会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都 比叡山 6 西塔 釈迦堂

2011-12-14 22:08:25 | 旅行
2011年12月13日(火) 晴れ
 
 今までも少しずつ冬への準備はしてきたが、中途半端で終わっていた。今日は晴れた。本格的な冬到来の最後のチャンス。
 朝食を済ませるとすぐ外へ。あり合わせのもので植木や盆栽は藤棚の下と植木棚の下へ押し込んだ。これで一安心。


  11月16日(水) 晴れ 
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    第三日目 比叡山 西塔

 横川から12時シャトルバスに乗る。途中の峰道には伝教大師像や350名まで収容できるレストランのある。琵琶湖の景色も最高の眺め。下車してみようと思ったが、シャトルバスは30分間隔なので乗り遅れたら後が大変。山頂から京都駅に向うバス15:05か16:00に間に合わせるにはここに下車する余裕はなかったのでパス。日暮が遅い夏場だったらレストランで琵琶湖の眺望を楽しみながら食事をすることが出来るのに今回は断念した。

ここ西塔は美しい杉木立の間から小鳥のさえずりが聞こえる静寂境。釈迦堂を中心に相輪塔、にない堂、椿堂、瑠璃堂や一般の人が修行体験できる居士林研修道場がある。
 中でも釈迦堂は西塔の中心で、正式には転法輪堂という。現在の建物は織田信長の比叡山焼き討ちの後、豊臣秀吉が園城寺の弥勒堂を移して手を加えたもので、比叡山では最も古い。本尊は伝教大師御自作の釈迦如来立像で、堂の名前もこれに由来する。
 
 にない堂は、常行堂と法華堂という同じ形の建物が二つ並んで廊下でつながっている。力持ちの弁慶がこの渡り廊下をてんびん棒として、このお堂をかついだという伝説から「弁慶のにない堂」と呼ばれている。法華と念仏が一体であるという比叡山の教えを表し、法華堂では法華三昧、常行堂では常行三昧の修行が行われている。(つづく)