アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ノイズキャンセラー

2009年11月10日 | 生活
ノイズキャンセラー付きの携帯音楽プレーヤーを買った。

今まで持っていたプレーヤーは、よしぞうとペアで買ったものでもあるし、ちっこくてコロンとした格好がかわいくて、文字がきらりと浮き出たりふっと消えたりするところとかなかなか気に入っていたのだが、買ってからずいぶん経っている。ヘッドホンがいかれてきたのでヘッドホンを買い換えるか…と思っていたところ、今度出た新製品を一緒に買おうとよしぞうが提案。

今度のは、薄くて小さくて、それでいてきれいな画像も見られるものらしい。私は音楽だけでいいんだけど。そこで、今度は完璧おそろいではなくて、よしぞうはテレビ番組とか入れることを前提に上位機種、私は安いほうのを買う計画にした。でもともかく実物を見て、噂のノイズキャンセラーの具合とか、持ち心地(?)とかを確かめないとね。

私は別に急いでないのでぐずぐずしていたが、新しもの好きのよしぞうはもう待てなくて、急遽日曜日に見にいくことになった。日曜日に新宿とか出かけてしまうと翌日会社に行く意欲を失うので(^^;; 市内の電器店で手を打つことにして、路線バスでとことこと出かける。

思ったより大きい電器店で、お目当ての製品も展示されていたし、その他ついでに買いたかったもの(マウスなど)も豊富に揃っていた。よしぞうは当初、ここでは見るだけにして、もっと安いところで買う予定だったらしいが、丁寧に応対してもらったし、市内の電器店がつぶれないようにお金を落とすのも大事と思いなおし、店員さんとしばし値下げ交渉…結果的には、新宿ヨドバシに行った場合と数百円しか違わないところまで下げてもらったようである。数百円なんて、私とよしぞうが新宿往復する電車賃と、あー疲れたといって買って帰る「おこわ弁当(たぶん)」五人分を考えれば、ずっとお買い得といえよう。

というわけで、見るだけでなく早速買ってしまったので、昨日から使ってみた。耳に差し込むタイプのヘッドホンで、かなり密閉性がよいので、装着しただけで外の音はかなり聞こえなくなる。そして、電源を入れてノイズキャンセラーがオンになると、すっと魔法のように雑音レベルが低下する。おぉ。。

うるさい電車の中でも、ピアノの音がきれいに聞こえる。ポリーニのショパンの、むちゃくちゃ鮮やかで、すみずみまでクリアな弾きっぷりも、宇多田ヒカルのささやくような息遣いも、ぱっちり。

それにしても、ポリーニってなんでこんなにピアノうまいの?? いろんなピアニストと比べても、さらに際立つ解像度の高さ。同じ人間なんだろうかほんとに。手ってこんなふうに動くもの??

…話が横道に逸れたが(^^;; この新しいプレーヤーは、電車の中でも一人の世界に没頭したい場合にものすごく威力を発揮する。でもちょっと怖いくらいで…この恐怖は私にとっては現実的なもので、電車を乗り過ごす危険がすごく高まるような気がする。

道を歩くときは、むしろこの密閉度の高いヘッドホンが、自分が歩く音とかバッグとコードが擦れる音とかを大きく感じさせるので、快適かどうかちょっと微妙。
(追記: 今日の靴だとあまり気になりませんでした。靴によるらしい)

昼休みに、このヘッドホンをかけて公文をやってみたら、これは、外の世界から隔絶されてすごく集中できる。ただ、職場なのでいつ誰に話しかけられるかわからないので、なんかちょっとそこまで一人の世界に閉じこもってしまうのも落ち着かない。

つまり、使い方注意…というか電車乗り過ごし注意…音はすごくきれいです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またろうピアノ「ザナルカンドにて」

2009年11月09日 | ピアノ
YouTubeにアップできるようになったら、またろうが突然「やる気」を見せて、録音に挑戦してくれました。

曲目はやっぱり、一番またろうらしい演奏が聞ける「ザナルカンドにて」。これは、去年のホームコンサートで弾いた曲で、初めて分散和音が弾けるようになったという大進歩の記念みたいな曲ですね。

