会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都に魅せられた男の一人旅 4

2011-11-24 21:39:28 | 旅行

2011年11月24日(木) くもり・雨 
 予約しておいた山鹿クリニック整形外科の診察日。8時15分に受付して3番目の診察。4週、5週、6週と腰痛の診察日の間隔が長くなって薬もいらなくなった。骨密度の検査をしてから今後のことを話し合う。
 久しぶりにインターナショナルスイミングへでかけた。ストレッチと水中運動ですっきりした。できるだけ休まないで通うように努力したい。
 
 11月14日(月)時々小雨・くもり後晴れ 
       京都 第2日目 三千院境内

  
 受付から順路に従って進んだ。まず、靴をぬいで客殿へ(平安時代、大原寺の政所であった。)、続いて宸殿へ(後白河法皇により始められた声明による法要を今に伝える道場)。庭に下りて阿弥陀如来坐像などを安置する往生極楽院へ向かう。そこにある有清園・聚碧園の庭園はびっしりとおおわれた苔に老杉やカエデが配されて、落ち着いた美しさである。パンフレトの表紙を飾っていた構図をカメラに収めたが、デジカメではこの程度でした。
 
 往生極楽院は寺伝によると寛和2年(986)に『往生要集』の著者で天台浄土教の大成者である恵心僧都源信が父母の菩提のため姉の安養尼と共に建立したと伝えられる。お堂に比べて大きい「阿弥陀三尊像」(国宝)を納める工夫として、天井を舟底型に折り上げている。現在では肉眼ではわかり難いものの、その天井には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が極彩色で描かれている。重要収蔵施設「円融蔵」に復元模写されて、創建当時の面影を知ることが出来る。出口近くにあるので是非観てみましょう。(無料)
 中尊の阿弥陀如来は来迎印を結び、右の観世音菩薩は往生者を蓮台に乗せる姿で、左の勢至菩薩は合掌し、両菩薩共に前かがみに跪く「大和坐り」で、慈悲に満ちたお姿であった。

 雨は止んだが薄くもり。時折射す光を待って紅葉や池など写したのが下記のような写真です。ご覧ください。

三千院の紅葉