会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

八重の桜~フィクションとノンフィクションの狭間で~ その1

2013-08-17 20:33:40 | 地域情報
2013年8月17日(土)晴33.5℃~21.5℃ 猛暑日

NHK大河ドラマ「八重の桜」は綾瀬はるかを主役として豪華キャストで会津を舞台に進行した。これからは京都を舞台にドラまは展開する。
このドラまは新島八重の生涯を通して、戊辰戦争の惨禍から立ち上がる会津を描き、東日本大震災と原発の大事故から立ち上げる福島県を応援する企画だった。
 史実にそって脚本ができドラマが制作されていると思うが、ドラマである限りフィクションもある。
 会津若松市北公民館では、撮影に関わった地元学芸員の石田氏を講師に昨年度は「新島八重」についての講座を開設し約60名が受講したた。   

 ドラマの放映が始まった今年度は、「八重の桜~フィクションとノンフィクションの狭間で~」のテーマを掲げた。
その趣旨は『大河ドラマ「八重の桜」を観て、疑問や意見を持ち寄り、ドラマの面白さを語り合うだけでなく、歴史的な事実や真実を学びます。
 特に講師は設けず、受講者同士が疑問や意見を述べながら語り合い、必要に応じて、担当を決めて問題解決のための調査・研究・発表を行います。受講生がそれぞれ得意分野を生かして相互に学び合うという新しい学習形態です。』、
 5月から1月まで原則月1回第三土曜日に開催。受講生は12名。鶴ヶ城ボランテイアガイドや会津武士末裔、牧師、郷土史家、市民などである。

 この講座は今まで次のような学習課題で話し合ってきた。
 5月:会津藩の武家言葉はどのようなものであったのかー①
 6月;会津の方言ー「会津方部方言の手引書」や井上ひさし原作「国語元年」のビデオ
 7月:八重とキリスト教、会津のキリスタン
 8月:町人や外国人は会津戦争をどう見ていたか。

 今回は問題提起をした立場で、「会津乱世日記」松崎矩綱 著 読下し・編集(著者の玄孫)松崎 建氏 の資料を提供し話し合いをすすめた。
 すごい資料です。会津図書館で「会津史談会会報86号・87号」を見てください。
 この「会津乱世日記」についたは、編集者の了解を得ながら後日アップしたいと思います。