受験生のころのまたろうは、ピアノととってもお友だちで、通りすがりに一曲…勉強を始めなきゃいけないときにとりあえず一曲…と、気がつくとピアノに向かっていました。

しかし、そんなにピアノと親しかったのは、「逃避」の意味合いが強かったらしく。。

いまや、とんと弾かなくなりました。代わりに毎日の図書館通いは雨が降ろうが槍が降ろうが欠かさず、本を読むか漫画を読むか、あるいはパソコンで動画を見ているか、そんな時間の使い方がメイン。特に、パソコンはいくらでも時間を吸い込みますので、ピアノは「遠くに引っ越してしまったお友だち」のような、別に仲が悪くなったわけじゃないけど、日常は思い出さないという感じになってしまいました。

またろうは、楽譜を見ながら弾くことができないので、去年弾いた曲を思い出すにも耳が頼り。「ザナルカンドにて」もだいぶ後半忘れてしまって苦戦。昨日、出かける前の限られた時間(15分くらい)に、録音を思い立ったけれど、思い出せない音があって、これかな? これかな?? …

別の部屋にいた母がすっとんでいって、「ここ」とアシストすると、なんとか水路開通。最後まで弾いてなんとか録音できました。

本人は、出来上がった動画を見て、「あれーこんなつっかえたの選んだの?」…選んだも何も、OKテイクはこれいっこしかなかったじゃん(-_-;;

ま、本人満足してないようなので、そのうちもっといいのをとってくれるでしょう。

というわけで、暫定「ザナルカンドにて」。

別館(アメーバ)のほうは、画面はめ込みみたいなのができるんだけど、こちらは入れられませんでした。残念。でもよしぞうは、「でも動画はなるべく別館てことでいいんじゃない? こっちのブログはアンダンテさんがやたら語りたがる文字主体のブログとして、字ばっかり並べとけばいいってことで」だって。

ま、そゆことで。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またろう保護者会

2009年11月08日 | 高専生活
昨日は高専の保護者会。学年合同の保護者会、クラス懇談会、個人面談のフルコース。

進学振り分け前でもあるので出席率はわりと高い。みなさん(私も含めて)子どもからではさっぱり情報が入って来ない!! 保護者会いかなきゃ!! という感じがみなぎっている…ような気がする(^^;;

学科選択の参考にということなのか、各学科の進路状況についての話があった。例年、高専の本科(五年間)卒業生に対して、40倍くらいの求人があるところ、今年は不況の影響か減少して30倍くらいになり、逆に専攻科に対しての求人は増えて、卒業生20人程度に対して、例年の200人くらいから300人くらいになったとか。

それぞれの学科の、就職内定および進学先をみると、思ったよりだいぶ進学が多い。半々なのかと思ったが、機械・情報・物質では1/4~1/3程度が就職という感じである。電子はもうちょっと就職が多いのかな(メモし忘れ)。

そして気になる「進振り点(どのくらいの成績で希望学科にいけそうか)」だが、要するに、定員ぐらいまでの希望者数であれば成績は関係ない(留年しちゃしょうがないが)ということになる。またろうの希望する機械は、定員43くらいに対して44くらいの希望者で、ほとんど問題なさそう。一番人気は電子の52人、次いで情報の45と機械の44、定員に満たないところが物質の37、電気の33。そんなにひどく偏ってもいないという感じ。

そこで、ややほっとした(?)ムードを引き締めるように、「どの学科に行くかということについては、どの学科に進んでもちゃんと勉強できますし、あまり大きな違いではないと思いますが、そもそも進学できるかというのは、大きな違いになります」と先生。

前期の中間・期末までの成績がついた段階で、「留年危険信号(Dが6個以上)」が点灯している人の数がクラス別に発表された。学年全体では33人(!)とのことで、去年の同じ時点の27人より多めとのこと。先生方の印象も、「今年はなんだかのんびりした子が多い」とのこと。やれやれ。

各教科の先生からのお話は、役に立つ話てんこもり!!

