会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

翼状片とは 2

2012-08-03 09:00:05 | 健康
2012年8月3日(金)晴れ 猛暑日 
厳しい暑さが続きます。

震災復興を願って植えたひまわりが咲き出した。じりじりと太陽が照りつけ、みんみんセミが鳴いている。夏真っ盛りです。夏バテ対策は????。
 昨晩は独り。夕食は近所の焼肉店で済ませた。生ビールと馬のレバー刺し、そして冷麺。馬のレバー刺しは新鮮でこりこりしていてとってもおいしかった。私の夏バテ対策でした。

翼状片のことについて昨日の記事の続きを書きます。
翼状片は、角膜と結膜の境目にできる小さな半透明の隆起状の「瞼裂班けんれつはん」からはじまります。瞼裂班は多くの人にあり、30歳代の30%程度、40歳代の50%程度、50歳以上の70~80%ほどにみられます。みなさんも鏡で自分の目を見たとき、角膜と結膜の境目あたりに小さな白っぽい隆起を見つけるかもしれません。ただ、瞼裂班があるからといって、すべてが翼状片になるわかでないので心配はありません。

 どのようにして瞼裂班が翼状片になっていくのかは完全に解明されていませんが、原因の一つに紫外線の刺激があげられます。鼻側にできることが多いのも、太陽の光(紫外線)が鼻に当たって反射して鼻側の結膜が影響を受けやすいからです。つまり、紫外線にさらされる機会を減らせば、発症のリスクを抑えられると考えられます。
 対策はサングラス(UVカット付)や帽子、傘などを使うこと。過去の研究で、これらの方法で紫外線防御を行うと翼状片の発症頻度が低くなることが証明されている。翼状片は良性疾患であり、悪性でないため心配はいりません。しかし、視力(乱視)に影響を与えたり、美容的に気になる場合は治療の対象となります。