会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都に魅せられた男の一人旅 6

2011-11-26 19:50:52 | 旅行
2011年11月 26日(土) 晴れ
 実兄の長女の子の結婚式に夫婦で招待された。大伯父は私一人なので色々な面で実家のことでは相談に乗ってきた。特に実兄が病に倒れてからは委任されてすることも多くなった。そんなことでたった一人の大伯父として招待されたのかもしれない。
黒い背広を着る時は黒いネクタイというのが多かった。何年振りだろう。礼服でお祝いのネクタイを締め式場に参列するのは・・・・・・・。
昨今 葬祭場が増え結婚式場が少なくなっているがこの式場は7年前にできた。舌を噛みそうな名前「プリエール・ド・マリアージュ会津(小さな結婚式場)」だが、外観も内部も瀟洒で気に入った。チャペル、牧師、賛美歌、バージンロードなど演出面もなかなか。一番ユニークなのは新婚夫婦からみなさんへといって夜空に数発の花火を打ち上げた。久しぶりにワインの酔いと華やいだ気分で過した日であった。 




11月15日(火) くもり後晴れ 第二日目 来迎院


重要文化財収蔵施設の円融蔵を見学して三千院を出る。

周辺には幾つかの寺がある。とりあえず左に20mくらい歩きまた左に曲がると来迎院の参道。ほとんど人影無し。また、一人呂川に沿って坂道を歩く。薄暗い道で少し寂しかった。



 来迎院は、円仁が中国で声明を学び、大原の地を声明の道場の地に定めて、じゃ寂元が勝林院を、良仁が来迎院を建てた。良仁は円仁が伝えた声明を統一し、魚山声明を集大成した人物として知られる。静かな境内に、本尊の薬師・釈迦・阿弥陀如来をまつる本堂がひっそりと建っていた。近くに小さな寺が3ヶ所あったが寄らずに元着た道を下った。

呂川と塀の白壁と紅葉が美しかったので写真をパチリ。

帰り道一人上ってくる人がいた。このような寂しいところに上ってくるのは団体客ではいない。私のように一人旅をしているようだ。京都は老若男女一人旅をしている人が多い。
(つづく)