[数学] 先日、再試験をしましたがそれでもD脱出できなかった人が、幾何は36人、代数は10人います。
いきなり問題を解こうとしてわからないとかいってないで、教科書の説明をよく読んでください。とてもまとまりよくわかりやすく書かれています。

[英語] 高専生にとって英語は大切ですが、英語での留年は出したくありません。追加のレポートなど、「救いの手」をあれこれ出してますので、それをしっかりつかんでください。

[国語] 夏休みに調べたことを元に、スピーチの練習中です。プレゼン力はとても重要なので、聞いてもらえる話し方について丁寧に指導していきます。ご家庭でも練習を聞いてあげてください。

[社会] 夏休みに調べた内容を、二人一組で発表してもらっています。テストでも、そのテーマについて800字で書いてもらうのが高配点になってます。これまでまずかった人はここで挽回できます!! これまでよかった人もこれを落とすとまずいです。

[物理] テストが近くなると、「ここは大切ですよ」「出しますよ」と強調しているのですが、テスト結果をみるとどうもそのことがよく伝わっていないようです。授業をよく聴いて、ノートをとってください。ノートは提出あります。
幾何の方で三角関数わからなかった人は、物理も困りますのでしっかり復習を。

[化学] 意外とこの先、物質以外の学科でも化学は使います。また、大学編入には必要になることが多いです。編入試験の一週間前になって、「先生、化学全部忘れちゃった、やばい」と来ないように

[ものづくり基礎工学(実験)] お互いに仲良くなりリラックスムードで、じゃれあいも増えています。でも実験では危ないものを扱いますから、硫酸を持っている人に後ろからケリ入れたりしないようにしてください

[工学基礎演習] 問題演習で、毎回提出あります。提出が期限どおり出ていればとにかくAがつきます。遅れれば減点、提出がないのは即「D」がつきますからご注意ください。
#私としては一番これがコワイ(o_o) この点を個人面談で確認しよう。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイオリン動画アップまでの長い道のり

2009年11月07日 | バイオリン
私は二十ン年前からのパソコンユーザーなのですが。

えぇ、最初のパソコンは9800VX2とかいうやつで、5インチのフロッピーディスクドライブが2つついてたんですよね。それで、自分でconfig.sysやautoexec.batを書き換えたり、BASICでプログラム書いたりはふつうにやってたし、今でも、コマンドプロンプトからfor文やリダイレクトを駆使して便利に使ってますけど…

いまどきの人みたいに動画アップするのとか、できないんです。

私のブログご覧になるとわかりますけど、圧倒的に文字ですね。絵文字すらこなれて使えない感じです。画像はようやく貼れるようになりましたけどねぇ。

でも、ブログ村のバイオリンカテゴリーで不動のトップ、VNYOさん企画の発表会に参加するためにはここをクリアしないといけません。

VNYOさんのバイオリンブログが圧倒的な人気を誇っているのは、別にブロガーの中でVNYOさんが一番バイオリンがお上手だからとかそのような理由ではありません。漫画パロディーのおもしろさや文章の楽しい調子とかはもちろん大きな理由ですが、そのほかに企画力の高さというのがあります。

オフ会やピグ部活や、みんなのバイオリンを紹介する祭りだとか、いろいろやってみんなを巻き込んでいくわけですね。私もこれに乗っかって、あれこれやっていけば楽しい「バイオリンブログライフ」が待っているような気がするんです。
#たまに忘れますがバイオリンブログです。

それで、まず録音に挑戦してみました。なぜ録画でなく録音かというと、録画だと顔を映さないアングルとか考えるのが面倒で、三脚も立てなきゃいけないとか私なりにハードルが高かったからです。

休日にじっくりやって、バラードを録音してみたときはなんとかとれたんですよ。途中こじろうに話しかけられて、あまつさえピアノの鍵盤まで勝手にいじられて、まともな録音にはなりませんでしたけど録音そのものはできてました。でも録音レベルが低すぎて聞きにくかったのでそれは要改善ですね。

次に、平日で15分くらいしか時間のないときに、バイオリンで録音してみたのですが、これは失敗。まったく録音できていませんでした。レベルメーターがふれていたので録音してる気でいましたが、おそらくはレックポーズだったとか、そんなとこでしょうか(-_-;;

気を取り直して、昨日再挑戦したところなんとか短い曲の録音に成功し、パソコンに取り込んでwavファイルにするとこまでいきました。成功したとなったらこれをアップするところまでやってみたくなってしまい、よしぞうから教えてもらったページを参考にえっちらおっちら試してみました。

(1) 紹介されているソフトをインストール。二つ目がリンク切れになり別から探して悪戦苦闘。
(2) 静止画を選ぶ。適当なのがないんで、またろうが茶しばいてる絵を流用。
(3) 静止画と音声を合わせて動画(avi)にする。書いてあるとおりのやり方で忠実にやったらできた。
(4) aviをflvに変える。このソフトがややこしくて、書いてあるとおりの設定でやったつもりなのにエラーが出て動かない。

動画までいったのにな~ここで挫折か~と思ったところへ、救いの手が(よしぞうが帰って来た)。よしぞうも古い人なのは同じなので(笑)動画なんか作ったりアップしたことはないのですが、エラー見て設定を変えてあれこれやってくれました。

できた~!!

