■2009/8/18(火)13:15-14:45【天気】曇り
【場所】名取,岩沼田圃,長谷釜,北釜
【種名】ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,オオタカ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,キジ,バン,コチドリ4,メダイチドリ2,トウネン1,ヒバリシギ2,アメリカウズラシギ1,シベリアオオハシシギ1,アオアシシギ4,クサシギ3,タカブシギ+,オグロシギ2,オオジシギ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,セッカ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科41種)
【メモ】名取ICで降りて,クロハラアジサシ田圃を見たが何もいない。近くの田圃の2枚の休耕田があり,たまたまそこを見たら,シベリアオオハシシギの幼羽がいた。区画整理した長い田圃の向こう側にいたので,証拠写真ということでまず4枚ほど撮影したが,アオアシシギ幼羽も2羽い。タカブ,クサ,アオアシの類は警戒心が強く,50mくらいはあったので少しは近づこうと思ってハッチバックを開けて長靴に履き替え,田圃を見たら何もいなかった。どっちに飛んだのかさえわからない。いずれ岩沼の田圃に行くだろうと思い,付近を巡回した後,岩沼に行った。シベリアオオハシシギの体型は双眼鏡で見るまでもなく,嘴の長さと頭の長さの比など特徴的だ。オオハシシギは識別の候補からまっさきに外れる。もう29年前になるが1980年5月に蒲生で見た夏羽が初見だ(写真上)。大学時代,オオソリとオグロシギの嘴以外の識別では,雨覆の模様が違うのを識別のポイントにしていた。斜めに流れるような模様のオオソリハシシギと,四角いタイル風のオグロシギ。飛べば,地味なオオソリに対し,オグロシギは美しい配色パターンが見られる。シベリアオオハシシギはまっすぐな嘴と縦長のやや小さい頭と,雨覆の流れ紋,足が黒いのが特徴。アメリカオオハシシギ(写真下)は以前フロリダでたくさん見たが,こちらはオオハシシギと似ているが嘴はshort- billedというくらいで,あまり長くはない。シベリアオオハシシギの体型に一番似ているのはオオソリハシシギだと思う。オオソリハシシギの嘴を真っ直ぐにしたら,シベリアになる感じ。雨覆いの流れ紋も似ている。誤解を恐れず言えば,シベリアオオハシシギは,オオジシギ,オオハシシギはタシギをもう少し立たせた感じだ。
お昼にしようかと思ったが,もう曇っているし,先にシギチを見に岩沼の3カ所の休耕田に行った。最初に一番近い田圃でオグロシギ,アオアシシギ,アメリカウズラシギを見て,他の休耕田でもいろいろ見たが,小さくしか撮影できなかったものが多かった。
ところでアメリカウズラシギを最初に見たのは学生の頃9月にカウントで行った伊豆沼中の干潟にいた個体だ。確か5,6羽小さく写っている中の1羽がアメウズだったはずだ。ちなみにスライドをプロジェクタで映してみたのは2003年が最後で,学生時代からの膨大なスライドはまだ捨てないであるが,見るのが怖い(菌糸がはっていたりするので)。最後はラーメンを食べて帰宅した。
【写真】

■シベリアオオハシシギ幼羽とアオアシシギ幼羽。いくら何でもこの写真で終わりというのは悲しいので,いればもう一度見に行きたいものだ。/アオアシシギ幼羽の飛翔と羽のパターン

■タカブシギ幼羽,オグロシギ幼羽,アメリカウズラシギ成鳥夏羽♂/先頭からタカブシギ,オグロシギ,アメリカウズラシギ,オグロシギ

■オグロシギ,タカブシギ,アメリカウズラシギ/タカブシギ幼羽

■アメリカウズラシギ成鳥夏羽♂
Copyright(C)2009 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】名取,岩沼田圃,長谷釜,北釜
【種名】ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,オオタカ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,キジ,バン,コチドリ4,メダイチドリ2,トウネン1,ヒバリシギ2,アメリカウズラシギ1,シベリアオオハシシギ1,アオアシシギ4,クサシギ3,タカブシギ+,オグロシギ2,オオジシギ1,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,セッカ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(22科41種)
【メモ】名取ICで降りて,クロハラアジサシ田圃を見たが何もいない。近くの田圃の2枚の休耕田があり,たまたまそこを見たら,シベリアオオハシシギの幼羽がいた。区画整理した長い田圃の向こう側にいたので,証拠写真ということでまず4枚ほど撮影したが,アオアシシギ幼羽も2羽い。タカブ,クサ,アオアシの類は警戒心が強く,50mくらいはあったので少しは近づこうと思ってハッチバックを開けて長靴に履き替え,田圃を見たら何もいなかった。どっちに飛んだのかさえわからない。いずれ岩沼の田圃に行くだろうと思い,付近を巡回した後,岩沼に行った。シベリアオオハシシギの体型は双眼鏡で見るまでもなく,嘴の長さと頭の長さの比など特徴的だ。オオハシシギは識別の候補からまっさきに外れる。もう29年前になるが1980年5月に蒲生で見た夏羽が初見だ(写真上)。大学時代,オオソリとオグロシギの嘴以外の識別では,雨覆の模様が違うのを識別のポイントにしていた。斜めに流れるような模様のオオソリハシシギと,四角いタイル風のオグロシギ。飛べば,地味なオオソリに対し,オグロシギは美しい配色パターンが見られる。シベリアオオハシシギはまっすぐな嘴と縦長のやや小さい頭と,雨覆の流れ紋,足が黒いのが特徴。アメリカオオハシシギ(写真下)は以前フロリダでたくさん見たが,こちらはオオハシシギと似ているが嘴はshort- billedというくらいで,あまり長くはない。シベリアオオハシシギの体型に一番似ているのはオオソリハシシギだと思う。オオソリハシシギの嘴を真っ直ぐにしたら,シベリアになる感じ。雨覆いの流れ紋も似ている。誤解を恐れず言えば,シベリアオオハシシギは,オオジシギ,オオハシシギはタシギをもう少し立たせた感じだ。
お昼にしようかと思ったが,もう曇っているし,先にシギチを見に岩沼の3カ所の休耕田に行った。最初に一番近い田圃でオグロシギ,アオアシシギ,アメリカウズラシギを見て,他の休耕田でもいろいろ見たが,小さくしか撮影できなかったものが多かった。
ところでアメリカウズラシギを最初に見たのは学生の頃9月にカウントで行った伊豆沼中の干潟にいた個体だ。確か5,6羽小さく写っている中の1羽がアメウズだったはずだ。ちなみにスライドをプロジェクタで映してみたのは2003年が最後で,学生時代からの膨大なスライドはまだ捨てないであるが,見るのが怖い(菌糸がはっていたりするので)。最後はラーメンを食べて帰宅した。
【写真】



■シベリアオオハシシギ幼羽とアオアシシギ幼羽。いくら何でもこの写真で終わりというのは悲しいので,いればもう一度見に行きたいものだ。/アオアシシギ幼羽の飛翔と羽のパターン



■タカブシギ幼羽,オグロシギ幼羽,アメリカウズラシギ成鳥夏羽♂/先頭からタカブシギ,オグロシギ,アメリカウズラシギ,オグロシギ



■オグロシギ,タカブシギ,アメリカウズラシギ/タカブシギ幼羽



■アメリカウズラシギ成鳥夏羽♂
Copyright(C)2009 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.