高齢者の医療費高騰の最大の原因は”薬づけ”にあるとされている。70歳以上の年寄りの2割は7種類もの薬をのんでいるという統計もある。たしかに僕ら年寄りが集まると、まるで自慢しあうように服用薬の種類や名前を話し合う。僕も最近まで降圧剤と糖尿病の治療薬3種類をのんでいたが、昨日、主治医の診断で、糖尿病治療薬に次いで、30年来お世話になっている降圧剤も一時ストップして様子をみることになった。馬齢を重ねると、普通、薬の種類や量は増えるものだが、その逆である。大万歳だ。
高血圧で降圧剤をのみ始めたのは30数年前、まだ50代の頃だった。会社の健康診断で高血圧と診断され以来定期的に通院し降圧剤をのんでいる。世間では一度、降圧剤を飲みだしたら、途中でやめてはいけないといわれている。これを忠実に守ってきたわけだが、ここ10数年数値は安定している。現在の主治医に代って毎日のんでいたのが隔日になったが、数値は変わらない。今年になって、主治医の決断で、2種類の糖尿病の治療薬の服用をやめたが、血糖値は安定している。
昔、僕が現役の頃は”年齢プラス90”が適正血圧とされていた。それで行くと、僕の血圧は170台でよいのだが、最近の僕の血圧は110台から120台、下も60台から70台、降圧剤をのんだ日ものまない日も同じである。最近発表になった人間ドック学会の新基準によると、収縮血圧160、拡張血圧100が高血圧とされている。この基準を僕はクリアしている。むしろ低い感じがする。
日本の社会保障制度の最大の問題点は老人医療費の高騰で、その原因は”薬づけ”にあるといわれて久しい。そして、まるで年寄りが悪者扱いされているが、僕ら高齢者だけが悪いのではない。やたらに薬に依存する日本の医療機関に最大の問題があるのではないだろうか。
高血圧で降圧剤をのみ始めたのは30数年前、まだ50代の頃だった。会社の健康診断で高血圧と診断され以来定期的に通院し降圧剤をのんでいる。世間では一度、降圧剤を飲みだしたら、途中でやめてはいけないといわれている。これを忠実に守ってきたわけだが、ここ10数年数値は安定している。現在の主治医に代って毎日のんでいたのが隔日になったが、数値は変わらない。今年になって、主治医の決断で、2種類の糖尿病の治療薬の服用をやめたが、血糖値は安定している。
昔、僕が現役の頃は”年齢プラス90”が適正血圧とされていた。それで行くと、僕の血圧は170台でよいのだが、最近の僕の血圧は110台から120台、下も60台から70台、降圧剤をのんだ日ものまない日も同じである。最近発表になった人間ドック学会の新基準によると、収縮血圧160、拡張血圧100が高血圧とされている。この基準を僕はクリアしている。むしろ低い感じがする。
日本の社会保障制度の最大の問題点は老人医療費の高騰で、その原因は”薬づけ”にあるといわれて久しい。そして、まるで年寄りが悪者扱いされているが、僕ら高齢者だけが悪いのではない。やたらに薬に依存する日本の医療機関に最大の問題があるのではないだろうか。