それからYouTubeのユーザー登録してめでたく初動画アップ。感動です。

そして、昨晩取り急ぎ、動画アップ成功については別館のほうでブログに書いたんですが、ブログの中に画面はめ込んだみたいな見せ方がわからなくて、YouTubeにリンク貼っただけです。あとはこの謎を解けば…

選曲とバイオリンの練習だ~

(と、いっていたら、VNYOさんから救いの手がさしのべられ、画面はめ込みの方法がわかりました。でも、アメブロではできてこちらではできませんでした)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バイオリンレッスン(7): 伴奏者への合図

2009年11月06日 | バイオリン
前回のテーマは「弓の着地」でしたが…引き続きうまくいきません(-_-;;

着地に自信がないので、極力低空飛行をしていましたところ、先生から、「弓の動きは円運動で!!」とツッコミが入りました。はは。

先生がやると、ふわっ、すーー。といくんですよね。それがどうも、なかなか。

A線の4の指は引き続き不安がありますが、前回ほどひどくはなく、付点音符練習のページはOKが出ました。音符3つ分を1つ分で戻すときは、音が裏返らないように強めに弾きだすこと(アップは強めでよし!!)、それとそもそも3つ分のときはケチケチ進めるということがポイントのようです。

次のページは「主人は冷い土の中に」「ラルゴ(新世界より)」と、A線の4の指嫌いの人にはなかなかつらい曲が並んでいます。とりあえず「主人は冷い土の中に」を弾いてみて、冒頭の「ミーファドシラ」の太字の「ミ」に入るところの練習方法についてアドバイスをもらいました。

4の指を押さえることばっかりに気が行ってると、しっかり移弦する前に弾きだしてしまって前の弦の音が混じるので、最初は半拍休みがあるくらいのつもりで間を空けていいから、弓の角度を確認して弾きはじめる練習をするように、と。

さてメインディッシュの「狩人の合唱」については、前回崩壊した最後の重音のところ、今回はなかなかうまくいってほめられました(^-^) 毎回、何かしらはよくなるんだけど、全体として間に合うかどうかはビミョー。

冒頭のスラー「ラシドレ」は、音が上がるほうなので、指をぱきぱきためらいなく押さえていかないといけません。これはずいぶん練習したのでほとんど大丈夫になったけど、意外とつまづいているのがなにげない「ドシラシ」のスラー。

指を押さえるほうだけではなくて、離すときも「ぱきっ」と離していかないと中間の音が混じってしまいます。ここの練習をしばし…

それと、めずらしく右手について。弓の持ち方はもぅ、何より大事なはずなのだけど、これまであまり何も言われたことがありませんでした。それどころじゃなかったというのもあるけど(^^;; 短い曲なら、最初気をつけて、いい形で持てればわりとそのままで弾きおわるんです。

それが、「狩人の合唱」になると必死で弾いてるうちにだんだんずれてきて、私の場合は、人差し指のだんだん根元のほうで持つような形になって、弓の融通がきかなくなります。自分でも気になっていたんですが、やはりというか今回指摘されました。

先生のアドバイスは、ときどきある休符のときにさりげにチェックして、もにょもにょって直しちゃえというものでした(^^) うまくいくでしょうか。

そして、現実問題として非常に大切な、合図の出し方。要するに、最初や、遅くしたところなどで、あわせやすいようにオーバーアクションするわけですが、例えば最初出るときに、「1と2、ミ」の「1」はとても小さな動き、「2」は大きく、など、詳しく教えてもらいました。

このへんのところは、実はフルートやってたときと感触違わないので、なんとかなるような気がします。

いよいよ、ホームコンサート前のレッスンは残り一回となりました(o_o;;
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする