒ、ノスリ、ハイタカ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ♂♀、シメ、オオジュリン(19科33種)
【メモ】4月1日は新年度なので、地元蕪栗沼に行ってみることにした。しかし、セイタカシギ、エリマキシギ、ツルシギなどは全くおらず、コチドリ数羽とタシギが2羽、マガモの小群、それにチュウヒとトビがいただけで、あとは本当にいない。白鳥地区も蕪栗沼も、本当に水鳥がいなかった。しかし、ベニマシコ♂が目の前で逃げもせず一心不乱にヤナギの花芽を食べていたのに出会えた。2日目には♀も同じ場所にいたのでたぶん、縄張りなのだろう。エリマキシギは見なかったが、2020年1月17日に越冬していたと思われるエリマキシギを見ているので、今回情報のあったエリマキシギは、もっと前からいた可能性もある。
 さて、翌日も蕪栗沼に出かけた。おそらくセイタカシギは、まだいるに違いないと思い、まずは堤に行ってみると、先にシギチを見ている方がいて、ウズラシギがいるというので、双眼鏡で見ると、確かにウズラシギだった。証拠写真を撮影して、タシギもいないか探したがいなかった。それから沼に行くと、白鳥地区には何もいなかったが、沼にはコガモの大群がいて、昨日はいなかったハクチョウもいた。タゲリがどういうわけか、1羽だけぽつねんと立っていた。コガモの中にアメリカコガモがいないか、見ていくうちに、白い羽毛の寝ているカモを見つけた。配色からしてシマアジの♂に違いないと思った。そのうち、コガモの大群が一斉に飛び立ち、ハイタカの姿も見えた。騒ぎが収まった後、シマアジのペアが泳いでおり、そのうち、またコガモの小群と飛んだので、そこを撮影した。さらにその騒ぎが終わった後に、セイタカシギ5羽が現れた。おそらく、奥の方に隠れていたのだろう。どんどん、こちらの方にやってきて岸近くでしきりに採餌していた。写真で撮影したものだけで、水に浮いていた昆虫、ヌマエビ、ヨシノボリのような小魚を食べていた。しかし、全部成鳥の♂だったのには驚きだった。これから、シギチがどんどん渡ってくるのだろう。
【写真】
<1日>
  
タシギ/チュウヒ♀/ベニマシコ♂
  
ヤナギの若芽を食べるベニマシコ
<2日>
  
ウズラシギとコチドリ/コガモの群れ/シマアジのペア
  
シマアジ             セイタカシギ
  
セイタカシギ      水面に浮いている昆虫を発見
  
食べる/餌を探す/ヌマエビをつかまえた
  
ヨシノボリのような小魚/オオジュリン(場所は伊豆沼2工区)蕪栗沼でも何羽か見ることはできたが、写真は撮れなかった。


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2021年11月3日(水)12日(金)蕪栗沼、周辺田圃

2022年02月21日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2021年11月3日(水)12日(金)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】蕪栗沼、白鳥地区周辺田圃
【種名】オオヒシクイ、マガン、カリガネ、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、アオアシシギ冬羽1、ミサゴ、トビ、ノスリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ(15科27種)
【メモ】10月はカリガネとシジュウカラガンを見に蕪栗沼に行ったが、シジュウカラガンの小さな群れを一つ見ただけだった。今回は、白鳥地区の東側田んぼにシジュウカラガンの大群がいた。お昼を過ぎたころに、次々に田んぼから白鳥地区の南側池にマガンとシジュウカラガンが入り始め、それは見事に美しい光景だった。仙台市科学館での小企画展「宮城の野鳥展」が10月最終週から始まり、大学の講義も後半に入ったため、企画展の充実に時間がさけるようになり、この日はドローンでの空撮を行った。一つは昼過ぎのマガン、シジュウカラガンの白鳥地区の池への「昼の塒入り」の様子、もう一つは、本物の塒入りの撮影でこちらはドローンではなく、EOSR5による動画撮影となった。
【写真】
  
