会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

ツキミソウ(月見草)

2012-08-01 19:32:13 | 山野草
2012年8月1日(水)晴れ 猛暑日 
連日35度以上の猛暑が続いている。扇風機を使い窓やドアを開け空気の流れをよくして暑さ対策をしている。日中は戸外へ出ないようにもしているが、熱中症になっては大変なので一室だけクラー27度にしている。時々、その部屋で涼をとる。
 午後5時半過ぎになると畑の作物や植木・花壇への水くれをする。玄関周りは打ち水をする。皆さんはどのような暑さ対策をされていますか。


 夕方になるとプランターに植えておいた「ツキミソウ(月見草)」が白い花を咲かせる。原産地は北アメリカで、日本には江戸末期の寛永年間(1848~53)に渡来している。花は6~9月の夕方開花して朝には縮んでしまう一夜花。花弁は4枚で白色ですが、翌朝に縮むと赤紫に変色する。草丈は30センチほどの二年草。
 このツキミソウに魅せられて20年も栽培している知人から苗をもらった。


 知人の話によると
 『多くの方がツキミソウというと道端や荒地に咲く黄色い、マツヨイクサあるいはオオマツヨイクサだと勘違いしており、一般的にツキミソウと言えばマツヨイクサあるいはオオマツヨイグサをさすことがおおいようですが、これは誤りです。

 昭和13年の初秋、御坂峠の天下茶屋に滞在した時のことを「冨嶽百景」として発表した太宰治が、その中で、おそらくマツヨイクサを見て月見草と勘違いしたご婦人の言葉をうのみにした「富士には、月見草がよく似合ふ」と書いたことにより、この勘違いが広まったと思われる。』