G7先進国の中で唯1か国コロナ.ワクチン接種が始まっていなかった我が国がやっと承認に漕ぎつけ17日には接種が始まるという。すでに接種順位からその会場、スケジュールまで準備が進められいるが、事前の世論調査によると、接種に対して必ずしも賛成者だけではないらしい。その原因の一つが若い世代を中心に「ワクチン」につい理解と馴染み薄いことからきているようだ。
これに対して戦前、結核が国民病だった時代に小学生だった僕ら世代は学校で「BCG」というワクチンを接種させられている。その痕跡が今でも四つ右腕に疱瘡となって残っている。ツベルクリン検査薬で陽性反応者以外、全員強制的に接種させられた。戦後医薬の進歩で日本では結核は国民病ではなくなったが、年間1万人もの感染者が出ており、乳児時期(5か月ー8か月)で「BCG」接種が義務づけられている。
「BCG」接種体験者は結核の怖さを知っておりワクチンの有効性を理解している。たぶん接種度も高いと思う。問題は乳j児期体験だけでワクチンの有難さを知らない世代だ。あまり、芝居気のない菅義偉総理だが、国民的な女性タレントと一緒に笑顔で写真に納まり安全性をPRされたらどうだろうか。莫大な国費を使っての国家事業である。