アイリングの羽毛が金色がかって見えるマガン/シジュウカラガンとマガン
  
シジュウカラガンとマガン
  
シジュウカラガン        午後、白鳥地区の池に入り休息するマガンとシジュウカラガン
  
カリガネファミリー


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2022年2月18日(金)北長根

2022年02月18日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2022年2月18日(金)14:23-14:24【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】大崎市田尻大貫北長根
【種名】オジロワシ成鳥1(1科1種)
【メモ】伊豆沼からの帰り、蕪栗沼経由でいつもの帰路コースを走っていたところ、北長根の上空(比較的低いところ)をオジロワシの成鳥が畑や田んぼの上をぐるぐる回っているのを発見。急いで道路わきに駐車して、撮影した。ちょうど電線にかかって順光の写真が撮れず、結局同じような向きの斜光になってしまった。つまり、オジロワシはその後、蕪栗沼方面に飛んで行ったということ。ここで見たのは初めてだったので掲載しておいた。
※旋回していた位置は38°37'07.8"N 141°04'35.6"E
【写真】
  
オジロワシ成鳥。この辺の小さな田んぼで採餌しているマガンでも狙っていたのか、よくわからない。


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2022年1月19日(水)蕪栗沼・白鳥地区

2022年01月19日 | 蕪栗沼・白鳥地区

2022年1月19日(水)11:52-14:51【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蕪栗沼・白鳥地区
【種名】キジ♂,オオヒシクイ,ヒシクイ,マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,トビ,チュウヒ♀1,ハイイロチュウヒ♀1,ノスリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン(科種)
【メモ】天気がよかったので,夕方ハイチュウ撮影なしの蕪栗沼に行った。オジロ狙いで,ヘラサギは頼まれ仕事だったが,どちらもいなかったが,ふるさとの山々や田圃,そして自然だけは変わらずにそこにあった。健康のために今日は白鳥地区一周と決め,南側駐車場から沼を一周した。ノスリだけがやたら多く,ハイチュウ♀が途中で飛んで,それに追われるようにチュウヒ♀が飛んだが,それで終わりという感じだったが,あとで撮影した写真を見ると,ノスリもなかなかの猛禽だし,小鳥も冬に一生懸命生きているのがわかった。
【写真】
  
畦で草を食べている/ノスリ成鳥♀/ノスリ成鳥♂
  
田圃の農作業用道路のマガン/ツグミ/ダイサギとアオサギ
  
ノスリ若鳥食べ残し/ホオジロ♂/カシラダカ♂
  
ハイイロチュウヒ♀/ベニマシコ♀/かなり遠いのにやたら飛びまくっていた。


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2021年12月29日(水)蕪栗沼

2021年12月29日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2021年12月29日(水)14:48-16:14【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500・EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、東側田んぼ
【種名】オオヒシクイ、マガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ♂♀、オオタカ若鳥、ノスリ(2科9種)
【メモ】今年最後の蕪栗沼。10月に入ってから13回も沼に行った。ハイイロチュウヒが目的だったが、まともに♂を観察できたのは2回のみ。今日も♂はちらっとしか出ず、♀は近くも飛んだがたいていは遠かった。おもしろかったのは、いつもノスリが止まる木に、ハイイロチュウヒの♀が止まったり、オオタカの♂が止まったのを、ハイイロチュウヒ♀が何となく牽制するように上や横を飛んだりしていた。またノスリが止まると、オオタカににらまれたりと、結局、オオタカが一番強かったような。マガンは少し暗くなってから、東側田んぼに大群が集結し、ほぼ見えないような暗さになってから、沼に塒入りした。肉眼で見るとほぼ暗くて、農道をライトを点灯して走る車の影も薄いのだが、カメラを通してみると、これって昼間?というようなすごい見え方をしていた。
【動画】

蕪栗沼東田圃に集結する塒入り前のマガンの大群

【写真】
  
ハイイロチュウヒAd♀が木に止まろうとしている。
  
木に止まった。/ オオタカ若鳥とハイイロチュウヒ♀/オオタカ若鳥とノスリ
  
採餌するマガン  実際にはほとんど暗い状態。塒入り前のマガンが沼の東側田んぼに集結している。


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2021年12月14日(火)蕪栗沼白鳥地区

2021年12月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

ハイイロチュウヒの飛翔

とりあえず、いつもより(30秒ない時もあるので)飛んでくれたので、最初に動画を2分撮影してから、静止画を撮影した。


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