■2023年6月17日(土)18日(日)【天気】2日間午後から晴れ、午前曇り、小雨【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR5+RF16
【場所】宗谷岬、稚内港、ノシャップ岬、オロロンライン、サロベツ原生花園、幌延ビジターセンター、メグマ沼、大沼
【種名】マガモ6、キジバト+、アオバト2、カワウ+、アオサギ1、ツツドリ1、アマツバメ1、ウミネコ++、オオセグロカモメ+++、ミサゴ1、トビ+、オジロワシ若鳥1、ハシボソガラス+ヒバリ3、ウグイス+、シマセンニュウ+、エゾセンニュウ+、コヨシキリ+、コムクドリ2、ノゴマ♂1、ノビタキ++、スズメ2、ニュウナイスズメ4、ツメナガセキレイ+++、カワラヒワ5、ホオアカ♂1、アオジ♂1、オオジュリン♂1(19科28種)
【メモ】大学2年の夏に訪れたサロベツ原生花園とサロベツの民宿あしたの城を、46年ぶりに再訪した。10年くらい前まで、自宅の書斎に昔撮影した、ツメナガセキレイ、シマアオジ、ノビタキ、ノゴマ、原生花園のプリントがあったが、どこかに行ってしまった。しかも、どういうわけかネガで撮影していた。その頃、シマアオジは、北海道に行けばどこでも見られた鳥だった。それから、少なくなっていって、最後に見たのは、いつだったかウトナイ湖のビジターセンター近くだった。それ以来見ていない。今年は10羽前後は来ているらしく、年々、また少しずつだが見られるようになっているという情報もある。しかし、今回の1泊2日の旅の一番の目的は、あしたの城のご主人と再会することと、周辺の自然環境が、どのように変わったのか見ることだった。
仙台空港を8時過ぎに出発し、新千歳経由で稚内空港に11過ぎに着き、探鳥を開始したのは11:47だった。最初に冬に行ったことがある宗谷岬に行ったが、ここまで行くのはそんなに時間はかからない。冬に行った時は誰もいなかったが、土曜日ということもあり、観光客がけっこういた。岬に行って写真を撮り、戻って、稚内漁港から恵比寿漁港、そこから冬に抜海港まで行ったコースを取って、オロロンラインを抜海港経由で、サロベツ原生花園に行った。この時間は1時間ほどかかったが、海岸沿いに咲くエゾカンゾウとハマナスの群落がきれいだった。オロロンラインを豊富町の標識で左折し、数分走ると、あしたの城に着く。あしたの城は、一度火災で焼け、昔あった場所から、5分ほど原生花園側に行った高台にあった。ここでアオバト2羽見たが、翌朝もあしたの城の庭付近にいたので、その辺にいつもいるのかもしれない。御主人も鳴き声はいつも聞いていると言っていた。さて、宿の場所を確かめ、原生花園に行く。大学時代の交通機関は列車と連絡船とバス、歩きそして、宿は、野宿かユースホステルだった。原生花園は夕方だったが、光線がよかった。初日に、ツメナガセキレイ、ノゴマ、ノビタキなど見、翌朝と午前中にオオジシギ、アマツバメ、ニュウナイスズメ、アオジなどを見たが、何とノゴマは1回だけ、真っ赤なベニマシコは見なかった。エゾカンゾウはたくさん咲いていたが、ワタスゲはどういうわけか、少ししかなかった。天気が悪く、早々に稚内に移動し、漁港を見て回ったが、当然何もいない。昔、シマアオジがいたメグマ原生花園をかなりの時間をかけて歩いたが、行く先々でノジコとツメナガセキレイが、テリトリー宣言をして、次々に現れた。大沼は特に何もいなかった。
【写真】
夕陽/新あしたの城
新あしたの城/礼文島方面に沈む夕日、左は利尻山/あしたの城
カワウ/オオセグロカモメ/この先、宗谷岬
宗谷岬へ行く途中の海。海藻が茂っている。/ゴマフアザラシの抜海港/稚内-利尻・礼文フェリー
オロロンラインの海岸とエゾカンゾウ/サロベツ原生花園ビジターセンターの芝生にいたツメナガセキレイ
ノゴマ♀/オオジュリン♂/ノビタキ♂
ノビタキ♂AdS/ノゴマ♂
サロベツ原生花園/黒化したシマヘビと思う
カキツバタ/マガモとエゾシカ(豊富町の街中に買い物に行く途中の川で)
オオジシギ/チュウヒ♂
ニュウナイスズメ♀/ノビタキ♀AdS
ミズゴケとモウセンゴケ/メグマ原生花園にたくさんいたツメナガセキレイ
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