2011年11月23日(水) 晴れ
午前中豊齢研ITサロン会津のパソコン教室。今月は「はがき作家」のソフトで住所録作成の学習を担当。しばらく操作していないので昨夜は予習をして学習計画をたてる。午前中の授業をしっかりとすることができた。午後4時帰宅。夕方6時から地区区長会役員会があるので会議の資料を整え庶務としての会務を遂行した。夕食は午後8時半。今日も忙しくあっという間に過ぎた。
11月14日(月)くもり・時々小雨
京都 第2日目 大原・三千院周辺
朝食をすませ宿主に自家用車で大原バス停まで送ってもらう。大原には静かな里の山道が結ぶ庭園の美しい三千院エリアと、静寂の中の寂光院エリアがある。三千院の方が登り坂が続くのでこちらを先に回ることことにした。
バス停から横断歩道を渡って三千院まで約600mの標識をみながら左の坂道を歩く。桜と紅葉のシーズンの日曜・祭日ともなれば観光客が押し寄せる人気のエリアで呂川沿いの細い一本の道のため長い行列ができて歩きづらいと聞いていた。平日で小雨も降り早い時間帯であったので観光客も少なく、土産物店もちらほら開店し始めていた。一人黙々と歩いて御殿門に着いた。周辺の店は観光客で賑わっていたのでほっとした。
大原の地は千有余年前より魚山と呼ばれ、仏教音楽(声明しょうみよう)の発祥の地であり、念仏聖による浄土信仰の聖地として今日に至る。創建は傅教大師最澄上人(767~822)が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結んだのに始る。別名梶井門跡・梨本門跡とも呼ばれる天台宗五箇室門跡の一つで、当院は皇子、皇族が住職を勤めた官門跡。梶井御殿内の持仏堂に掲げられていた霊元天皇宸筆の勅額により、三千院と公称されるようになった。
境内案内図に従って御殿門をくぐると左側に受付があり拝観料700円を支払う。今回京都へ来て初めての拝観料。これからいくら拝観料がかかるのだろう。京都は大好きだが金儲けに走る寺が多いのにはがっかりする。宗教としての活動はどうしてしまったのかと疑いたくなる。拝観料の他にいたるところに賽銭箱があり、その脇に東日本大震災義援金の箱が置いてあるところが多かった。京都は小銭がたくさん必要だ。 (つづく)