会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都に魅せられた男の一人旅 11

2011-12-01 22:21:23 | 旅行
2011年12月 1日(木) くもり
 骨塩定量測定(骨密度測定)は竹田総合病院で受診。結果についての説明は山鹿クリニック。(道路を隔てて地下道で連結)骨塩定量測定は骨ミネラル含量を測定するもので、骨の強度は骨の量に比例する。と=骨塩定量データの見方=の説明を受けたがよくわからなかった。
医師との問答の結果分かったことは、若年成人の骨塩定量の平均値を100%として被検査者の骨塩定量が?%あるかを測定した数字がデーターである。
 正面方向計測で97%あり正常。男性の場合は、加齢のよるわずかな骨量減少しかなく、一般的にはほとんど骨粗鬆症になることはないとのことであった。一安心。
  
11月15日(火)くもり後晴れ 第二日目 鞍馬・貴船へ
 寂光院を出た時には11時50分を過ぎていた。鞍馬へ行くには大原のバス停に戻り、京バスで比叡山電鉄鞍馬線を利用するしか方法が無い。12時20分発京都駅行きのバスに間に合わないとその後の行動が遅くなってしまう。すこし慌てた。昼食もとらずひたすらバス停へ歩いた。発車2分前に到着しバス券を買い乗車。息切れ動悸が激しい。水を飲んでほっとした。
 京都駅までは行かず宝ヶ池で下車し、電車に乗る。バス停のすぐ後ろの建物の影に駅舎が見えるのだが、案内標識がないのでとまどった。同じように戸惑った二人連れ(神奈川県の方)と遇う。バス停から左へ1分行った交差点を左折するとすぐ駅舎。
 先ほどの連れと無尽駅ホームで四方山話をして電車を待つ。これも旅の楽しみ。  
電車で約20分で終点鞍馬駅に着く。駅前の食堂に入り遅い昼食。
午後1時を過ぎていた。天狗のお面が観光客を迎える。
 鞍馬山・僧正が谷の天狗についての解説板をみる。
 僧正が谷は木の根道が続く奥の院の大杉権現、不動堂、魔王殿の辺り一帯をさす。この付近は古来から天狗が棲みつき出没、牛若丸(義経)はここで鞍馬の天狗をはじめ高雄・愛宕の天狗から武芸を教わったと伝えられる。
 天狗は古くから山岳信仰とかかわりがあり、修験者が守護神として祀っていたが、中世以降山伏の堕落があり、天狗を妖怪や「魔」とみなす風潮も生まれるなど、時代とともに
姿やイメージも変遷していった。
 本来の天狗とは、山に宿ると考えられる「精霊」で、姿をみせない神秘的な存在である。ここ鞍馬山の天狗は「僧正坊」と呼ばれ日本各地の天狗たちの総元締めとして、また、僧正が谷は総本山ともいえる場所の一つとして、語り継がれている。

 鞍馬駅側から貴舟神社へ抜けるおよその距離と時間が書いてある標示をみる。
抜けるのには約2時間。本気で歩けば、午後4時半頃に貴舟神社へ着く予定。本腰を入れて歩かなくてはならない。(つづく)